2013年3月23日(土)
月島総記:さーて、お次は次は荻原結衣です! 和み系ヒロイン筆頭・結衣! 原作ではあまり活躍の場がなかったヒロインですが……どうですか皆さん、この子については!? | ||
月島トラ:活躍シーンの少なさについては、原作中でもネタにされていましたね……あたしゃもう不憫で不憫で。 | ||
日向もやし:何言っているんですか、2人とも! 原作でもちゃんと活躍したじゃないですか! | ||
月島トラ:え? “悠奈をヒロインとして認定した数少ないキャラ”という部分で、ですか? | ||
日向もやし:あーもー、わかってないですなー。いいですか、原作における結衣のよさは“ある人物の意外な一面を引き出すことに成功した”という点ですよ! その後、結衣自身は大変なことになったけど! | ||
月島総記:え……? あ、“あのシーン”のことか! | ||
月島トラ:あー、アレですね! それであの人物の魅力と個性も、再認識されたんでしたね! | ||
日向もやし:そうそう。あのシーンがなかったら、『リベリオンズ』の物語的方向性も全然別になっていたと言っても過言ではありません。というわけで、原作の結衣の魅力について理解できましたか2人とも。 | ||
月島総記:理解しました。結衣は『リベリオンズ』の母とでも言うべきキャラということですね。 | ||
月島トラ:そして他キャラの魅力を120%引き出す“内助の功”的ヒロインでもあると、こういうわけですな? | ||
日向もやし:その通り! というわけで、私は結衣が一番好きです! 前にインタビューで答えた時と、理由が全然違うけど(笑)。 | ||
月島トラ:言われてみれば確かに、今回結衣と深く絡んだ○○と○○と○○は、結衣のおかげでさらに魅力的に描かれましたね。 | ||
月島総記:確かに確かに。それにしても結衣は、この物語の中でも人並みはずれた“普通さ”を持っていると思うのですが、それが他のキャラの魅力を引き出す力につながっている気がしますねぇ。 | ||
月島トラ:なるほど、他キャラの特異点に対するチェッカーか! 初音の時は“変わることの意義”というものを提唱しましたが、結衣が背負っているのはむしろ“変わらないことの意義”ですね。 | ||
月島総記:おぉ~、それはズバリ結衣の特質を現していますね! | ||
日向もやし:ですね! それ故に、朗らかなシーンでは朗らかに、緊迫したシーンでは思い切り緊迫する。そして嫌なことがある時は、ちゃんと何が嫌なのか主張する……というように、各シーンを際立たせることができるのではないでしょうか? | ||
月島総記:そこがおもしろかったんですよ。普通は絶対に主人公(メインヒロイン)になれないような女の子でも、こういう形でならストーリーの中核になれるということに気づかされました。 | ||
日向もやし:いやー、結衣のよさをわかってもらえて満足っす。 | ||
月島トラ:ストーリーやキャラを全力で補佐する役回りか~。おみそれしました。 | ||
月島総記:僕もおみそれしました(笑)。でもストーリー上の役割うんぬんを抜きにしても、素直にかわいい女の子だとも思いますよ。性格的にも容姿的にも。 | ||
日向もやし:しかも『リベリオンズ』では、いろんな意味で攻め攻めです! | ||
月島トラ:そうですね、『リベリオンズ』ではさらに強化されています。今回はさまざまな役目を負わされましたからね。 | ||
月島総記:「もう活躍しないヒロインなんて言わせない! この物語のメインヒロインはあたしですよ!」――そんな意思を胸に秘めた結衣さんの奮闘を、皆様にもぜひご覧いただきたいですね。 |
※最終回では司と玲を紹介!
(C)FLAT/イエティ/Regista
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