【第5回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『私がお世話してあげる！』

文：ライターM

　本作をプレイするにあたって、Google PlayのStoreを検索するもなぜかそれらしいタイトルが見あたらず、「うにゅ？」と疑問に思ってよくよく調べてみると、愛用のタブレットには非対応だったというオチが……（涙）。

　そんなしょんぼりなスタートとは裏腹に、いざスマホでアプリを起動してみると、いきなりテーマソングが流れ始めてびっくりです。つくづく手が込んでるなぁと感心しつつ、本編が始まるとさらにびっくりのフルボイス。「こんにちは」とか、「わ～」とか、「きゃっ」とか、申し訳程度のボイスならこれまでにも体験したことはありますが、セリフのほとんどにボイスが当てられているのは、もはやコンシューマゲームのソフトと大差ありません（さすがに主人公の名前までは読み上げませんが）。

　気になるグラフィックですが、まあケータイアプリならこんなものかなと侮っていたものの、よく見ると“HDインストール”なるメッセージが……。これまたよくある読み込みが早くなるやつでしょと思いきや、解像度までがっつり変わりました（写真参照）。無闇にヨイショする義理も義務もないのですが、正直、基本無料アプリでここまでサービスするとは……。

　しかも、ヒロインのバストが見事なまでの“乳袋”！（←意味がわからなくても、決してお父さん＆お母さんに聞いてはいけません）　キャラクターデザインを担当なさった、をん先生……激しくグッジョブです！

▲写真左が通常プレイで、写真右がＨＤインストール後。

▲筆者的にチチオシ、いや、イチオシのヒロインかなめ。「はうぅ」とか「はわわ」とか、優等生が垣間見せるドジっ娘シーンのボイスはかなりクセになります。

　筆者としては、ぷちこ時代から注目してきた沢城みゆきさん演じる美桜音かな～と迷いつつも、最終的に竹達彩奈さん演じるかなめに決定。『魔法少女まどか☆マギカ』でヒロインのまどかを演じられた悠木碧さんの紅夏も捨てがたかったのですが、キャラ設定の“誰にも言えない趣味”という一文が決め手になりました。

　さて、本来ならキャラ別ストーリーについても細々と触れておきたいところですが、詳しい内容は大人の事情で自主規制。ストーリーを読み進めるためのチケットは1日1枚無料で配布されるので、スローペースでも構わないという人は無料のまま楽しめます。もっとも、シナリオが“いいところ”で区切れるため、毎回非常に後ろ髪引かれる思いでチケット配布を待つことになるんですけどね！

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