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2013年4月12日(金)

【第9回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『ガールフレンド(仮)』――堀江由衣さんら60名以上の女性声優が登場する学園カードゲーム

文:リプトン熊田

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■モテる奴が勝つ、それが『ガールフレンド(仮)』のバトル!

 本作のバトルは他のプレイヤーとのカードデッキ対戦という形式ではありますが、互いに攻撃をするわけではありません。デッキ(センバツ)に組み込んだガールたちから自分がどれだけ“応援”されるかを競うという、男子にとってはまさに夢のようなバトルなのです。常に女性陣を引き連れて行動しているイケメン同士の、暴力を一切使わない戦いです。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲プレイヤーキャラ同士の殴り合いではなく、ヒロイン同士の応援合戦で勝敗が決まる本作のバトル。それぞれのカードが持つ“センバツボーナス”が大きくかかわってくるので、慣れてきたらいろいろと調整してみましょう。

 そしてバトルの相手は3種類の中から選ぶことができます。レベルの近い人、秘蔵写真を持つ人、そして自分のクラスメイトです。最初のはまぁ、そのままの意味。勝てばメンズptとガルを入手でき、センバツメンバーの好感度が上がります。が、3つの中では一番実入りが少ない感じ。

 秘蔵写真は、6分割された欠片を集めることでガールカードを1枚入手できるというもの。欠片は登校時に入手できることがありますが、バトルで奪い取るほうが手っ取り早いでしょう。ただし、自分もいつ奪われる側になるかわかりません。どうしても奪われたくない欠片は、“まもっキー”というアイテムを使えば保護できます。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲秘蔵写真は、欠片を6種類集めると1枚のカードとして復元できます。そして進展させるためにはカードが複数枚必要になるので、欠片を奪われないようにしながらコツコツと集めていきましょう。

 最後のクラスメイトですが、本作では一定期間おきに、プレイヤーが15人単位のクラスに編成されます。クラスメイトにバトルを仕掛けるとメンズptが2倍もらえる他、そのポイント数値によってクラス内の順位が決まり、上位にいくほど多くの報酬がもらえます。本作のバトルの中では、このクラスメイトに対するバトルがもっとも実入りが大きいと言えるでしょう。とはいえ、本気で課金しているプレイヤーはセンバツの強さもメンズptも恐ろしいことに……。どれくらい上を目指すかは、各々のプレイスタイルによって決めることを強くオススメします。自分は戦うよりも愛でる派なので、ガールズ名簿を埋めていくほうをメインに楽しんでいます(笑)。

■気軽に楽しむことも、逆にやり込むこともできる“進展&エール”

 同じガールカード同士を合成することで、カードの性能を上げることができる“進展”。初期カードを1段階目とすると、3段階目までランクアップすることができ、そのたびにカードの絵柄が変化していくんです。これがまたなんともうれしい! 1段階目→2段階目は服装などの差分変化といった感じですが、3段階目になると絵自体がガラリと変わる他、R→R→HRといった具合にカードのレアリティーもひとつアップします。そしてこの“進展”、実はかなり奥が深いんです――。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲制服が甲冑になり、最終的に忍姿となる“妄想城主”こと前田彩賀さん。武将なのか、忍者なのか(笑)。こういった絵柄の変化がすごく楽しくて、カードを集めのモチベーションにつながるんですよね。

 カードのパワーアップにはもう1つ“エール”というのがありまして、これは他のカードを素材として消費することで、対象カードのレベルを上げるというもの。で、レベル1同士を進展させたモノと、レベルMAX同士を進展させたモノとでは当然、後者のほうが強いわけです。ただ、すべてのカードをレベルMAXまで持っていくのはかなり大変。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲素材カードをつぎ込み、対象カードのレベルを上げていく“エール”。なお、素材と対象カードは同じタイプのほうが、成長効率はいいようです。こちらの写真はダメな例ですが、まぁ序盤なのでご容赦ください。

 バトルにあまり興味がないのであれば、レベルはあまり気にせず、複数枚持っているガールカードはすぐに進展させてしまってもいいでしょう。自分もバトルよりイラスト変化を楽しみたいという気持ちが強いので、とりあえず手に入ったカードは進展させてからレベルアップして、強いモノからセンバツに組み込んでいます。なので強さ的には全プレイヤーの中でも最低ランクではないでしょうか。

 一方、とことん強さにこだわるのであれば、“レベルMAX同士を合成した2段階目”を2枚用意して両方ともレベルMAXに→進展してできた3段階目をレベルMAXにすると、カードの性能を限界まで引き出すことができます。好感度もMAXにすると、強さはさらにアップ。時間も手間もかかりますが、本命1人だけでも挑戦してみるといいかもしれません。

『ガールフレンド(仮)』 『ガールフレンド(仮)』
▲試しにレアカードをレベルMAXまで上げてみました。攻援力、守援力ともに大きく数値が上がっていますが、これ1枚育てるだけでもかなりの素材とガルを投入しました。うーん、強くなるって大変ですね……。

 ――というわけで、『ガールフレンド(仮)』のご紹介でした。遊んでみた感想としては、無課金でカードを集めていくカジュアルな楽しみ方もできますし、ガッツリ課金してプレイヤー同士の熾烈なバトルに興じることもできるという懐の広さを持った作品だと感じました。そしてヒロインカードの絵柄の変化を気軽に楽しめたり、キャラが有名声優さんの声でしゃべってくれたりと、うれしい要素も盛りだくさん。まだまだ出会えていないヒロインも多いので、今後も自分のペースでゆっくり楽しんでいきたいと思います。今は高垣彩陽さんCVのガールカードが超欲しいです。

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データ

▼『ガールフレンド(仮)』
■メーカー:サイバーエージェント
■対応機種:iOS/Android
■ジャンル:ソーシャルゲーム
■配信日:2012年10月29日
■価格:無料(アプリ内課金)

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