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2013年5月9日(木)

ムフフなおしおきも気になる『クリミナルガールズ』のキャラクター辞典! 少女たちの背負った罪とは!?【電撃日本一】

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアの設立20周年を記念する特設ページ“電撃日本一ソフトウェア”の連載コーナーとなる“キャラクター辞典”。開発スタッフのコメント付きで、さまざまなタイトルの人気のキャラクターを紹介していく。

 今回は、2010年にリリースされた少女おしおきPRG『クリミナルガールズ』をクローズアップ。若くして命を落とした“半罪人”の少女たちを更生させ、現世に蘇らせるため、彼女たちの指導教官となって数々の試練が待つ“地獄の塔”の踏破を目指すというタイトルだ。

 開発当時、アシスタントプロデューサーを務めた多々内良則氏のコメントとともに、個性あふれる『クリミナルガールズ』のメインキャラクターを紹介していこう。


『クリミナルガールズ』

『クリミナルガールズ』
・発売日:2010年11月18日
・対応機種:PSP
・ジャンル:少女おしおきRPG
・希望小売価格:5,040円(税込)
[備考]
・パッケージ版の発売と同日にダウンロード版を配信


■わがまま放題の少女たちをまとめあげ、地獄の塔の最上階を目指せ!

 未来で罪を犯す宿命を背負いながら、若くして命を落としてしまった者を、半罪人と呼ぶ。地獄では、そんな半罪人たちに更生の機会を与え、現世に生き返らせる更生プログラム、通称“ヨミガエリ”が行われている。ヨミガエリの内容は、さまざまな試練や“クリミナル”と呼ばれる怪物がひしめく地獄の塔を踏破すること。半罪人である7人の少女の担当教官となった主人公は、わがまま放題で一筋縄ではいかない少女たちをまとめあげ、塔の最上階を目指すことになるが……。

『クリミナルガールズ』

 『クリミナルガールズ』は、ランダムエンカウントのコマンド選択式ターン制バトルという、オーソドックスなシステムのRPG。ただし味方キャラクターの行動は、少々変わった独自のシステムで選択することになる。

 各ターン、戦闘に参加する4人のキャラクターは状況に合わせて、好き勝手に“提案(コマンド)”を行ってくる。プレイヤーはこの中から1つを選んで、行動の方針を決めることになる。思い通りに細かな指定を行うことはできないため、誰の提案を採用するかが勝利のポイントであり、プレイヤーの腕の見せどころでもあるのだ。

『クリミナルガールズ』 『クリミナルガールズ』
▲戦闘では、参加メンバーが毎ターン発言してくる提案の中から、1つを採用して行動を決定する。どの提案を選ぶかで、戦闘の状況は二転三転していくことに。

 なお、少女たちはゲーム開始時はまったく言うことを聞いてくれないが、“おしおき”を行うことで少しずつ言うことを聞いてくれるようになり、提案のバリエーションが増えていく。おしおきのシーンでは、少女たちの甘いボイスやちょっとエッチなおしおき画像を見ることができ、本作のウリの1つにもなっている。

『クリミナルガールズ』 『クリミナルガールズ』
▲わがまま放題の少女たちをしつける、おしおき。ミニゲームをクリアすると経験値がたまり、一定値に達するとスキルを習得して、提案してくる内容が変わってくる。

 ゲーム終盤では、半罪人が騎士へと転身する“騎士化イベント”が発生する。騎士化すると、さらに強力なスキルを習得できたり、キャラクターの服装が囚人服から騎士のよろいにチェンジするといった変化が起こる。今回の記事では、後述する各キャラクターの紹介にて騎士姿のビジュアルも掲載しているので、あわせてチェックしてみてほしい。


【キサラギ】(CV:長谷川明子)

『クリミナルガールズ』 『クリミナルガールズ』
●半罪人バージョン●騎士バージョン

―物の価値や値段に異様な執着を見せるツインテールの少女―

 ツンデレ気質なところがある金髪ツインテールの少女。物の価値や値段を気にする性格で、なぜかホンモノであることにこだわる節がある。

 戦闘では、攻守にわたってすきがない、バランス型の性能を持つ物理タイプのキャラクターとして、どんな場面でも柔軟に活躍できる。また、毒や麻痺の状態異常攻撃に加え、HP吸収攻撃、敵からアイテムなどを盗むといったスキルを使うことができるため、トリッキーな戦術を繰り広げることも可能となっている。

 
『クリミナルガールズ』
▲初対面の主人公に対し、いきなり身に着けているベルトの値段を聞いてくるなど、物の価値や値段に関する発言にはためらいがない。

●開発スタッフからのコメント:キサラギ編

 “強欲”の罪を背負ったセンターポジションの女の子です。レーティング審査の際に、この娘のエピソード描写が強烈すぎて“Z指定(18歳以上対象)”になりかけて、あわてて一部シナリオを修正したという出来事がありました。17歳女子高生は、最後まで大人の手を焼かせてくれました。(多々内)


【アリス】(CV:又吉愛)

『クリミナルガールズ』 『クリミナルガールズ』
●半罪人バージョン●騎士バージョン

―予言めいたことを次々と的中させるミステリアスな少女―

 口数が少なく、消極的で無害なように見えるが、たびたび予言めいたことを話すなど、ミステリアスな一面を持つ。本人いわく、他の人には見えないものや、聞こえないものを見聞きできる特殊能力を有しているらしく、実際にゲーム中では遠視の力で仲間を助ける場面などもある。

 アリスの戦闘スタイルは、高威力の魔法攻撃で敵に大ダメージを与えるというもの。HPや防御力が低いという弱点があるが、一撃で戦況をひっくり返せるほどの高火力は、弱点を補って余りある。

『クリミナルガールズ』
▲他の人には感知できないことを見聞きできる特殊能力を持つため、たびたび主人公たちを困惑させることも……。

●開発スタッフからのコメント:アリス編

 アリスにおしおきをしてると、やってはいけない悪いことをしてる気分にさせてくれます。良心の呵責に耐えながら、それでもおしおきする背徳感。この娘は『クリミナルガールズ』のおしおきを体現していますね。(多々内)


【トモエ】(CV:原由実)

『クリミナルガールズ』 『クリミナルガールズ』
●半罪人バージョン●騎士バージョン

―無意識のうちに色香をふりまく爆乳少女―

 京風の口調が印象的な少女。見た目は魔性の女というイメージがぴったりで、服から今にもこぼれ落ちそうなほどの大きなオッパイを持つ抜群のプロポーション。無意識のうちに、周囲に色香をふりまいている。しかし、性格はかなりのおっとり屋なうえに、天然ドジっ子気質なところがある。

 戦闘スタイルは、高い攻撃力で敵を一掃する物理アタッカータイプ。防御力が極端に低いので活躍する状況は限られてくるものの、一瞬で勝負を決めたい場面では、限りなく重宝するだろう。

『クリミナルガールズ』
▲初対面時にも、天然ドジっ子気質な面を遺憾なく発揮してしまい、自ら罠に飛び込んで主人公たちに迷惑をかけてしまう。

●開発スタッフからのコメント:トモエ編

 こう見えて、キサラギよりも年下の16歳なんです。とてもサコやユコと同い年には見えませんよね。京都弁の女の子ということで、声優さんも関西出身の方を選びました。

色っぽいセリフが多いので、ボイス収録の際に声を聴きながら男性スタッフが顔を赤らめていたというのは、いい思い出です(笑)(多々内)


→次のページでは、男勝りなラン、双子のサコとユコ、
そして頭脳明晰なシンを紹介!(2ページ目へ)


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