2013年5月10日(金)
キャラクタークリエイト終了後、プレイヤーは相棒アフィンとともに惑星ナベリウス森林エリアへの出撃を命じられる。ここでプレイヤーは、ゲームの基本操作を習うことになる。いわゆる“チュートリアル”だ。
ハンターの操作系は左スティックがキャラクターの移動、右スティックが視点変更、□ボタンが攻撃、△ボタンがフォトンアーツ、×ボタンがジャンプ、○ボタンがアイテムの取得、Rボタンが武器ごとに異なる武器アクション。ハンターの場合、初期装備では“ガード(防御)”になっている。特殊なものでは、左スティック+○ボタンで回避。アイテムを使いたい時は画面下のサブパレットのアイテムアイコンを直接タッチするなど、細かい操作はいくつかあるが、ここではまず“基本中の基本”を確実に押さえておきたい。
▲本格的な3Dアクションが楽しめる。敵が強くなるにつれ、立ち回りなどを工夫する必要があるのもやりがいがあって実にいい。 |
正直、プレイする直前まで「アクション要素は一定の快適さが担保されていれば十分かなぁ」とタカをくくっていたが、実際触ってみると本格的な3Dアクションが実現されていてオドロキ。近接または射撃で攻撃ボタンを押した直後に出現する赤いサークルにタイミングよくボタンを押す“ジャストアタック”システムが適度なアクセントになっており、ダメージも上昇するなど爽快で楽しい。
敵との戦いも最序盤こそパワープレイが通用するが、レベルが上がりストーリーが進展してくると、職業ごとの戦い方はもちろん、敵ドロップやショップで入手する“装備”や“スキル”の重要性がグングン増してくる。最初にハンターを選んだ筆者だが“近接職はマゾい”というオンラインRPGのお約束が的中。序盤クエストを終了するころには他職をローテーションで育てるようになっていたが、これは筆者が寄り道を楽しみたいがための行動で、システム的にはどれか1つの職を集中的に伸ばしたほうが効率がいいように見受けられる。サブはメイン育成の途中で拾ったアイテムをあてがいつつ、簡単なクエストで一気に引き上げたほうがよさそうだ。
▲メインにするクラス(職業)は好みが大きく分かれるところ。個人的には、回復手段が複数ある職業のほうが初心者向きという気はする。 |
チュートリアルクエストが終了すると、プレイヤーことアークスは“アークス・ロビー(以後ロビー)”に放り出される。ちょっと乱暴な表現だったかもしれないが、初心者は恐らくそのような印象を受けるはず。慣れるとさほど広くもない(失礼)ロビーだが、慣れないうちは「どこに何があるやら」でおっかなびっくりという人も少なくないだろう。
ロビーは“ゲートエリア”と“ショップエリア”に大別される。前者はプレイヤーがチュートリアル終了後に出現した場所で、クエスト(任務)を受けられる“クエストカウンター”、職業を変えられる“クラスカウンター”など、文字通りゲームを進めていくための出入口となるエリアだ。任務に出る際は、ここにある出発ゲートを通って“キャンプシップ”と呼ばれる船に移動し、惑星など冒険の舞台となる“フィールド”に出る。
“ショップエリア”は、武器、アイテム、コスチュームなどを取り扱うカウンターが集合したエリア。序盤はほぼ縁がないが、リサイクル、バッジ交換、マイルーム関連のカウンターもここに集中している。
「ロビーって、何をしたらいいのかわからない!」となりそうだが、実は筆者も「ここロビー……だよね? どこで何をすればいいの?」と多層構造にビビったくち。まずは“ゲートとショップ、2つのエリアに分かれていること”をふまえて、どこに何があるか実際に足を運んで確認。ついでに、エリア各所にいるノンプレイヤーキャラクター(NPC)の話も聞いておくといいだろう。
▲“ゲートエリア”はクエストカウンターなどゲームを進めていく機能が集約されている。 |
チュートリアル直後にまず話かけておきたいNPCは、メインストーリーを進めるのに必要不可欠な“マターボード”をくれるシオン、最初のクエストをともにした相棒ことアフィン、そしてPS Vita版だけに登場するコラボキャラのトロとクロ。マターボードはストーリークエストに直接かかわるもので、ある意味もっとも重要なアイテムの1つ。シオンは、チュートリアル後のプレイヤーに最適なNPC依頼クエストをいくつも用意して待ってくれている。
NPC依頼のクエストは“クライアントオーダー”と呼ばれ、ゲームを進めていくとロビー内に散在するあちこちのNPCから請け負うことができるようになっていく。クライアントオーダーをこなすと、ソロプレイの際に仲間としてPTに加えられる“パートナーカード”がもらえる。ちなみにクライアントオーダーは、クエストカウンターで引き受けられるクエストとは別に、同時進行できるのでできそうなものは片っ端から引き受けておくといい。
▲“ショップエリア”は、その名の通り武器やアイテムなどのショップが多数存在する。 |
▲“キャンプシップ”はフィールド出動前の準備拠点だ。 |
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