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2013年5月21日(火)

『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』のプレイレビュー! レイドモードに新参戦するハンクに大興奮【春のレビュー祭り】

文:深谷ねぎ

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■“キャンペーンモード”に歯ごたえありまくりの新難易度・INFERNALが登場!

 確かにゴーストシップには来たが、地獄に来たつもりはないぜ―。おっとあまりの難しさに素が出てしまいました。シリーズファンだという人やオリジナル版をやり込んだ人の中には、普通の難易度では満足できないという人も多いはず。そんな人にオススメなのが新難易度の“INFERNAL”です。

 この難易度にするとクリーチャーのやつらは、数にものを言わせてどんどん攻めて来るうえに、弾丸を撃ち込んでもなかなか倒れないんですよ! しかも、“CASUAL”や“NORMAL”では出現しなかった意外な場所から現れやがって……。おっとまた素が出てしまいました。何度か挑戦しましたが、ゲームオーバーしまくりでした。これは、確かにINFERNAL(地獄)のようですね!

『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲左がCASUALやNORMALで、右がINFERNALです。銃ばかりに頼っているとキツイので、体術も活用するといいのかなと思いました。思っただけで、使う前に死んじゃったのですが……。
『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲新クリーチャーのウォールブリスター。天井に張り付いていて、近づくと落ちてくるいやらしいヤツです。

 ただ、理不尽に難しいわけではないんですよ。アイテムの拾える場所が増えていたり、弾薬も一気にたくさん拾えたりするので、戦略次第では十分戦っていけると感じました。早い段階からアイテムボックスが配置されているので、すぐに武器のカスタマイズができるのも助かります。

 “CASUAL”や“NORMAL”よりクリーチャーの恐怖と緊張感のあるバトルが楽しめるので、一度クリアしてからぜひプレイしてもらいたいですね。

『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲同様に、左がCASUALやNORMALで、右がINFERNAL。アイテムもそうなんですが、アイテムボックスもいい位置にあるんですよね。ちょうど銃のカスタマイズをしたい時にあるのは助かりました。

■“レイドモード”に新キャラクターが登場! さらには追加要素まで

 シリーズファンから絶大な人気を誇るハンクと、本作のキャンペーンモードで登場した謎の女性レイチェルが“レイドモード”で使用可能になります! ハンクと言えば、数々の危険な任務に投入されるも、その度にただ1人生還する、通称・死神ハンク。ガスマスクがカッコイイうえ、片手でショットガンを構えて撃つ姿にしびれました。攻撃を回避しやすくなるスキルを持っているので、至近距離からショットガン→回避→またショットガンの流れを繰り返して戦えるのが、個人的にはツボでした。

 もう1人の新規参戦キャラクター・レイチェルは、セクシーな衣装で華麗に戦います。自然に体力が回復するスキルを持っているので、回復アイテムを節約できます。強敵と戦う時やバトルに慣れていない人にオススメだと思います。あとはセクシーな衣装が好きな人にもオススメですね。ぜひ条件をクリアして出現させてほしいです。

『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲所持しているスキルでキャラクターを選ぶのもいいですが、見た目で選ぶのもいいですよね。もし使いにくいと思っても、そこは愛でカバーです。
『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲レイチェルを操作する時はぜひ体術を使ってください。体をひねってからクリーチャーの頭付近を回転蹴りで攻撃する様子は、セクシーでけしからんです。

 新キャラクターの他に、新たなカスタムパーツも多数登場します。照準を合わせると自動で弾が発射される“オートショット”や、ダメージを与えるごとに体力が少し回復する“ライフスティーラー”など、いろいろなものが追加されています。また、タグが付いている武器も登場し、付いていない武器に比べて連射速度が速いなどの特殊な効果が付加されています。先ほど話したように、“レイドモード”は武器収集とカスタマイズが楽しいモード。その楽しみがさらに広がったなと思いました。

『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
▲これだけカスタムパーツなどが増えると、“僕が考える最強の武器”がいっぱい作れますね。

■他に気になったポイントを紹介

 グラフィックが向上したことや大画面で遊べるということはすでに説明しましたが、オリジナル版と比べて操作性もよくなっていると感じました。特に移動と銃の照準合わせがやりやすくなっているのは、どちらもバトルにおいて重要な要素なので、大きいと思います。

 オリジナル版から気になっていたことと言えば、クリーチャーをスキャンしたり隠れたアイテムなどを探したりできる“ジェネシス”です。最初はいろんなところにあるアイテムを探せて便利だなと思っていたのですが、使っている間は銃が使えませんし、アイテムが余ってくると使うの少し面倒くさいかなって。ただ、今回プレイした高難易度の“INFERNAL”はアイテムが足りなくなりそうなので、フルに活用できて存在のありがたみがよくわかるのではないでしょうか。正直、回復アイテムも多めに出てほしいです。

 最後に僕の意見をまとめます。初プレイの人は『バイオハザード』というゲームの楽しさを理解しやすく、オリジナル版をプレイ済みの人はパワーパップした内容に満足できる『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』。ジメジメしたこれからの季節、引きこもって本作をプレイしましょう!(深谷ねぎ)

◆春のレビュー祭り『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』アンケート◆

 『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』のレビュー記事について、6月3日までご意見を募集しています。アンケートにご協力いただいた方の中から抽選で、PS3版『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』のソフトを1名にプレゼント! 奮ってご応募ください。

【アンケートはこちら】

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

▼『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC
■ジャンル:A・AVG
■発売日:2012年5月23日
■価格:4,990円(税込)
 
■『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』ダウンロード版
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Wii U/Xbox 360
■ジャンル:A・AVG
■発売日:2012年5月23日 ※Xbox 360版は未定
■価格:4,990円(税込) ※Xbox 360版は未定

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