2013年5月31日(金)
続いて、アローンとのバトルを紹介します。バトルパートでは、まずビビッドブルー、ビビッドグリーン、ビビッドイエローの3形態から、好きな形態を1つ選んで出撃することになります。最初から全員が使用可能です。
バトルはアニメ同様空中戦となりますが、上下の移動がないので複雑な操作はありません。左アナログスティックを操作してフィールドを移動し、飛び回るアローンを撃破していくことになります。ただし、あかねちゃんは攻撃範囲が狭いので、敵に上下の軸をずらされると攻撃が届かないことが多々あります。そこでドッキングの出番! 時間や敵の撃破で上昇する友情ゲージをためると、ドッキングが可能になります。ゲージがMAXの時に、△ボタンを押せば、あかねちゃんがパッと変身してパワーアップ。テンポはいいのですが、ドッキング時にカットインやムービーがないのがちょっとさみしいかもしれません……。
▲ゲーム序盤では、まだ大型アローンとの戦闘はできず、空中を飛び回る小型アローンを倒すことになります。 |
ドッキングオペレーション後は、上下の攻撃範囲が広がるので、これで攻撃が届くようになります。あと、本作はダッシュ攻撃がないので、基本的に通常移動で接近してアローンをバシバシ叩くのが基本になりますが、ドッキング時はダッシュ攻撃判定が出るので、活用するといいでしょう。ただ、ダッシュは友情ゲージを消費してしまうので、ゆっくり移動して叩くほうがドッキング時間を安定させられます。ドッキング中も敵を撃破することでゲージがたまっていくので、うまくアローンを撃破し続けることができれば、時間を延長することも可能です。
▲ドッキングすると、攻撃範囲がより広く。必殺技では複数の敵をまとめて撃破できます。合体のカットインはありませんが、必殺技のカットインは用意されています。 |
あと、本作の特徴として、アローンを撃破するとその余波でエネルギー波が飛んでいくというものがあります。これをアローンにぶつけると、アローンが撃破され、さらにまたエネルギー波が……と連鎖が発生するというわけです。ボーリングやビリヤードのようなイメージですね。アローンが結構動き回るので狙ってやるのは非常に難しいのですが、位置取りを研究すればうまくいくかも。アクションゲームというより、パズル要素のほうが強いかもしれませんね。あと、アローンが撃ってきた弾を跳ね返すことで攻撃もできるのですが、跳ね返した弾が飛んでいく間にアローンが移動していることが多く、こちらも狙ってやるのは難しいです。防御手段と考えたほうがいいでしょう。
そしてエピソードをクリアすると、ランク評価とともに強化アイテムが手に入ります。このアイテムを装備させることで、あかねちゃんをより強くしていけるというわけですね。強化アイテムの他、キャラカスタムで装着して見た目が変わるアクセサリもあるとか。各エピソードは、後で改めて挑戦できるので、評価が低かったらあかねちゃんを強化してからリトライするといいでしょう。
それでは最後に、本作最大のポイントをご紹介して終わりたいと思います。本作のサブタイトルは、『-Hyper Intimate Power-』。略して“HIP”となります。もちろん、ゲームはこのサブタイトルに見合った内容になっており、必殺技のムービーやCGイラストでも、HIPが非常に強調されています。むしろ、HIPが主役と言っても過言ではないでしょう!
▲サブタイトルのロゴに注目。大きくデザインされた頭文字だけ読むと、“HIP”となります。 |
飛び回っているあかねちゃんのHIPを眺めながら、アローンを撃破していくゲーム。それが本作――『ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power-(HIP)』なのです! エピソード2までの範囲では……。しかし、レビューを書くにあたり本編を見直して準備していたので、序盤までしか触れられないのは本当に残念。『ビビッドレッド・オペレーション』最大の見どころである最終回の熱さとか、大型アローンとのバトルなんかについてもたくさん語りたかったのですが、今回はここまでということで、涙を拭いて終わりたいと思います!(カネキング)
▲アニメよりも、CGやカットインでやたらとHIPを強調している本作。エピソード2まではチュートリアルのような状態なので、この範囲で言えることは、ひとまずHIPだということに尽きます。 |
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※カスタムテーマのイメージは全てPS3のもの
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