2013年5月20日(月)

ガチムチハゲオヤジがエイリアンと激突する『エイリアン・レイジ』の動画が初公開! 『アサシンクリード4』のプレイ動画も【週刊洋ゲー通信】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやディベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は、5月11日から5月17日までの1週間で明らかになった新情報の中から、9個の話題をご紹介。6月に開催されるE3を前にして、海外では先行情報が少しずつ明らかになってきている。日本時間の5月22日未明には、次世代Xboxに関する発表も予定されているので、次回のこのコーナーではそれに関連するニュースもお届けできそうだ。

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■スーパーマンやバットマンを“不思議なノート”で召喚! 『スクリブルノーツ』の最新作はDCヒーローと全面コラボ

 『スクリブルノーツ』といえば、主人公マックスウェルが手にした“不思議なノート”に単語を直接書き込むことで、いろんな物や人物を自由に呼び出すことができるというパズルADVだ(※第1作と第2作はそれぞれ、『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』『スーパー スクリブルノーツ』としてKONAMIから発売)。斬新な発想が世界的な話題を呼んだこのシリーズの、第4弾となる最新作『スクリブルノーツ・アンマスクド』が発表された。

 サブタイトル(副題)に“DCコミックス・アドベンチャー”とあるとおり、本作では“スーパーマン”や“バットマン”をはじめとするDCコミックス作品と全面的にコラボ。スーパーヒーローを呼び出して、彼らのパワーを使ってDCユニバースで発生したトラブルを解決できるほか、多様なパーツを組み合わせてオリジナルのヒーローを生み出すこともできるという。

 総勢2,000名以上ものヒーローやヴィラン(悪役)がキュートな絵柄で登場するこのコラボレーションは、『スクリブルノーツ』シリーズのアメリカでの発売元が、DCコミックスの権利を持つワーナー・インタラクティブであることにより実現可能となったもの。本作はWii U/3DS/PC用ソフトとして、海外で2013年秋に発売予定だ。

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(参考サイト:『スクリブルノーツ・アンマスクド』公式サイト

■二丁拳銃を操るアサシンが海と陸で大暴れ! 『アサシンクリード4 ブラック フラッグ』のゲームプレイ動画が公開

 18世紀のカリブ海を舞台に、海賊にしてアサシンの主人公“エドワード・ケンウェイ”の冒険を描く『アサシンクリード4 ブラック フラッグ』。本作における実際のゲームプレイをたっぷりと収録した、最新のトレーラーが公開された。

 主人公のエドワードは、帆船を駆ってカリブの海をクルーズする一方で、港湾都市では多数の兵士を率いる権力者たちを相手に、壮大な陰謀をめぐる戦いを繰り広げることになる。このトレーラーでは、屋根伝いに移動して敵を一撃で倒すおなじみの戦闘スタイルだけにとどまらず、前作から大幅に進化した海戦シーンなど、多彩なゲームプレイが用意されていることが確認できる。

 中でも、二丁のピストルを両手に構えたエドワードが、敵の攻撃をかわしながら至近距離で発砲するという、新たな格闘戦に注目だ。本作はPS4/PS3/Xbox 360/Wii U/PC用ソフトとして、日本でも2013年中に発売予定となっている。


(参考サイト:『アサシンクリード4 ブラック フラッグ』イギリス公式サイト

■『ザ・ビューロー:XCOM デクラシファイド』の謎に満ちたゲームプレイが明らかに! 1960年代のアメリカで秘密裏に進行する戦いとは!?

 世界各国の政府が秘密裏に結成した防衛組織“XCOM”が、エイリアンの侵略から地球を守るSLG『XCOM』シリーズ。その番外編として制作されているTPS『ザ・ビューロー:XCOM デクラシファイド』のゲームプレイが、最新トレーラーで初公開された。

 本作の舞台は1962年のアメリカ。ゲーム中では、エイリアンによる地球侵略に初めて遭遇したアメリカ政府が、“XCOM”の元となった政府機関(ビューロー)を設立する過程が描かれるという。今回のトレーラーでも、レトロな服装でライフルを手にした人々が、1960年代のアメリカならではのクラシックカーに身を隠しながら、エイリアンと銃撃戦を繰り広げる姿が描かれている。

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 なおこのトレーラーでは、政府保管の機密フィルム風の演出が、ゲーム本編に対する期待を大いに盛り上げてくれる。本作はPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、海外では8月20日に発売予定。日本での登場にも期待したい。


(参考サイト:『ザ・ビューロー:XCOM デクラシファイド』公式サイト

■『キルゾーン:マーセナリー』の海外での発売日が1週間前倒しに! 多彩な武器を紹介する最新動画も

 元ISA(惑星間戦略同盟)兵士の傭兵(マーセナリー)として、宇宙共和国ヴェクタと独裁国家ヘルガーンの双方と契約し、『キルゾーン』3部作の裏側で進行していた極秘ミッションに挑戦するPS Vita用FPS『キルゾーン:マーセナリー』。本作は北米で9月17日に登場する予定だったが、当初の予定よりも1週間前倒しの、9月10日に発売されることが明らかにされた。

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 発売日変更の告知と同時に、本作のゲームプレイを収録した最新トレーラーもあわせて公開された。このトレーラーでは、自身を“ビジネスマン”と呼ぶ主人公が報酬を求めて、ナイフやスナイパーライフル、火炎放射器といった多種多様な武器を用いて、敵と戦う姿が描かれている。PS Vitaならではの細密なグラフィックも要チェックだ。

 日本でのリリースは現在のところ発表されていないが、国内でも人気のシリーズだけに、ぜひとも登場を期待したい。


(参考サイト:PlayStation.Blog

■核戦争後を生き抜く『メトロ ラストライト』が海外で発売! 見どころを凝縮したローンチトレーラーは必見!!

 核戦争で壊滅したモスクワを舞台に、地下鉄のトンネルで暮らす生存者たちのサバイバルを描いたFPS『メトロ ラストライト』。発売元として予定されていたTHQが財政難に陥り、競売の結果、ディープシルバーに権利が移動するなど、紆余曲折の歩みを続けてきた本作が、北米では5月14日に、ヨーロッパでは5月17日にとうとう発売された。

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 発売に合わせて、本作のローンチトレーラーが公開されている。核戦争の勃発、放射能で汚染された地上を支配する奇怪なミュータント、そしてファシストをはじめとするさまざまな勢力に分かれて対立を繰り広げる生存者たちの様子など、本作の見どころが約2分の映像に凝縮されている。

 重厚で密度の濃い世界観を持つ本作は、日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして、2013年夏に発売の予定だ。


(参考サイト:『メトロ ラストライト』イギリス公式サイト

■エイリアンパワーの超兵器で戦え! 4人協力プレイに特化したTPS『ヒューズ』のローンチトレーラーに注目!!

 エイリアンのエネルギー資源“ヒューズ”を悪用しようとする傭兵軍団“レイブン”と、それを阻止しようとする4人のエージェント“オーバーストライク”との戦いを描く、PS3/Xbox 360用TPS『ヒューズ』。5月28日に予定されている海外での発売日を目前にして、本作のローンチトレーラーが公開された。

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 『ラチェット&クランク』や『レジスタンス』といったシリーズでおなじみのインソムニアック・ゲームズが開発を担当する本作は、4人がそれぞれ手にする“ヒューズ”のパワーを利用した超兵器を、いかに組み合わせて戦うかという点が最大の特徴だ。このローンチトレーラーでも、主人公4人による協力プレイが強調されているが、本作は1人や2~3人でもプレイ可能で、その際は4人の中の誰を操作するか、プレイ中に自由に変更できるとのことだ。

 海外ではすでに体験版も配信されるなど、発売日に向けて盛り上がりを見せている本作。現時点では日本での発売は未定となっているが、オンラインプレイが盛り上がりそうなタイトルだけに、日本でも早く遊んでみたいところだ。


(参考サイト:『ヒューズ』公式サイト

■『ウィッチャー2』のメインスタッフが手掛ける新作ファンタジーRPG『ローズ・オブ・フォールン』! E3の会場でプレイアブル出展を予定

 『スナイパー:ゴーストウォリアー』などの作品で知られるポーランドのパブリッシャー&デベロッパー、シティ・インタラクティブは、本格派のファンタジー・アクションRPG『ローズ・オブ・フォールン』の制作を発表した。次世代ゲームハードとPCに向けて、2014年に発売を予定しているという。

 本作は、同じくポーランドで制作されたオープンワールドRPG『ウィッチャー2』でシニア・プロデューサーを務めたトマシュ・ゴップ氏が、新たに手掛けるプロジェクトだ。プレイヤーは人間の主人公“ハーキン”となって壮大なファンタジー世界を巡り、人類を滅ぼそうとする神々の野望に立ち向かうことになる。

 現在のところ、イメージイラスト1点のみが公開されている本作だが、アメリカで6月に開催される世界最大のゲームショー“E3”の会場にてプレイアブル出展される予定とのこと。今後の続報が楽しみだ。

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(参考サイト:シティ・インタラクティブ公式サイト

■巨大メカ(?)風のエイリアンとマッチョなハゲ親父がガチンコバトル! 『エイリアン・レイジ』の動画が初公開

 続いて、前述したシティ・インタラクティブの新作タイトルをもう1つご紹介。PS3/Xbox 360/PC用のダウンロード専用ソフトとして開発中のFPS『エイリアン・レイジ』の、実際のゲームプレイを紹介するティザートレーラーが初公開された。

 クラシックなFPSから“最良のDNA”を受け継いでいるという本作は、映像を見るかぎり、宇宙ステーションの内部を舞台にして、エイリアンと人間の主人公が対決するという内容になるようだ。生物ともメカニックとも判別不能な敵と、巨大な武器を手にしたマッチョな主人公(※スキンヘッドの中年男)が、重厚かつハイスピードなバトルを繰り広げる様子は、これぞ“洋ゲー”といった感じのパワフルさにあふれている。

 2013年後半に配信が予定されている本作は、『ローズ・オブ・フォールン』と同様に、E3に出展予定。そこで明らかになるはずの、さらなる情報に注目したい。


(参考サイト:シティ・インタラクティブ公式サイト

■陸・海・空の戦場をまるごと再現! MMOコンバットACT『ウォー・サンダー』がPS4でも発売決定!!

 戦闘機、戦車、戦艦という陸海空の兵器をプレイヤーがそれぞれ操作し、第二次世界大戦の戦闘を壮大なスケールで描き出す『ウォー・サンダー』。基本プレイ無料のMMOコンバットゲームとして、現在PCでオープンベータテストが行われているこの作品が、PS4でもリリースされることが決定した。

 『ウォー・サンダー』の開発と運営を手がけているガイジン・エンターテインメントは、『Xブレード』などの作品で知られるロシアのデベロッパーだ。過去に、第二次世界大戦のフライトシミュレーター『蒼の英雄 Bird of Steel』を制作しており、そのリアルなミリタリー表現には定評がある。

 本作のPS4版は、2013年末に予定されているPS4の発売時期に合わせてのリリースが予定されているとのこと。旧日本軍の兵器も登場するだけに、日本国内でのリリースも期待したいところだ。

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(参考サイト:『ウォー・サンダー』公式サイト

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