2013年6月5日(水)
基本操作を教えてくれるチュートリアルが最初に用意されているのは、昨今の格闘ゲームではもはや常識。このタイトルでも、基本の動きから高度なコンボまで、あらゆる操作をチュートリアルでマスターすることができます。
まずは基本ムーブ。ダッシュやオーバーヘッド攻撃、相手を転倒させるスイープアタックなど、敵の意表を突く技がベーシックなテクニックとして習得できます。さらに、敵を宙に浮かせてからの空中コンボなどの追加ムーブから、パリィ(避け攻撃)などの特殊ムーブ、そして複雑なコンボ技を繰り出す上級ムーブまで、すべてのテクニックを習得すれば、対戦で相手に遅れをとることはなくなるでしょう。
とはいえ、いっぺんにすべてをマスターするのは難しいです。ゲージが満タンになった時に繰り出せるスーパームーブや、相手をステージ外に吹き飛ばすステージトランジションなどの大技の他、相手の意表を突く投げ技、ラッシュに対して反撃するための技さえ覚えておけば、十分戦えるのではないでしょうか。
対戦中のキャラクターは動きが速い反面、全般的に攻撃のリーチが長くありません。そのため、攻撃が空振ることは多いのですが、技の応酬が激しい分、展開はスピーディーです。攻めるのをためらえば、あっという間にラッシュを決められてしまうので、とにかく攻め続けなければならないという、熱いバトルへとつながっていきます。劣勢状態から一気のラッシュで“大逆転!”もあり得るので、初心者でも最後まであきらめずに戦えること間違いなしです。
ほとんどの技は、基本的にシンプルな操作で発動できるので、複雑なコマンドにとまどうことはありません(大コンボを決めるには、特定の操作を素早く入力する必要はありますが)。ステージやキャラクターは3Dでモデリングされていますが、動きは2Dとなっており、軸移動などの要素もありません。これも、初心者を混乱させないための要素の1つと言えるかもしれません。また、アリーナ内にあるさまざまなオブジェクトを活用して、フックに飛び移ってジャンプ移動したり、ランチャーからミサイルを発射してダメージを与えたりといった仕掛けも用意されているので、キャラクターの立ち位置も重要になってきます(もちろん、間合いも重要)。
特に壁際に敵を追い詰めた時には、ステージトランジションを決めるチャンス。これは、敵を壁に向かって吹き飛ばすと、その壁を突き破って相手が別の場所へ放り出され、迫力あふれる演出とともに大ダメージが入るという仕組みです。移動した場所でもう1度ステージトランジションを決めれば、元の場所へと戻ってきます。
また、攻撃時やダメージを受けた時にたまっていくゲージをすべて使えば、スーパームーブという超必殺技を発動できます。非常に楽しい演出とともに、大きなダメージを与えられる技となっているので、積極的に使っていきたいところです。
さらにゲージを消費する技として、クラッシュというものが存在します。敵に攻撃された時に特定の操作を行うと、“激突”という文字とともに、互いのキャラクターが画面の中央でぶつかり合います。この時、お互いのプレイヤーは消費するゲージの量を瞬時に入力。より多くのゲージを消費した側が“勝利”となります。
クラッシュで攻撃側が勝利した場合には与えるダメージがアップ、防御側が勝利した場合にはライフが回復します。クラッシュが使えるのは1マッチにつき1度だけなので、スーパームーブを早めに使ってゲージを消費するとクラッシュでは必ず負けてしまう、ということになりかねません。この辺は、プレイヤーの戦術次第といったところでしょうか。
→ヒーローたちの思惑が“激突!”するストーリー(4ページ目へ)
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