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2013年5月30日(木)

『スプリンターセル ブラックリスト』は9月5日にミッション開始! 任務遂行の方法に正解はない――ステルスも正面突破もすべてが自由な最新作

文:キャナ☆メン

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■世界観を知るキーワード~第5の自由~

 本作のキーワードとして“第5の自由”という言葉がある。この下地として存在するのが、1941年の第二次世界大戦中に、第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトが提唱した“4つの自由”だ。その考えは、民主主義の根幹として国連憲章の基礎となった。

・言論と表現の自由……世界のあらゆる場所での言論および表現の自由
・神を崇拝する自由……世界のあらゆる場所で、個人がそれぞれの方法で神を崇拝する自由
・欠乏からの自由……あらゆる国で健全かつ平和な生活を保障する経済的自由
・恐怖からの自由……世界のいかなる場所でも侵略的行為から恐れず生活できる自由

 そして本作では、大統領がサムにだけに“第5の自由”を与えているのである。それは、任務のためなら殺人を含むいかなる行為も許される自由。この言葉は、ゲームにおける自由度を象徴しているともいえるだろう。

●第5の自由トレーラー

●合衆国大統領“就任”トレーラー


■ゲームの流れと特徴的なシステム

 サムの立ち上げたフォース・エシュロンは、ステルス航空機“パラディン”を拠点とし、ブラックリストを阻止すべく世界中を駆け回る。ミッションブリーフィングは、サムとグリムの間にある装置“SMI”(ストラテジックミッションインターフェイス)で行われる。このSMIにはさまざな機能が集約されているとのこと。

『スプリンターセル ブラックリスト』

 また、任務中に取れる行動は、豊富なアクションやゲームシステムによって幅広いものになっている。以下に、特徴的ないくつかのゲームシステムについて紹介する。


キリングインモーション

『スプリンターセル ブラックリスト』

 走りながら素早く敵を始末できるようになる新システム。よりアグレッシブな戦闘を行いたい時に選択したい。


マーク&エクスキュート

『スプリンターセル ブラックリスト』

 敵の頭の上にタグを付け、一気に仕留められる。静かに敵を倒す時に有効。ただし、タグを付けるのに必要なマークの数を充填するには、事前に敵をステルスキルしておく必要がある。


暗視ゴーグル

『スプリンターセル ブラックリスト』

 今作では、緑の3つ目“暗視”ゴーグルが標準装備されている。この暗視ゴーグルに、ソナーなど他の機能を付け加えていくことが可能だ。


~その他の特徴~

『スプリンターセル ブラックリスト』 『スプリンターセル ブラックリスト』

 今作では、敵を倒した後、巡回兵に見つからないよう敵を担ぎ上げて隠すことができる。前作にはなかったが、往年のシリーズには存在したポイント。敵を担いで運んでいる時は、ステルス行動ができなくなるため、周りの敵や監視カメラに注意しよう。

『スプリンターセル ブラックリスト』 『スプリンターセル ブラックリスト』

 今作において、ミッション達成の方法に“正解”はない。誰1人に見つかることなく任務を遂行することもできれば、正面突破して敵を一掃することもできる。プレイスタイルを反映した遊びを楽しめるのが、最大の特徴の1つといえるだろう。

●任務遂行方法トレーラー

●Wii Uトレーラー

●日本語版E3 2012トレーラー

(C) 2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy's, Splinter Cell, Blacklist, Sam Fisher, the Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.

データ

▼『スプリンターセル ブラックリスト』
■メーカー:ユービーアイソフト
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:未定
■希望小売価格:7,770円(税込)

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