2013年6月4日(火)
昔よく遊んだカードゲームといえば『ダイナマイトナース』(←知っている読者さんはそこそこいい年齢ですね!)というライターMが今回紹介するのは、ゲームロフトのiOS/Android用ファンタジーカードバトル『オーダー&カオス デュエル』です。
この作品は、MMORPG『オーダー&カオス オンライン』の世界観を受け継いだ本格カードバトルで、さまざまな能力を持ったミニオン(手駒)カードを召喚しつつ、多彩な支援カードを駆使して、立ちはだかる敵ヒーロー打倒を目指します。ゲームモードは1人用の“ストーリー”とオンライン対戦の“マルチプレイ”の他、特殊なボスと戦う“エピックボス”なども用意されています。
さて、筆者は久しくストイックな作品をプレイしていなかったこともあり、本質とはややかけ離れた“美麗なアニメ処理”に、真っ先に目を奪われてしまいました。バトルエフェクトは言うに及ばず、バトルフィールドの背景や、1枚1枚のカードにまで固有のアニメ処理が施されているのにはビックリです。
ゲームの勝敗に影響する要素ではありませんが、スレンダーな盗賊姐さんの髪がなびいていたり、魔道師の老人が手にした杖から雷がちりちりとほとばしっていたり、ぼけ~っと眺めているだけでも気分が盛り上がってくるというもの。イラストがリアルテイストなので好みは分かれますが、ゲームの雰囲気にはピッタリです。
肝心要となるゲーム部分は、デッキ構成と引きの強さ、駆け引きといった基本要素に加え、ヒーロー固有のアビリティがゲーム展開にほどよい変化と緊張感を与えてくれます。ポイントとなるのは毎ターン補充される“マナ”の使い方と、バトルフィールドへのミニオン(手駒)の配置の仕方。バトルフィールドはカード5枚分のスペースで、正面に敵ミニオンがいない場合のみ、敵ヒーローに直接ダメージを与えることができます。
どうにかマナをやりくりして強力なミニオンを召喚したと思ったら、スタン(行動不能)効果を連発されていいように手玉に取られたり、ミニオンを5枚召喚して一気に敵ヒーローを討ち取れると思ったら、半ば自爆的な広範囲攻撃で一掃されたり(笑)。やられるとカチンとくるものの、敵ヒーローに似たような戦略を仕掛けてうまくいった時は、「デュフフ、そっちはオトリじゃ、愚か者め!」などと、脳内中二病全開になることもしばしば。
「こんな持ち札で勝てるか~」とか、「敵ヒーローだけ、開幕からアビリティゲージ満タンってどうなのよ?」と愚痴りたくなるステージもあったものの、敵の不運と自分の引きの強さがはまってどうにか突破。とはいえ、まだ最初の大陸であるウィスパーアイランドの中盤(17/23ステージ)なので、ほどなく“低コスト高火力の敵が山盛り”とか、越えられない壁が訪れるのではとビクビクしています。
→次ページでは、これさえ読めば必ず勝てる……などという戦略があれば苦労はしませんが、序盤から気をつけたい攻略ポイントやらセオリーなどをご紹介!(2ページ目へ)
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