2013年6月12日（水）

『ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター』インタビュー。開発状況は『FFX』が80％、『FFX-2』が65％【E3 2013】

■追加要素満載のインターナショナル版を遊べるのもポイント

――鳥山さんは今回はどうかかわっているですか？

鳥山：細かくチェックを始めてしまうと、またいらぬところまでいじりたくなってしまうので、そこは空気を読みつつ、見守っている形です。思い出語り要員でしょうか。僕なりの想い出補正もありますし、元のスタッフは全員そうなので、かかわった人にはなるべく見せないほうが、発売は早いと思います（笑）。

北瀬：スタッフも思い入れが半端ないんです。これはユーザーさんの何倍かもしれません。

鳥山：元の作品の開発者として一番うれしいのは、今回はインターナショナル版がベースとなっていることです。ファンの方でもインターナショナル版と元の本編を両方プレイしている人は少数だと思います。特に『FFX-2』のインターナショナル版は、本編にかなり要素を追加した豪華内容になっているので、今回のHDリマスターが、遊んでもらえる機会になるのは素直にうれしいですね。

――最後に発売を待つ読者にメッセージをお願いします。

北瀬：“がんばって作っています”のひと言です（笑）。

鳥山：若いユーザーの皆さんには、今回初めて本物のユウナに会う方も多いと思います。特にストーリーもシリーズの中でも感動的な内容だと思いますので、これを機会にぜひプレイしてみてください。

【E3 2013緊急アンケート】

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