『グランド・セフト・オートV』では5つのキーポイントに注目！ “Blitz Play”をはじめとするデモプレイの様子をリポート

文：チョロ松

　ロックスター・ゲームスが今秋の発売を予定しているPS3/Xbox 360用ソフト『グランド・セフト・オートV』（開発はロックスター・ノース）。全世界のゲームファンから注目されている本タイトルだが、その実機デモプレイを目の前で見るという貴重な機会を得ることができた。

　『グランド・セフト・オートV』は、オープンワールドゲーム『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作。日本では2007年にPS2用ソフトとして発売された『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』と同じくサンアンドレアス州を舞台に、3人の主人公たちによる新たなドラマが描かれる。

　今回のデモプレイでは、3人の主人公の背景や、ゲームの舞台となるロスサントスの街の特徴、そして『グランド・セフト・オートV』ならではのユニークなミッション“Blitz Play”について、ロックスター・ゲームスのスタッフから直接話を伺ってきたので、順を追って説明していこう。

■スネに傷持つ3人の主人公が登場！

●マイケル（Michael）
　マイケルはかつて、やり手の銀行強盗として名を馳せていた。一時は米国の最重要指名手配犯の人に指定されていたが、すでに稼業を引退。現在は、FIB（この世界での連邦警察）と有利な司法取引を交わし、非公式の証人保護プログラムによって快適な生活を送っている。

　成功を収めたにもマイケルだが、不満もある。妻のアマンダ（Amanda）との結婚生活に、もはや愛はなく、甘やかされて育った2人の子ども、トレイシー（Tracey）とジミー（Jimmy）との間にも大きな溝ができている。一見、すべてを手に入れたかのように思える生活も、彼にとっては退屈で、ストレスのたまる日々だ。最終的には、彼の原点とも言える犯罪稼業に戻りたいと考えている。

●フランクリン（Franklin）
　若く、頭が切れ、野心的。いつか大きい仕事を成し遂げたいと望んでいる。法を犯すことに罪悪感はない。仲間のラマーとともに、代金の支払えなくなった相手から差し押さえた車を、ボスである悪徳自動車業者のシミオン・イエタリアンに流している。その仕事を介して、マイケルとの出会いを果たす。車のドライビング技術に長けており、自分の愛車をこよなく愛している。サウス・ロスサントスに住む。

●トレバー（Trevor）
　反社会的な性格の元空軍パイロット。しかし、どこか好感が持てる性格であることも事実だ。トレバーとマイケルは、ゲームの開始時点ですでに面識がある設定となっている。2人は、かつて闇の仕事で一緒に手を組んだことがあるという経緯だが、それはずいぶん昔のこと。トレバーは現在、アラモ海のほとりに位置するブレイン郡にて、麻薬の密売人やバイカーギャングに囲まれトレーラーで生活している。

→新たな変革をもたらす5つのキーポイント！（2ページ目へ）

(C) 2013 Rockstar Games, Inc.

データ

関連サイト

• 『グランド・セフト・オートV』公式サイト