2013年6月10日(月)
“EPISODE 2”以外にも、さまざまな情報が公開された。6月12日のアップデートでは、『PSO2』1周年記念アップデート“ファンタシースター感謝祭2013ONLINE”が展開される。期間限定ソニックロビーが登場する他、“アークスビンゴシステム”やイベントクエスト“境界を砕く混沌”が用意される。
“セガ・スターセレクション”のコラボコスチュームとして、『ぷよぷよ!!』や『戦場のヴァルキュリア』、『セブンスドラゴン2020-II』に『バーチャファイター5』などの衣装が配信される。
“アークスビンゴシステム”はクライアントオーダーのように規定された条件をクリアすることで、ビンゴのように穴が開いていく。アークス全員のビンゴ数によって、報酬が変化するWeb連動素もあるとのことだ。
市街地にさまざまなエネミーが登場するクエスト“境界を砕く混沌”。クエスト中には、コラボとして『ボーダーブレイク ユニオン』のクーガNXがボスで登場。モーションやエフェクトに加えて、BGMやSEを完全再現している。
▲他にも、スクラッチ景品やログインボーナスが用意されている。また、両方のゲームをプレイすることで、手に入るアイテムも存在。 |
▲クーナステージライブがアークス・ロビーに登場。ACスクラッチでは、ライブ中によく見られる踊りのロビーアクションも追加されるとのこと。あわせて、楽器ルームグッズも追加される。 |
▲より強化されたダークファルスが襲来。通常のダークファルスも、6月12日から修正が入るという。 |
ダークファルスには裏設定が存在する。もともと氷の能力を持っていたが、目覚めたばかりで使えていなかった。今回、その力を取り戻したために、凍結を使えるようになったという。ダークファルスはフィールド・凍土に封印されていたため、その影響で不自然に氷が出てたという設定が、木村さんの口から明かされた。
6月26日のアップデートでは、七夕ロビーの実装や和風をテーマにしたコスチューム“絢爛豪華 スターフェスタ!”、おもしろい種類の多いアクセサリ、ストッキングなどが登場する。また、『バーニングレンジャー』のクエスト“アークスシップの炎渦”がいよいよ実装される。
▲レスキューガンを手に入れて、火を消していく“アークスシップの炎渦”。アークスビンゴカード“炎”も追加されるようだ。 |
▲PS Vita版のユーザー50万突破を記念して、6月12日メンテナンス後~7月31日メンテナンス前にログインしたプレイヤーに、アイテム“トライブースト+100%”がプレゼントされる。 | ▲アイテムデザインを募集中。コンテストの締切は7月16日16:00にもかかわらず、すでに300近い応募があったという。 |
▲電話料金と一緒に支払いができる“キャリア決算”が6月19日の15:00より導入される。キャリアはNTT docomoとauだ。 |
また、長らく続報がなかった『PSO2 es』の情報が公開された。Android版のクローズドベータテストの募集が、イベントでの発表直後からスタート。今回のテストはAndroid版のみだが、iOS版もサービスするので安心してほしい。
会場では“怪獣大決戦”と名付けられた特別企画が展開。ダーカーと龍族は、お互いのエリアに入ると攻撃を始める。この特性を利用して、ある空間にお互いを出現させて、どちらが強いかを決めるというもの。今回エントリーされたのは、ダーク・ラグネとヴォル・ドラゴン。会場荷集まった参加者とニコニコ生放送の視聴者は、どちらもヴォル・ドラゴンの勝利を予想。理由としては、ヴォル・ドラゴンの攻撃には、ダーク・ラグネの弱点である炎属性のブレスがあるためだ。
決戦の場所は市街地のボスエリア。ダーク・ラグネは壁を行動できるという、ホームの利点をいかせるかが、ポイントとなりそうだと木村さんはコメントした。ヴォル・ドラゴンは突進やブレスによってダーク・ラグネを攻撃していく。しかし、戦いは予想もしなかった長期戦に突入する。
2度目のパワーアップを終えたヴォル・ドラゴンは、大きな翼をはばたかせて、空に飛び上がる。その後、空中からブレス攻撃を繰り出す。火球はダーク・ラグネを直撃! これは勝負あったか!? ……と思ったが、ダーク・ラグネはまだ元気。ここから、再度長いバトルが続く。
ダーク・ラグネは、ダガンを呼びよせたり、円盤状のエネルギーを放ったりして、攻撃していく。それにしても長いバトル、いったいいつ終わるのだろうか? そんな雰囲気が会場を包んだ時、スクリーンに「ついに決着の時が!!」というテロップが出る。
画面にパワーアップしたヴォル・ドラゴンが映し出されたので、その攻撃で勝つのかと思ったその時、ダーク・ラグネの出した円盤状のエネルギーがヴォル・ドラゴンを切り裂く。この攻撃でヴォル・ドラゴンは崩れ落ち、ダーク・ラグネが勝利を収めた。
アークスであれば、この攻撃は1つしか当たらないが、ヴォル・ドラゴンはその巨躯から多くの攻撃を受けてしまう。それが今回の勝敗を分けた……のかもしれない。
酒井さんによるとこの企画は、開発の打ち上げで余興としてやったのが始まりだったそうだ。なお、今後も会場ごとに違う対戦カードを用意しているとのことなので、楽しみにしておこう。
▲5月14日の放送で好評を博した会一太郎さんのイラスト。開発チームのデザインした髪型が公開されたのだが、桃井さんと榎本さんの懇願を受けて、残り2人のイラストのデザイン化を検討することが決まった。 |
大勢の参加者がその腕を競いあった“アークスグランプリ”。PC版は4人1組、PS Vitaは2人1組のチームとなり、専用の大会クエストのクリアタイムを競うというものだ。予選ラウンドが午前中に行われ、上位4組の決勝ラウンド、決勝戦が午後に行われた。
大会クエストは、浮遊大陸を舞台に龍族とダーカーが多数現れるというもの。最初に現れるディガーラを逃さないことや、エル・ダガンを生み出す前にブリアーダを倒すことがタイムを縮めるポイントだ。最終エリアに現れるクローム・ドラゴンをいかに処理するかも、もちろん重要となる。
▲2分間のセッティング時間が用意されていたが、時間を余らせて、さまざまな遊びをする参加者が続出していた。 |
▲PC版、PS Vitaともに、1人やられてしまうと状況が大幅に変化する。一体一体を確実に倒せるか、予期せぬ状況に対処できるかなどが求められた。 |
▲部位破壊後の頭部は、クローム・ドラゴンの弱点となる。しかし、狙いにくいために、安定してねらえる脚や尻尾を攻撃するチームもあった。 |
PS Vita部門で優勝したのは、“カーッwwwwww”。クローム・ドラゴン戦に入ってからのタイムが早く、見事に優勝をおさめた。
PC部門で圧倒的なタイムを叩きだしたのは、“リリーパ族を飛ばし隊”。他のチームとは異なりハンター3人という構成でクローム・ドラゴンを倒し、ぶっちぎりのタイムで優勝を手にした。
東京会場でのプログラムを終えた『PSO2』開発スタッフは、1日を振り返り、参加者ならびにファンにメッセージを送った。
菅沼ディレクター:10年前に『PSO2』を作らせてほしいと言って、セガに入社しました。PC版、PS Vita版ともに“EPISODE 2”に突入します。これからも本作を楽しんでください!
木村ディレクター:僕自身が、今日1日すごく楽しかったです。アークスグランプリもあり、“EPISODE 2”についてもしっかり情報を出せて、盛りあがったので言うことはありません! 開発も佳境ですが、今日のパワーを受けてモチベーションが上がり、いいものを届けられると思います。
酒井プロデューサー:思っていた以上の方にご参加いただいたことで、運営面で不手際が出てしまい、申し訳ございませんでした。皆さんにより楽しんでもらえて、より愛されるように、“EPISODE 2”をしっかりアップデートしたいと思います。開発中の『PSO2 es』ではクローズドベータテストを実施するので、よろしくお願いします。
▲今後のイベントスケジュール。来場者特典もそれぞれ異なるので、足を運んでみては? |
なお、次回の『PSO放送局』は7月9日に放送予定。放送までに行われる“ファンタシースター感謝祭2013”で発表された情報に加えて、『PSO2 es』についての情報をお届けするというので、放送をチェックしてみては?
(C)SEGA
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