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2013年6月11日(火)

【第45回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略『太陽のプロミア』――ヒロインのかわいさとオッパイがハンパない!?

文:みはるアグレッシヴ

■ゲームの本番は2周目以降! いろんな意味で予想の遥か上をいくストーリー!

 毎度のことながら、アドベンチャーゲームのおもしろさを伝えるのって、なんて難しいんだろうと思います。なぜならおもしろいと思う部分の大半が、ゲームのネタバレとなるオチの部分だからです……。

 しかも今作の場合、簡単に言うと6人のヒロインがいまして、各ヒロインルートをクリアするたびに、ゲーム全体の謎、はたまた記憶喪失となっている主人公・コダマの素性が徐々に明らかとなる仕組みになっているため、初回プレーではずっと頭の中に“?”が浮かんだ状態で遊ぶことに……。よって1周目の記憶は、ほとんどが「ぷぉ」とか「ぷぃ~」とか、某いくらちゃん並にしかしゃべれない“ぷぅちゃん”こと太陽神・プロミア様のお守りをしていたものしかなかったり(笑)。

 とはいえ、そんな“?”なプレー状態ながらも、日常シーンのキャラ同士の会話やシナリオのテンポが絶妙なので、まったくダレることなく楽しめるのは、素直にシナリオライターさんの素晴らしい腕のお陰かと! あと食事のシーン、特に“おひさま焼き”という甘いパンケーキのようなお菓子を食べるシーンがやたらとおいしそうで、プレー中は何かを食べずにはいられませんでした……!

『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
▲ヨダレを垂らすか主人公を困らせるか、プレー当初はちょっと眉間をピキピキさせながら見ていたぷぅちゃんですが、ゲームを終えてみれば、彼女こそこのゲームの真の主人公にして、ヒロインなんじゃないかと思います。

 またこの作品では、巧みなシナリオ展開もさることながら、舞台となる都市・ミルサント侵略を目論む悪とヒロインたちとの、華やかで激しいバトルシーンも見どころとなっています。ヒロインたちはそれぞれ、剣やバイオリン、中にはフライパンやぬいぐるみなんて変わりダネもありますが(笑)、キャラ設定に沿った武器を備えて、派手な攻撃とともに画面上を所狭しと超絶バトルします。実はスマホへの移植に伴って、派手な演出はカットされるのでは……と思っていたのですが、まんま滑らかに演出されていたので、PCじゃなくてもココまでできるのかと、喜び半分、衝撃も半分……マジ時代の進歩スゲェ~って感じました。うかうかしてると置いていかれるぜ(汗)。

『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
▲変身ヒロインもののアニメを見てるかのような演出が、プレーしていてグッときます。あと人気音楽集団・Elements Gardenさんの素晴らしいお仕事も炸裂しております!

 ちなみに、謎の侵略者にしてやたらとキワドい格好で登場するリノワールやジゼルといったヒロインたちですが、物語が進むにつれて、彼女たちがなぜ悪と捉えられるような行動をせざるを得なかったかという、真実が明かされていくことになります。また彼女たちの他にも、ミルサント全土の平和を脅かす存在、言わば物語の黒幕的な人物もいたりするのですが、そういった敵対する存在にも、そうならざるを得なかった理由や貫くべき正義・思いというのがあり、それらがしっかりと作中で描写されていくので、全ルートをクリアした後は、私のように登場するキャラすべてが……いやいや“このゲームの世界すべてが大好きじゃー!”ってなるに違いないです!

 何気にプレーする前は、よくあるファンタジー系のお話かなぁ~ぐらいにしか思ってなかったのですが、だいぶ物語のスケールを図り間違えていたようです(汗)。あとね、やっぱりアレですよ、人と人との絆、思いの力というのは強いんですよ! 取ってつけたように言っていますが、おひさま焼き美味しいとかおっぱいよりも絆や愛なんですよ! いや、もちろん私にとってはおっぱいも最重なんですけどね★

『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
『太陽のプロミア』 『太陽のプロミア』
▲周回プレーをすることで、シナリオの内容が徐々に変化していき、これまで語られなかった事実やヒロインたちの過去が明かされていきます。やがてそれらの事柄は、1つの大きな真実へと結びついていくことに……。

→次のページでは、ワンポイント攻略をお届け!(3ページ目へ)

(C)SEVEN WONDER

データ

▼『太陽のプロミア』
■メーカー:萌えAPP
■対応機種:iOS/Android
■ジャンル:AVG
■配信日:2013年5月2日
■価格:iOS 1,500円/Android 1,575円(各税込)

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