カリブ海をまたにかけた財宝探し？ PS4版『アサシン クリード4 ブラックフラッグ』のiPadとの連動要素の一部をプレイレビュー！【E3 2013】

文：電撃オンライン

　“E3 2013”のユービーアイソフトブースにて、『アサシン クリード4 ブラックフラッグ』のシングルプレイデモを体験できたので、そのレポートをお届けする。今回は、PS4版のゲーム本編とiPadのアプリを連動させてプレイする要素に特に注目してほしい。

■まずは、大海原を舞台に華麗にターゲットを始末するミッションを体験！

　舞台は、1717年のカリブ海に浮かぶ、とある島。今回体験できたのは、主人公エドワード・ケンウェイが“Assassination Contracts”でターゲット処理の依頼を受けるパート。

　画面にはターゲット2人の顔と成功報酬が表示され、契約すると早速ミッションが開始。エドワードのいる島（この島は広いカリブ海に浮かぶ多数の島々の1つにすぎず、オープンワールドの本作では、その他の島々も海も自由に探検することができる）に住む人たちは、お酒を飲んだり、踊ったりして思い思いに過ごしている。そんなにぎやかな雰囲気の街並みにまぎれて潜む2人のターゲット。エドワードが、密かに1人に近づき始末すると、それに気付いてもう1人のターゲットが逃げ出す。

　海岸までの追跡をへて、逃げるターゲットが船に乗り込んで海上に出発するのを見て、エドワードも船に乗り込み舵をとる……と、ここまでの一連のシーンがゲーム内ではすべてシームレスに描かれる。そして、そのまま船団同士の追跡劇へと移行していく。

　海上では、舵を握っている時には船団の視点になり（砲撃の際は、射線が表示）、舵を放すと、陸地を移動する時のように船の中を歩き回ることができた。ターゲットの乗る船へ向けて砲撃を繰り返していると、相手も砲撃で反撃を試みてくるが、やがて相手船が破損すると、今度は自分の船と相手の船を行き来する、派手な近接戦が展開していくことに。

　めまぐるしくシーンが変わっていくが、シーンとシーンのつながりがシームレスで直観的にプレイできるため、混乱することはない。激しい近接戦で最後のターゲットにとどめを刺すと、成功報酬とともに相手船団の積荷や船員を一気に獲得することができた。

　ここで、手元のiPadのアプリを確認すると、ゲーム内でたった今獲得したばかりの積荷の量や船員の数を確認できた他、自分の船団の各種情報も確認できるようだった。

■これぞオトコのロマン！　カリブ海に眠る財宝探し！

　再び航海に戻ると、行く手を大きなクジラが横切ったり、突如嵐に見舞われたりと、さまざまな海の自然が美しいグラフィックで描かれる。

　途中、桟橋もない小さな島に立ち寄ることに。エドワードは自分の船からそのまま海に飛び込み、そのまま泳いで島に上陸。島では、とある人物から財宝のありかを示す地図を入手することができた。

　ここで再び手元のiPadを確認すると、今手に入れたばかりの宝の地図を表示させることができた。宝のありかをiPadに表示された地図上にマーキングすると、今度は、ゲーム上のミニマップにもすぐさまマーカーが表示される連動が見られた。

　これまでのゲームにあった宝探しであれば、ゲーム中で地図を開いて、ちょっと進んではまた地図を開いて位置を確認して、そして、またちょっと進む……というような手順で宝のありかを目指すことが多かったが、本作では手元のiPadで地図を確認しつつ、ゲーム本編では1度も地図を開くことなくとも宝のありかに到達できる。前述したように、さまざまなシーンがシームレスで展開する作品だけに、このあたりの連動も徹底されている印象だ。

　もちろん、iPadなどを所持していない場合、ゲーム中で船団の積荷を確認したり、宝のありかを確認したりできるが、これらの連動要素を使用すれば、ゲームを止めることなくプレイでき、より没入感を味わえる。これは本作の新しい魅力の1つとなるに違いない。

　アプリ内の画面を見ると、船団や宝の地図以外のアイコンもあり、他にもゲーム内の要素と連動するものはまだまだありそうだった。これらについては、今後の情報に期待したいところだ。

■動画“『アサシン クリード4 ブラックフラッグ』E3 2013向けトレーラー”

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データ

関連サイト

• 『アサシン クリードIV ブラックフラッグ』公式サイト
• 電撃オンライン内“E3 2013”特設ページ