2013年6月26日（水）

3DS『デジモンワールドリ：デジタイズデコード』発売直前総まとめ。ムゲンマウンテンの詳細など、PSP版からの進化を徹底解説

■幼年期から進化を繰り返して究極体へ！　デジモンの進化の流れをチェック

　デジモンはデジタマから生まれ、幼年期→成長期→成熟期→完全体→究極体へと進化。ゲーム内の時間で24時間経過すると1つ歳をとり、一定の年齢になると進化する。どのステータスを成長させたか、ちゃんとお世話をしたかなど、育て方によってどのデジモンに進化するかが決まる。基本的には進化が続くほど長生きすることになるが、必ずしも究極体まで進化できるわけではない。

　なお、デジモンは寿命が尽きると、コアを残して消滅する。この時、ジジモンがコアに残された能力をデジタマに引き継いで転生させてくれる。このデジタマからは、生前の能力の一部を引き継いだ新しいデジモンが生まれる。進化、育成、死を繰り返していくことで、デジモンは少しずつ強くなっていく。

【進化の流れの解説】

［01］デジタマ：デジモンのタマゴで、転生時に赤、青、緑、紫の5色から1つを選べる。この時に選択したデジタマの色によって、幼年期の姿が決定する。
［02］幼年期：デジモンの赤ちゃんで、デジタマから生まれてから約6時間で姿と名前が変化する。この状態ではバトルはできないが、トレーニングは可能。
［03］成長期：ここからバトルが可能となり、必殺技を使えるようになる。また、成長期以降はデジモンに1～2種類の性質（“火炎”、“自然”、“機械”、“格闘”など）が設定され、この性質によって覚えるスキルが異なる。
［04］成熟期：デジモンが持つ性質が平均3種類ほどに増える。これによって、さらに多くのスキルを覚えることが可能となる。
［05］完全体：次の姿へ進化するまでの期間が最も長く、たくさんバトルを行える。自分と同じ性質の攻撃を受けるとスキルを覚えることがあり、バトルによるスキル習得を狙いやすい。
［06］究極体：究極の能力を誇る進化形態の最終段階。基本的にはこれ以上進化しないが、一部のデジモンのみ、さらなる究極体への進化が可能。


▲成長期の例：アグモン。		▲成熟期の例：グレイモン。		▲完全体の例：メタルグレイモン。		▲究極体の例：ウォーグレイモン。

■バトルではデジモンが自分で判断して行動！　デジモンとの絆が試される!!

　フィールド上をうろついている野生のデジモンに接触すると、バトルに突入。バトルはリアルタイムで進行し、パートナーデジモンは自分で考えて行動することになる。敵の動きに合わせて間合いを取ったり、攻撃を仕掛けたりする。

　プレイヤーがバトル中にできることは、コマンドアイコンでデジモンに指示を出したり、アイテムを使ってサポートしたりすること。ただし、“しつけ”の値が低いとプレイヤーの指示に従わないこともある。


▲フィールド上で野生のデジモンに近づくと、警戒状態となって黄色いフキダシが表示される。そのまましばらく経過すると襲撃状態となって赤いフキダシが表示され、主人公をめがけて追いかけてくる。


▲賢さが低い内は、出せる指示の種類が少ないが、賢さが高くなるにつれて、さまざまな指示を出せるようになる。


▲敵にダメージを与えたり、敵からダメージを受けたりすると“必殺技パワー”がたまり、満タンになると必殺技の発動が可能に！　強力な技で大ダメージを与える！		▲“デジメモリ”に登録したデジモンを召喚して、強力な全体攻撃を放つこともできる！　ただし1度のバトルで1回しか使えず、1つのデジメモリの召喚技は最大5回までとなっている。

【バトル中の主なコマンドアイコン】

●まかせた：デジモンに戦い方をまかせる。デジモンは装備しているスキルを使ってバトルを行う。
●アイテム：持っているアイテムの中から1つ選んで、デジモンに使用する。
●にげろ：バトルをやめて逃げ出す。失敗した場合は、再び指示を出す必要がある。
●はなれろ：敵から離れる。ただし遠距離攻撃のスキルがないと、攻撃はできない。
●たえろ：攻撃を行わず、その場で防御して敵の攻撃を耐える。
●ぜんかい：威力が一番高いスキルだけを使用して攻撃する。

［CHECK］寄り道も楽しい！　生活感あふれるデジモンの描写を見逃すな

　本作のテーマの1つとなるのが、“デジモンが暮らす島での生活を楽しむこと”。デジモンたちのセリフは昼と夜で変わり、ドレミファ荘ではより個性を掘り下げるエピソードが楽しめることもある。

　また、デジモンたちのつぶやきを楽しめるデジッターも、物語の進行状況などに応じて多彩なパターンを楽しめる。とにかく莫大な量のセリフが用意されているので、時には寄り道をして、たくさんのデジモンとの会話を楽しみながら遊ぶこともオススメだ。


▲デジモンたちの実況を楽しめるデジッターや、個々のエピソードを楽しめるドレミファ荘は、ぜひいろいろと試してみてほしい。ちなみにデジッターは、サブイベント発生条件のヒントになることも多い。