2013年6月20日(木)
幼くして父母を亡くし、ドワーフの養父に育てられた17歳の少年ロイド。彼は、死滅の危機に瀕した世界・シルヴァラントを遠い昔のように豊かで平和な世界にするために、幼馴染のコレットやジーニアスと共に旅立った。
コレットは、世界再生のカギを握るとされる“マナの血族”の末裔。彼女が“天使”に転生すればこの世界は救われる……。そう信じて幾多の難関に挑むロイドたち。しかし、徐々に明かされるこの世界の真の成り立ちにロイドは疑問を持ち始める。
シルヴァラントが再生することは、表裏一体の逆世界・テセアラが衰退することを意味していた。
一方が栄えるためにはもう一方は犠牲になる。それは避けられないことなのか……? その思いは“天使”に近づくにつれて、人間性を失っていくコレットに対する思いと重なってゆく……。
ロイド・アーヴィング(声:小西克幸)
性別:男性 クラス:剣士
身長:173cm 体重:58kg 年齢:17歳
幼いころにドワーフの養父に拾われて育つ。そのため手先がとても器用で、ドワーフ並の細工技術を身につけるに至った。格好つけたがりで、クールないい男を目指しているが、実際はお人好しの熱血漢。
頭の回転が速く咄嗟の判断に優れており、みんなから慕われているが、 学校の成績はすこぶる悪い。そのため幼なじみのコレットやジーニアスに家庭教師をしてもらっている。ロイドにとっての2人は、守り守られている親友だ。
誰かが犠牲になることで生み出された平和を甘受していた彼は、少年らしい綺麗事と一途さを武器に、やがて世界を変革していくことになる。
「目の前の人間も救えなくて、世界再生なんてやれるかよ!」
コレット・ブルーネル(声:水樹奈々)
性別:女性 クラス:神子(天使)
身長:158cm 体重:44kg 年齢:16歳
ロイドの幼なじみ。儀式の時は神子らしく凛としていて神々しい印象だが、普段はドジでおっとりとした性格の少女。しかし内に秘めた意志は強く、有事には果敢かつけなげに仲間を助けようとする。
彼女は「滅亡に向かう世界を救う」と言われるマナの血族として、神託を受けて世界再生の旅に出ることになる。マナの血族の証である“クルシスの輝石”という宝玉を着けている。
「すごく嬉しくて泣きたいぐらいなのに……。私、涙も出ない。ごめんね……」
シルヴァラントとテセアラ。かつて二つに引き裂かれていた世界は、ロイドたちの活躍によって、あるべき姿を取り戻した。だが、世界が1つになったことで、新たな混乱ももたらされた。
砂漠化した街に突然降る雪。枯れた湖――。大陸移動によって大きく変化した自然環境。“繁栄世界”であったテセアラの人々は文明レベルの劣るシルヴァラント人を見下すようになり、シルヴァラントの人々は新たな世界を生み出した“再生の神子”と、彼女を擁立するマーテル教会、そしてテセアラ人に対して反感を覚えるようになっていた。
世界再生から2年。異常気象は未だ収まらず、人々の心に不安を植え付けていた。そのような世界で、とあるレジスタンス組織が勢力をのばし始めていた。その名は、シルヴァラント解放戦線“ヴァンガード”。
反テセアラ・反マーテル教会を掲げ、シルヴァラント人を守るために組織された団体は、マーテル教会と対立し、ついには大規模な衝突が起こってしまう。パルマコスタで集会を開いていたヴァンガードが、マーテル教会により武力制圧されたのだ。罪の無い人々も多く巻き込まれ、街は炎に包まれた。
これが“血の粛清”であり、その首謀者はマーテル教会のロイドとされている。
エミル・キャスタニエ(声:下野紘)
性別:男性
身長:169cm 体重:60kg 年齢:16歳
新生パルマコスタで起こった“血の粛清”で両親を失った少年。素直な性格で何でも信じてしまう純粋さを持っている。基本的には臆病者で、自分の意志で何かを決定することが苦手。受動的で防衛心が強い。マルタを守るため、やむなく“ラタトスクの騎士”としての契約を交わす。
「勇気は夢を叶える魔法だよ」
マルタ・ルアルディ(声:釘宮理恵)
性別:女性
身長:153cm 体重:43kg 年齢:16歳
かつての大樹暴走によって母を失った少女。自分の意見をはっきり持っており、白か黒かはっきりしていないと気がすまない。勝ち気な性格だが、男っぽいわけではない。 マルタにとってエミルは“王子様”であり、エミルの臆病で消極的な態度は、彼が強さを隠して謙遜しているためだと勝手に思いこんでいる。
「私とエミルの心はずっと一緒だから……」
(C)藤島康介 (C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.
※画面は開発中のもの
データ