【第52回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー＆攻略『ラブプラス コレクション』――初心者カレシに贈る、これから始める『ラブプラス』

文：リプトン熊田

■告白後はデートスポットを増やすべく対戦重視に

　さて、カノジョができるまでは3ヒロインそれぞれのストーリーが展開していた本作ですが、ここからはストーリーは発生せず、カノジョとの会話やデートがメインとなります。ただ、デートするのもカンタンではありません。というのも、数あるデートスポットはロックされていて、アイテムを集めてアンロックすることで、初めて利用可能となるのです。アイテムは“スケジュール”の各行動でも入手できますが、1つのアイテムにつき6色をコンプリートする必要があり、スケジュールだけで集めるのは厳しい感じ。ということで、基本的には他プレイヤーとの“対決”によって集めていくことになります。

▲アイテムは6色すべて集めると1種類コンプ。そして特定の4種類を集めると、新たなデートスポットが解放されます。もちろん場所によって会話内容も変わるので、集めるモチベーションが高まるんですよね。

　自分の場合はストーリーにかまけてカード育成やデッキ構築をサボっていたので、最初のうちは負けてばかりでした。それでもイベントで入手した寧々さんのURカードを軸に、少しずつ合成を進めてデッキを強化していき、ちまちまとアイテムを集めていきました。自分よりレベルが低い相手を見つけ、「しめしめ」と思って勝負を仕掛けたものの、実はレアカードをごっそり持っていてフルボッコにされることもしばしば（笑）。

▲R以上のカードはステータスもさることながら、スキルも優秀なんですよね。その分、デッキコストも大きいですが。強いカードが手に入るまでは、Nカードを進化させて使っていくといいでしょう。

　正直、プレイヤー対戦そのものにあまり興味がなかったのですが、デートスポットを増やすためという目標があるので、今回は珍しく積極的に挑戦してみました。負けて悔しい思いをすることも多々ありますが、相手のデッキを参考にしたりとか、見たことのないカードが見られたりもするので、これはこれでおもしろいものですね。こういった各要素への導線がとてもうまくできているので、ソーシャルゲーム初心者にもオススメだなぁと感じました。

　今回はコンシューマ版からのヒロイン3人を中心に紹介しましたが、6月20日にいよいよ4人目のカノジョ候補となる雪乃玲（ゆきの あきら）さんが追加されました。おかっぱがチャームポイントで、ぬいぐるみが大好きなキュートなお嬢さんです。ぜひ玲さんの人となりにも触れてみたいですな。

▲新キャラクター“雪乃玲”。さそり座＆A型の高校2年生（17歳）です。

　というわけで、『ラブプラス コレクション』ミニレビューをお届けしました。今回のプレイを通して俄然、凛子愛に目覚めたわけですが、3DS『NEWラブプラス』だと声が出るのはもちろん、ヒロインの髪型や服装がいろいろ変わったり、また違ったストーリーが楽しめたりするらしいじゃないですか。今さらながらプレイしたくなっちゃいますね。

■『ラブプラス コレクション』ワンポイント攻略

　ゲームを始めたばかりのころは、獲得したポイントを“行動P”と“デッキコスト”のどちらに振り分けるかが悩みの種。正直どちらが有利ということもないのですが、「ストーリーをじっくり楽しみたい」と言う人はカード入手の機会が増える行動Pに、「とにかく対決に勝ちたい」という人はデッキコストに多く割り振ってみましょう。平均的に振ると最初はかなりストレスがたまったので、ある程度どちらかに集中させることをオススメします。

▲行動Pを回復させるアイテムの供給がややシビアなので、序盤は行動P重視の振り分けがよいかと思います。

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●リプトン熊田’s profile

　こんにちわ。一人暮らしでなくなってからは恋愛ゲームから遠ざかっていた、編集プロダクション・うさぎ旅館所属ライターのリプトン熊田です。やっぱりこう、家人が見てる前でやるのはさすがに気恥ずかしいので、無意識に避けてたんですよね……。でも携帯ゲーム機やスマートフォンならリビングじゃなくてもプレイできるので、またいろいろと手を出してみようかと画策中。とりあえずは3DSで凛子の声を聞いてみたいなぁ。

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データ

関連サイト

• 『ラブプラス コレクション』公式サイト