2013年6月26日(水)
とっきー:今回初登場のサブキャラクターも豊富だよね……というか、オッサン多いよ!
ライターM:おっさんは好きなんですが、1つだけ残念なところがあって、名物的なハゲ枠がなくなっちゃいましたね……。錬金術じゃどうにもならなかったんだなぁ……。
編集O:ハゲ枠といっても『アーシャのアトリエ』の時もいなかったじゃないですか。
Deep:リーゼンガングの親方がハゲだったじゃないですか!
ライターM:あぁ、マリオンさんにホレてた人!
編集O:あれは、ホレたっていうのかなー? 侠気があるというか、仕事人として認めたって感じじゃないですかね。男と女のソレではなかった気がします。
ライターM:なくはないと思いますけど(笑)。
とっきー:オッサン枠としてのハゲは、ハゲルさんのイメージが強すぎるからおいといて。今回もけっこういいオッサンがそろっていますよね。
ライターM:支部長のコルランドさんが、すごく人間味あふれるいい人ですよね。
とっきー:RPGだと、主人公の上司キャラって、わりと胡散臭いというか、実は裏の顔が……っていうのがよくあるパターンなんだけど、『アトリエ』シリーズに出てくる上司キャラって、完全に悪い人はいないよね。
Deep:完全悪はいないですよね。『ロロナのアトリエ』の時の大臣さん……メリオダスでしたっけ? あの人は一見超ワルいというか、嫌なキャラっぽい感じでしたけど、実際は国のためを考えてアトリエを取り壊そうとしてただけですしね。
とっきー:やや利己的な人はいるかもしれないけど、自分のために悪行を働き続けるをっていうのはあまり見たことないよね。ガストさんも、そこらへんは注意している部分だと思いますよ。『アトリエ』は勧善懲悪のゲームではない、ふんわりとした雰囲気を大事にしてる。コルランドさんとかも、何か悪いことを企んでいるのかなーとかイラスト見た時は思ったけど、よくよく考えたら「ないな」って思いましたよ。
Deep:ちょ~~~~いい人ですよ、コルランド支部長。コルランドさんと酒場のおやじのデュークさんとの絡みはぜひ見てほしいですね(笑)。
とっきー:そういえば、藤沼さん(コルランド役の声優・藤沼建人さんのこと)って、実はまだ20代なんですよ、こんなに渋くてイイ声してるのに。うらやましい!
編集O:若くて渋い声を出せる声優さんはなかなかいないので、これは貴重ですよ。
とっきー:この調子で、『アトリエ』定番の声優さんになっていただきたいですね。今回も新人さんがすごく多いけれど、キャラと声優のマッチングがすばらしい。
編集O:ちょっと熱く語っちゃいますが、カトラ役のうのちひろさんの声がやっばい。カトラの声がクセになるんですよ。聞いてるともう、ツボにハマってるなって。ちょっと鼻声で、たどたどしい耳に残る系の声で、聞いていいるうちにどんどん好きになりましたよ。また、カトラ自体のキャラ性も憎めないんですよ、ちょっと抜けてるキャラで。彼女のお店で貴重な本が売られているんですけど、エスカたちの足元を見てすごく高い値段をふっかけてくるんですね。でもまぁ、当たり前だけど売れなくて、「下げましたぁ~(泣)」って。たまらん!
Deep:雑貨屋の店番とはいえ、前作のメリエッタほどは商売上手じゃないね。ルシルのドジっ子属性がそっちに行ってたかー。
ライターM:カトラとミーチェとの絡みもおもしろいんですよね。
編集O:ミーチェは監査官って役どころ的に、最初は嫌味なキャラかと思ったんですけどそんなことはなくて。すごく素直でかわいらしい男の子ですよね。
ライターM:バラはどうかと思いますけどね。ファッサ~……って(笑)。
とっきー:嫌味といえば、ソールさんのほうが嫌味キャラクターかなって思うけど。
ライターM:ちゃんと嫌味キャラクターなんですけど、おもしろい部分もありますよ。お菓子づくりが趣味で、ゲーム中、唯一ホムンクルスとホム語でしゃべるんですよ。「しごと がんばった きらきら あげる」とか(笑)。ホムンクルスが大好きなんだけど、ホムンクルスには微妙に懐かれないみたいな。
編集O:新しいキャラには、すべてみんな好きになれるようなたくさんのイベントが用意されていますし、愛されるキャラ設定になってますよ。
とっきー:前回が『黄昏』という部分を意識しすぎたのかもしれないけど、密度的な意味合いでは今回のほうが人のつながりみたいな部分が濃いよね。
編集O:全体的に一体感がありますよね。採取地への冒険も、7人全員で行動しているせいか、キャラクター同士の距離が近いように感じられますし。
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