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2013年6月26日(水)

【初心者が頑張る『三国志大戦TCG』第1回】開発スタッフへのリベンジに向けて、店舗大会で修行を開始!

文:ファイ

 こんにちは! ライターのファイです。今回から、『三国志大戦TCG』の大会に参加して修行を積み、その過程をレポートしていきたいと思います。

『三国志大戦TCG』

 前回の記事で電撃オンラインの連敗を阻止すべく、カネキングの助っ人としてともにセガへ乗り込みスタッフと対戦したのですが、結果は過去最悪となる電撃オンラインの3連敗。その原因は、“カード集めているけど『三国志大戦TCG』初心者”たる、僕の2敗という成績なのは言うまでもありません。

 セガスタッフの方は言いました。「経験が大事ですよ」と。ならば、大会に行くしかないでしょう。大会に行って、君主(『三国志大戦TCG』のプレイヤーのこと)の方々に揉まれてこよう。そう思い立ったわけです。

 さて、『三国志大戦TCG』の手ごろに参加できる大会として、カードショップの大会があります。これはお店が運営する大会で、ほぼ毎日のようにどこかしらで開催されています。そんなわけで、早速店舗大会に行ってきました!

■大会の参加方法を簡単にチェック!

 ちょうどいい機会ですので、店舗大会に出たことがないという人のために、参加方法なども簡単にレポートしていこうと思います。

 まず、お店の大会の時間は公式サイトで確認しましょう。あとは、その時間のちょっと前にお店に行くだけでOK。事前予約が必要な場合もありますので、そこは要注意です。

 持ち物は、デッキの他に筆記用具も持って行くといいでしょう。参加賞でPRパックがもらえるので、そのカードを入れるスリーブやデッキケースなどもあるといいかもしれません。

 今回取材にお伺いしたのは、埼玉県さいたま市にある“カードショップ・オーガ大宮店”さんです。なんでも、称号(『三国志大戦TCG』の公式大会で優秀な成績を収めたプレイヤーに与えられる敬称)をお持ちの君主の方も参加されているのだとか。いきなりハイレベルな大会のようですが、突撃あるのみです。

 お店に到着して時間になったら、参加の手続きをします。基本的には、参加費を払ってスコアシートに名前を書くだけですが、大会の運営方式はお店ごとに異なります。詳しくは参加を希望するお店に聞いてみるのがよいでしょう。

『三国志大戦TCG』
▲名前はファイで登録。これでファイ君主の誕生です。

 参加者全員の大会へのエントリーが終わったら、マッチング(自分の対戦相手を決めること)の発表です。対戦する席が発表されたら、そこに着席します。そしてあとはデッキの準備です。対戦相手の方へのあいさつも忘れないようにしましょう。

■いよいよ大会開始! 気になる結果は……。

 今回は、魏のデッキを使いました。前回、カネキングが使ったデッキを自分なりに改良したものです。はっきり言って、自信があります。参加者は僕を入れて9人。スイスドロー方式と呼ばれる方式で行われました。この人数ですと、途中の結果によりますが3~4回戦となります。

 1回戦は相手も魏のデッキを使用。序盤からうまく国力と武将が絡み、数で優位に立ちました。このまま押し切っていけば勝てると、ガンガン攻撃します。

『三国志大戦TCG』
▲武将も3体並び、城壁もまだ6枚あります。《王佐の軍略》も準備してカンペキでしょう。

 ……しかし数ターン後、僕は大ピンチに陥っていました。手札に引いた《曹操》を出したくなって、ちょっと無理をしてしまったようです。《曹操》は無事に出たのですが、無理のツケが祟って押し込まれてしまいました。最後は相手の《曹仁》に“無双連撃”を決められてしまい敗北。

『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』
▲おかしい。いつの間にか城壁が1枚になってしまっている。▲あえて《荀彧》ではなく、“無双連撃”でトドメとは……格好いいじゃないですか!

 気を取り直しての2回戦。先手の僕は1国力で武将を出せず、城壁を削られてしまいます。次のターンで《張既》を出すものの、それ以降の武将がまったく出ずにあっさりと敗北。

 カードゲームでは、その盤面で使えるカードが来ないことを“手札事故”といったりします。今回はまさにそのケースでした。決して、僕の実力不足ではない……はず。しかし本当に強い君主は、こういうケースも乗り越えられるのでしょう。いつかは、僕もそうなりたいですね。

『三国志大戦TCG』
▲なんとかなっていた序盤。ここから先はお見せできないぐらいのやられっぷりでした。

 最終戦となった3回戦は蜀デッキです。なんと、2回戦に続いて“手札事故”を起こしてしまいます。後述しますが、“手札事故”が2回連続で起きてしまったのには、多少なりの原因がありました。相手は、毎回最大国力で出せる武将を配備して、波状攻撃を仕掛けてきます。それに対して、こちらは防戦一方。“乱舞”を持つ、《馬超》や《馬姫》の“無双連撃”も決められて撃沈してしまいました……。

『三国志大戦TCG』
▲この7枚の城壁は、このあとあっさりなくなってしまいます。城壁を守ってくれた《曹純》とともに……。

→大会も終わり、反省会へ……。(2ページ目へ)

(C)SEGA

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