戦争こそビジネス――1人の傭兵の物語を描いた『Killzone： Mercenary』の主要キャラクターやバトルの見どころが明らかに

文：ゴロー

　SCEは、PS Vita用ソフト『Killzone： Mercenary（キルゾーン マーセナリー）』を9月5日に発売する。価格はパッケージ版が4,980円（税込）、ダウンロード版が3,900円（税込）。

　『Killzone： Mercenary』は、金のために動く傭兵“アラン・ダナー”主観の物語を描いた、FPS『Killzone』シリーズの新作タイトル。戦局のカギを握る“ヴェクタ星の大使の息子”の救助をきっかけに、その身柄をめぐってストーリーが動き出す。物語の時間軸としては『Killzone』と『Killzone 2』の間になるという。

▲『Killzone 3』のゲームエンジンを採用し、PS3と同等のクオリティを再現！

▲ダナーに与えられたミッションは、ヘルガストに拉致されたヴェクタ星の大使とその家族をピュロスシティから避難させること。しかし、ヘルガスト軍とISA軍は大使の息子の運命が戦局のカギになると知り、あらゆる手を使って彼を捕えようとする。

　今回は、主要キャラクター2名のプロフィールや進化したバトルシステム、早期購入特典について公開された。最新動画とともに、本作の見どころをチェックしておこう。

●『Killzone： Mercenary』アナウンストレーラー

■主要人物紹介

アラン・ダナー（主人公）

　民間軍事会社（PMC）ファントム・タロン社の傭兵として戦闘に出るUCN軍退役兵。手厚い報酬を受けるために、同じ雇い主の下で働いている。

　個人的には対立に関わりたくはないのだが、ヴェクタの生き残りをかけたヘルガーンとの戦闘に巻き込まれてしまう。今度はヴェクタがヘルガスト軍に戦いを仕掛けることになり、ダナーは自身の忠誠心と両軍の真意に疑問を持たざるを得なくなる。

アンダース・ベノワ司令官

　傭兵の経歴を持つ、民間軍事会社（PMC）ファントム・タロン社の司令官。情報通であり、広い人脈を持っている。総じて拝金主義である彼は、ヴェクタとヘルガーンの抗争が利益を生む可能性を見出す。

　本質的には兵士であるため、見合う額の報酬を受けられるのであればダナーとともに戦場へ戻ることもいとわない。理念よりも部下に忠義を尽くすが、生粋の傭兵であるがゆえに、忠誠心を金で売り渡してしまうことも……。

■倒し方によって報酬も変わる！　報酬を増やすための特別契約ミッションも

　本作では、倒した敵に応じて報酬（ヴェクタ ドル）を獲得できる。さらに、テクニカルな倒し方をした場合は報酬もグレードアップ！　なお、稼いだお金や購入した装備は、シングルプレイとマルチプレイで共有になる。

▲ステルスキルやヘッドショットを決めれば、普段よりももらえる金額が多くなる。

▲オンラインマルチプレイは最大8人まで参加できる。勝利条件が時間経過で変わる“ウォーゾーン”モードなど収録モードも多彩だ。

　報酬をさらに増やす方法として、全9ミッションのそれぞれに特別契約による3つのミッションバリエーションを追加。同じミッションに繰り返し挑み、作戦を変えながら追加条件をクリアすることでより多くの報酬を獲得できる。

　また、バトルシステムが進化している点にも注目。“VAN-Ghard”リストバンドを操作した特殊武器の使い分け、タッチスクリーンを使ったさまざまなナイフさばき、敵を尋問して重要な情報を手に入れるなど、臨場感あふれる戦いを体験できる。

■早期購入特典はライトマシンガンとお得なブリーフケース

　早期購入特典として用意されているのは、ISA軍愛用のライトマシンガンと、密売人・ブラックジャックのブリーフケース。ブリーフケースには、ボーナス資金と報酬2倍ブースター（期間限定）が入っている。ボーナス資金があれば、初めての戦場へ出撃する前に武器庫で新しい武器を購入できる。

ライトマシンガン

▲装填数が多く、威力も申し分ナシ！　全面攻撃を好む傭兵にぴったりの武器だ。

“ブラックジャック”のブリーフケース

▲ボーナス資金が得られるうえに、報酬2倍ブースターを使えば期間限定で獲得報酬が2倍に！　報酬2倍ブースターは、シングルプレイ・マルチプレイのどちらにも対応。

(C)Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Guerrilla Cambridge.

データ

関連サイト

• 『Killzone： Mercenary』公式サイト