2013年7月5日(金)
長坂の行軍で劉備の親族を護衛していた趙雲は、乱戦の最中に親族たちと離れ離れなってしまう。「このままでは主君に合わせる顔がない……」。そう思った趙雲は単身、敵軍の真っ只中に入り込み、親族の捜索を開始する。その末、劉備の妻・糜夫人と息子・阿斗を見つけ出すも、深出を負った糜夫人は自信が足出まといになると言い張り、息子を趙雲に預けて近くの井戸に身投げしてしまうのだった。
趙雲は深く悲しむと、自分の鎧の下に阿斗を抱え込み、再び敵軍の中を駆け抜ける。途中、名だたる敵将たちが趙雲の行く手を阻むが趙雲の武勇はすさまじく、誰も彼を止めることはできなかった。無事に帰還した趙雲の姿を見て、劉備は泣いて喜んだという。
長坂の戦いで殿軍を任された張飛は、長坂橋の中央に単身で布陣。追ってきた数十万の曹操軍に対し「我こそは張益徳。いざ、ここにどちらが死するかを決しよう」と気炎を吐く。張飛の猛虎のごとき殺気に恐れおののいた兵士は、萎縮して動けなくなってしまったという。そのかいあって、劉備は無事に逃げ伸びることができた。
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