2013年7月12日(金)
ファイター(声:津田健次郎) | アマゾン(声:田中敦子) | |
▲片手剣と盾を持つ、能力のバランスがよいクラス。ほとんどの攻撃を防げる盾を駆使し、手堅く立ち回る。 | ▲ポールアームを使う戦士。リーチは長いものの大振りなため、一撃離脱の立ち回りに適したクラスである。 |
エルフ(声:今井麻美) | ドワーフ(声:石塚運昇) | |
▲弓を扱った遠距離攻撃、隙の少ない近接攻撃とどの距離でも万能に戦うことができる。 | ▲両手に斧を2本持つパワータイプ。動きは遅いが攻撃力は高く、敵を持ち上げて投げることも可能。 |
ウィザード(声:安元洋貴) | ソーサレス(声:井上喜久子) | |
▲味方の回復&強化、召喚や敵の錯乱など、多彩な術を使い分け、攻撃的かつ補助的な立ち回りを得意とする。 | ▲強力な黒魔法を扱うクラス。攻撃魔法に加えて、ポーションの生成やスケルトンを操ることなどもできる。 |
キャラクターの成長要素は、レベルアップによるステータスの上昇、レベルアップ時に入手できるスキルポイントを消費してのスキル習得、ダンジョンの宝箱などから装備を入手、と3種類があります。レベルアップでの成長はキャラクターのクラスの特性に沿ったものとなりますが、スキルには各クラス特有の“クラススキル”と、全クラス共通スキルの“コモンスキル”があり、それらの中からどのスキルを習得すのかを自由に選択できます。
また、ダンジョン内の宝箱からはランダムで武器やアイテムが入手できます。レアアイテムを手に入れたいのであれば、ダンジョンに何度もトライしてみるといいでしょう。これらの要素がプレイヤーの好みやプレイ方針と組み合わさり、どんなキャラクターに成長するのかが異なってきます。
▲冒険者ギルドで好きなスキルを習得。各スキルには段階があり、習得するたびにより強力されます。 |
ダンジョンに繰り返し入りたくなる最大の要素は、なんと言っても装備品集め。宝箱を開けると装備品(戦利品)が手に入るのですが、ダンジョンから戻った時点で判明しているのはランクのみ。戦利品鑑定を行うことで、初めて名前や性能がわかります。
同じ性能のものは、もう二度と手に入らないと思ってもいいぐらいバリエーションに富んでいるので、ダンジョンから戻ってくるたびにキャラクターの装備を見直すという楽しみがあるのです! 実際にプレイしての感覚だと、ゲームの序盤ではダンジョンに数回潜っただけで、装備を変更したくなるものがいくつか出てくるぐらいのペースで装備品を入手できていました。
▲ダンジョンから戻ると経験値が加算され、お金を払って手に入れた戦利品を鑑定するかどうかを選べます。同じ装備品でも、基本性能や付加効果が異なり、鑑定額がかかるものや高ランクのものほど、よい装備品である可能性が高いです。 |
ストーリーに沿って大きなゲームの流れはありますが、装備品の収集、お金稼ぎ、レベル上げ、クエスト攻略など、ダンジョンに入る目的はまさにプレイヤーしだい。1ダンジョン・1ステージ制になっているので、シングルプレイでもマルチプレイでも気軽に遊ぶことができます。アクションゲーム好きなら誰もが楽しめるゲームに仕上がっていると感じましたが、特に、私と同じような過去にベルトフロアアクションにハマった方は、懐かしさとグラフィックの進化を同時に体験できるので、ぜひ注目してみてください。
さて、ここまでの記事中でも軽く触れましたが、『ドラゴンズクラウン』のレビューは今回で終わりではありません。次回の記事では、6人のキャラクター(クラス)に焦点を当てて、キャラクターごとの長所や短所、能力の違いに、各特性を生かした立ち回りなどを解説していきます。本作は、1つのセーブデータに複数のプレイキャラを登録できるので(入手したものが共有できる)、クラスや成長方針を変えての育成がしやすいゲームですが、やはり「最初はどのキャラでプレイしようか?」というのは悩むところですよね! 最終的にすべてのキャラクターを使うにしても、次回のキャラレビュー記事が、皆さんの初プレイの手助けになればと思います。
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