2013年7月9日(火)
電撃オンラインがおすすめするゲームアプリを1日1本紹介していく“電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略”のコーナーでは、全10回にわたってホラー&サスペンス系のアプリを紹介する特集を展開中。第4回は、iOS/Android用サウンドノベル『あげはの花は宵に咲く』を、稲川淳二大好きライター・リプトン熊田がミニレビュー風味で紹介していきます!
ビックリさせることに特化した“ホラー”はちょっと苦手なんですが、ジワッと怖い“怪談”はすごく好きなんですよね。稲川さんの語りは特に好きで、毎年ライブにも行かせていただいています。生で聴く怪談は最高です!
■『あげはの花は宵に咲く』とは?
『あげはの花は宵に咲く』は、実写を使用したサウンドノベル。夜の街で名を馳せる“あげは”――姫川ナオミを主人公に、親友の投身自殺、母親の失踪、死者を呼ぶマンション、そこで出会う謎の少年などなど、様々な要素が絡み合い、ひとつのドラマを形作っていきます。
さて、今回はホラーゲーム特集ということでこの作品を選んでみたわけですが、ガチホラーは苦手なので、絵というか写真がキレイな本作をチョイスしてみました。パッと見はチュンソフトさんの『街 ~運命の交差点~』や『428 ~封鎖された渋谷で~』のような雰囲気なので、まぁまぁ言うてもそんな怖くないだろうなと(笑)。
で、確かにホラー映画のような心臓に負担を掛ける系の怖さはそれほどないのですが、こう、ジワジワと迫り来る恐怖があるんですよね。不安感だけが募っていくみたいな。プレイしてるとなんとも言えないイヤーな気持ちになるんだ、胸の奥がざわざわざわざわするの(稲川節)。ということで、まずは本作のストーリーを追っていきましょう。
▲序盤は普通の日常シーンもありますが、中盤以降は終始こんな雰囲気です(笑)。この怖さと気持ち悪さのバランスがすごく絶妙で、嫌な感じだけどついつい先の展開が気になって、なかなか止め時が見つかりません。 |
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