プレシディオ配給にて、7月12日より全国で上映される映画『サイレントヒル：リベレーション 3D』。プレミア上映会が行われた7月1日に発生した事件について、レポートが到着した。

※以下、メーカー様からの情報をもとに記事を掲載しております。

　いよいよ7月12日（金）より公開となります、『サイレントヒル：リべレーション3D』。日本版イメージソングをGACKTが手掛け、主人公ヘザーと敵役のアレッサの吹き替えを福田彩乃さんが担当するなど話題の尽きない本作ですが、劇中の人気キャラクター、バブルヘッドナースとレッドピラミッドシング、そしてロビー君がサイレントヒルから逃げ出し、都内近郊に現れていたことがわかった。

　関根勤さんが急遽駆けつけた吹替え版プレミアが行われた7月1日に厳重な警備の中檀上にあがったバブルヘッドナースとレッドピラミッドシングだったが、イベント終了後スタッフの監視の目がゆるんだすきに街へと逃走。さらにはイベントには参加していなかったうさぎのロビー君と合流し、都内観光名所で記念撮影を行うなど大胆な行動に出ていたことが、スタッフの入手した画像等により判明した。

　本件について配給元のプレシディオは、「一般市民の皆様を危険にさらしてしまい申し訳なかった、犠牲者がでなかったことは一安心」としながらも各所を堪能したキャラクターたちからのコメントとして「サイレントヒルに捕らわれていたけれど、今回外界の空気が吸えてよかった。たくさん写真とかを撮られて意外に人気ものなんじゃないかと勘違いしてしまいそうになったけれど、人間とは合い入れない存在だと思うので、残念ながらサイレントヒルに戻ります。今度は劇場でお会いしましょう。」との伝言があったとしている。

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　サイレントヒルの呪縛から解き放たれたキャラクターたちは、東京随一の三角タワーに行きたいと、東京タワーの見える公園で記念撮影を行った模様。レッドピラミッドは「とんがり具合では負けていないが、あの高さにはかなわない」と少し肩を落としていた。

　バブルヘッドナースが「どうしてもおしゃれがしたい」と、ナウい町渋谷に繰り出した模様。某有名ファッションビルを目指したが、なぜか途中で黒山の人だかりに。それもそのはず、バスケットボールストリートことセンター街の入り口付近で立ち止まってしまった為、その少し変わった風貌が注目の的になり写真大会へと発展。あまりの人気ぶりに、レッドピラミッドは小声で「俺こそセンターguyだ」と言ったとか言わなかったとか。ただし混乱を避けるため、バブルヘッドナースのお買いものは中止に。ナース服以外も着たいという彼女たちの願いは叶わず、少し悲しい顔をしていた（表情は伺えないが）。

　東京には詳しいと豪語していたロビー君の提案で浅草の雷門にも訪れていたようだ。ロビー君はガイドブックで事前に情報を仕入れていたらしく“カンコウキャク”がたくさんいるから行こう!!と言って聞かなかった。しかしいざ到着してみると、ロビー君はお昼寝。仕方ないので、バブルヘッドナースとレッドピラミッドだけで、入り口前に到着。ここでもカメラを手にした、大勢の人からの写真ラッシュで人だかりができたようだ。観光客の方たちにもなじみのあるキャラクターだったようで、次々に写真を撮られていくが、そう長い間雷門の前を占拠するわけにもいかない。後ろ髪をひかれつつ、ロビー君とっておきの場所に向かうのだった。

　お昼寝をしてしまい、雷門を味わえなかったロビー君がさらにとっておきの場所を見つけていた！　サイレントヒルの世界観にぴったりで、是非みんなを案内したいと自信をもって勧めていたのが“あなたのウェアハウス市川店”というアミューズメントパーク。少し遠いなと気乗りしないバブルヘッドナースとレッドピラミッドを説得して、連れて行ったようだ。

　到着すると、バブルヘッドナースとレッドピラミッドのテンションが一気にアップ！ゲームと映画の世界観に近く、落ち着ける場所だったようで、館内をくまなく歩き回っていた。ここなら、ずっといても良いなと思っていたのも束の間、ここで関係者たちがバブルヘッドナース、レッドピラミッド、ロビー君の姿を発見。捕獲され再びサイレントヒルの世界に連れ戻されることとなった。

▲姿を発見され落胆するロビー君。

■『サイレントヒル：リベレーション3D』
【監督・脚本】マイケル・J・バセット
【音楽】山岡晃
【出演】
　アデレイド・クレメンス
　ショーン・ビーン
　ラダ・ミッチェル
　マルコム・マクダウェル
　キャリー＝アン・モス
　他
【概要】
　2012年/フランス・アメリカ・カナダ/95分/DCP/カラー/シネスコ/配給：プレシディオ/配給協力：ハピネット
【提供】2013『サイレントヒル：リベレーション3D』フィルムパートナーズ