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2013年7月16日(火)

【週間洋ゲー通信】孤独な戦士の活躍を描くPS3/Xbox 360/PC『ランボー:ザ・ビデオゲーム』の動画が公開!(7月8日~7月14日)

文:イトヤン

 この“週間洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は、7月8日から7月14日までの間で明らかになった新情報の中から、9個の話題をご紹介。今週も、新作タイトルの最新映像から発売済みのゲームを拡張するDLCの情報まで、多彩な内容のニュースが到着している。気になる海外ゲームの最新動向を、このコーナーでチェック!

 

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■海賊船VS要塞の砲撃戦も! 『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』の最新動画は大迫力のプレイ映像!!

 18世紀のカリブ海を舞台に、イギリス出身の若きアサシン、エドワード・ケンウェイの冒険を描く人気ACTシリーズ最新作『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』。このほど、エドワードが船長の帆船ジャックドー号を駆ってカリブ海を暴れ回る“海賊”としてのゲームプレイに焦点を当てた、最新のゲームプレイ映像が公開された。

『週間洋ゲー通信』

 今回の映像ではまず、無人島に残された死体から宝の地図を手に入れたエドワードが、ジャックドー号でカリブ海を航海し、宝箱を発見する様子が紹介されている。本作では、こうした探索要素もふんだんに用意されているようだ。

 この後には、敵の帆船を砲撃して航行不能にした後、敵船上に切り込み攻撃を仕掛けて船を丸ごと奪う様子が描かれている。さらに、海岸にある要塞を相手に砲撃戦を行い、そのままシームレスに上陸して建物内部に侵入して、敵の提督を襲うといったことも。このように、帆船を使った大規模な戦いもたっぷりと楽しめる本作は、日本でもPS3/Wii U/Xbox 360版が11月28日に発売される。さらにPS4/PCでも発売の予定だ。

(参考サイト:『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』アメリカ公式サイト

■『メトロ ラストライト』のDLC第1弾がいよいよ配信! 3つの勢力に所属する3人の主人公の物語が展開

 核戦争後のモスクワを舞台に、地下鉄のトンネル内で生活する生存者たちの姿をリアルに描くFPS『メトロ ラストライト』。日本ではPS3/Xbox 360/PC版が8月1日に発売される予定だが、すでに発売中となっている海外では、本作に新たなストーリーを追加するDLC第1弾の詳細が発表された。

 本作のDLCは全部で3種類の配信が予定されており、第1弾の“ファクション・パック”は海外で7月16日より配信が開始される。本編では前作でもおなじみのアルチョムを主人公とした物語が描かれたが、DLC第1弾では3人の新たな主人公たちによる、3つのミッションをプレイできる。3人の主人公たちはそれぞれ、共産主義者、第四帝国、ポリスのレンジャーという3つの異なる勢力に所属しており、アルチョムとは異なる立場で核戦争後の世界を体験することが可能だ。

 さらに第2弾DLCの“タワーパック”では、さらに新たなプレイ体験が用意されているとのこと。なお日本でのDLC配信に関しては、現在のところ未発表だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:『メトロ ラストライト』アメリカ公式サイト

■サイバーパンクな世界をiPhoneとiPadで体験! 完全新作ストーリーの『デウスエクス:ザ・フォール』が配信!!

 人体を改造してその機能を拡張する“オーグメンテーション”の技術が発達した近未来を舞台に、陰謀に満ちたストーリーが展開するSFアクションRPG『デウスエクス』。このシリーズの最新作となるモバイル用ソフト『デウスエクス:ザ・フォール』が、iOS向けに配信開始されている。

『週間洋ゲー通信』

 『デウスエクス』本編と同時期の物語を描くこの作品では、英国の特殊部隊(SAS)に所属していた経歴を持つ新主人公のベン・サクソンが活躍することになる。モバイル用とは思えないリアルなグラフィックが特徴で、迫力あふれる銃撃戦の他、プレイヤー自身の選択が反映される『デウスエクス』ならではの自由度の高いプレイも、モバイル上で実現しているという。

 実際のゲームプレイの様子は、配信開始に合わせて公開されたローンチ・トレーラーで、ぜひ確認してほしい。本作は日本のApp Storeでも購入可能だ(英語版のみ)。また将来的に、Android版の配信も予定されているとのことだ。

(参考サイト:『デウスエクス:ザ・フォール』公式サイト

(参考サイト:iTunes App Store

■重力を操るガラメカで無重力空間を冒険! 『ラチェット&クランク』シリーズ最新作が2013年末にPS3で登場

 宇宙人の少年ラチェットとロボットのクランクがコンビを組んで、大活躍を繰り広げる人気ACTシリーズ『ラチェット&クランク』。その最新作となる『ラチェット&クランク:イントゥ・ザ・ネクサス』が、2013年末に海外でPS3向けに発売されることが明らかになった。

『週間洋ゲー通信』

 『ラチェット&クランク』シリーズはこのところ『オールフォーワン』や『銀河戦隊Qフォース』など、マルチプレイをメインとした作品が続いていたが、今回発表された『イントゥ・ザ・ネクサス』は、久々にラチェットを中心としたストーリーが展開するシングルプレイのアクション・アドベンチャーゲームになる。“ガラメカ”と呼ばれる多数の武器やアイテムを使いこなしていくという、シリーズでおなじみのゲーム性を、じっくりと楽しめる内容になりそうだ。

 また本作では、宇宙の無重力空間を舞台としたステージも登場するとのことで、重力を操るガラメカを使って、垂直や上下逆さに移動することも可能になるようだ。日本での発売は現在のところ未定だが、人気のシリーズだけに、ぜひとも登場を期待したい。

(参考サイト:PlayStation.Blog

■『ペイデイ2』は銀行強盗を疑似体験できる協力RPG!? 開発スタッフがゲームの特徴を自ら解説

 最大4人のプレイヤーがチームを組んで銀行や貴金属店を襲撃し、現金や宝石を奪って逃走することを目的とするクライムACTシリーズ最新作『ペイデイ2』。本作の特徴を、開発スタッフが自ら解説するプレイ映像“『ペイデイ2』とは何か?”が公開された。

 開発スタッフの解説によると、前作の『ペイデイ:へイスト』に比べて、本作ではRPG的な要素が強化されており、武器や装備が自由にカスタマイズできる他、顔を隠すために身に着けるマスクも自由に選択できるという。またこの映像では、警官隊と壮絶な銃撃戦を繰り広げるだけでなく、ガジェットを駆使して監視カメラや金庫を破壊し、派手な騒ぎを起こすことなく金品を奪って逃走することも可能な様子が描かれている。

 このように、より奥の深い戦略性を楽しむことができるようになった本作は、PS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、海外で8月に発売予定。日本でのリリースは現在のところ未定だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:オーバーキル・ソフトウェア公式サイト

■孤独な戦士がついにその姿を現した! 今冬発売予定の『ランボー:ザ・ビデオゲーム』のプレイ映像が初公開!!

 1980年代に日本を含む全世界で大ヒットを記録し、主演を務めたシルベスター・スタローンの代表作となった名作アクション映画『ランボー』シリーズ。この映画を題材にしたアクションゲーム『ランボー:ザ・ビデオゲーム』のプレイ映像を収録したトレーラーが、ついに初公開された。

『週間洋ゲー通信』

 この作品は2011年に発表されて以来、断片的な情報ばかりで、なかなかその詳細が明らかにされていなかったが、今回ついにプレイ映像を目にすることができた。おなじみのテーマ曲に乗せて、北米の森林やベトナムのジャングル、そしてアフガニスタンの砂漠で戦闘を繰り広げるランボーの姿は、まさに映画そのままだ。全身に泥を塗って自分の姿を隠すといった名場面も再現されているようで、実際のゲームプレイがどうなるか気になるところだ。

 トレーラーのラストで明らかにされた情報によると、本作はPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、海外では2013年冬に発売予定とのこと。原作映画は日本での大ヒットが後のシリーズ化につながったという歴史を持つだけに、ぜひとも日本でのリリースも期待したい!

(参考サイト:『ランボー:ザ・ビデオゲーム』トレーラー(※リンク先はYouTube))

■『レゴ・マーベル・スーパー・ヒーローズ』がPS4とXbox Oneでも発売! セイバートゥースの参戦も明らかに

 映画やコミックの人気キャラクターがレゴブロックのミニフィグの姿となって、ユーモラスな冒険を繰り広げる『レゴ』シリーズ。海外では、昨年発売された『レゴ・バットマン2:DCスーパー・ヒーローズ』に続いて、今秋には『レゴ・マーベル・スーパー・ヒーローズ』の発売が予定されている。

 PS3/Wii U/Xbox 360/PS Vita/3DS/DSと、多数のハードでの発売が予定されている本作だが、このほど新たにPS4とXbox Oneでも登場することが明らかになった。このニュースを伝えるレゴ・ビデオゲームの公式ブログでは、ウルヴァリンのライバルとして知られるセイバートゥースが登場している画面写真も同時に公開されている。

 E3で発表されたトレーラーによると、アイアンマンやスパイダーマン、キャプテン・アメリカやハルクなど、日本でもおなじみのマーベルヒーローたちが続々と集結して、スケールの大きな物語が展開されるようだ。海外ではその内容に定評のある『レゴ』シリーズだけに、日本での発売を期待したいところだが……。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:レゴ・ビデオゲーム公式ブログ

(参考サイト:『レゴ・マーベル・スーパー・ヒーローズ』公式サイト

■ロード・ブリティッシュ自ら解説! 『ウルティマ』の精神を受け継ぐ『シュラウド・オブ・ジ・アバター』の開発映像をチェック!!

 往年の名作RPG『ウルティマ』シリーズの精神を受け継ぐタイトルとして、クラウドファンディングサイト“キックスターター”での資金調達から開発がスタートした新作RPG『シュラウド・オブ・ジ・アバター』。このほど、開発途中における本作のゲームプレイを収録した映像が初公開された。

『週間洋ゲー通信』

 『ウルティマ』シリーズの世界を統べる君主“ロード・ブリティッシュ”として知られる、ゲームデザイナーのリチャード・ギャリオット氏。彼が自ら解説しているこの映像は、“キックスターター”の出資者に対して開発の進捗状況を伝えるために公開されたものだ。そのため、全体マップ上での移動画面や戦闘のディテールなどについては、まだ未完成であることが強調されている。とはいえ、フィールド上の森で切り出した材木を加工して椅子を作り出したり、ダンジョンに潜入してスケルトンや巨大なクモと戦いを繰り広げたりと、生活感のあるファンタジーRPGらしい場面が随所に登場して、ゲームに対する期待感を高めてくれる。

 中でも注目は、NPCと会話する際に、自然な文章(英語)をキーボードから直接入力して会話を行っている点だ。オフラインとオンラインの双方で楽しむことができるという本作で、果たしてどのようなゲームプレイが実現されるのか、開発途中の現段階でも大いに興味をそそられる。

(参考サイト:『シュラウド・オブ・ジ・アバター』公式サイト

■マイクロソフトが大幅な組織再編を実施! Xbox事業を統括する体制も大きく刷新されることに

 先週のこのコーナーで、これまでマイクロソフト(MS)のXbox事業を率いてきたドン・マトリック氏が、ソーシャルゲームで知られるジンガのCEOに就任したことをお伝えした。この電撃移籍に続いて、MSでは同社の組織全体を大幅に再編することを発表。これに伴い、Xbox事業を統括する陣容も、これまでの体制から大きく刷新されることが明らかになった。

 MSは現在、Windowsに代表されるソフトウェアを中心とした企業から、“デバイスとサービス”を中心とする企業への転換を進めており、これまでは製品ごとに分かれていた部門を“オペレーション・システム(OS)”“アプリケーション&サービス”“クラウド&エンタープライズ”“デバイス&スタジオ”の4つのグループに集約するという。

 このうち、製品としてのXbox 360/Xbox Oneや、ゲーム開発を行うマイクロソフトスタジオなどは、デバイス&スタジオグループが受け持ち、これまでWindows部門のトップを務めてきたジュリー・ラーソン=グリーン氏が統括する。またXbox 360/Xbox Oneに搭載されるOSやXbox LIVEのシステムはOSグループが受け持ち、Windows OSとの連携がより深まることになるようだ。

 今回の組織再編が、欧米での発売を年末に控えたXbox Oneの将来や、日本での展開にどう影響するかは未知数だ。ただ、MSにとって“Xbox”は以前から、単にゲーム機のことを意味するだけでなく、同社のエンターテインメント・サービス全体を表す言葉となっており、今回の組織再編によって、その位置づけがより明確になったと言えるだろう。

(参考サイト:マイクロソフト アメリカ公式サイト

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