2013年7月22日(月)
物理攻撃に関する能力においてのバランスが優れており、ほとんどの攻撃を防げる盾ガードが可能となっています。攻撃力の高さと打たれ強さがファイターの特徴で、攻撃にクセがなく扱いやすいクラスです。素早い連係攻撃を狙っていき、敵の攻撃を盾ガードや回避でしのいでいくオーソドックスな立ち回りをすれば十分に強さを引き出すことができるので、アクションがあまり得意でない方にオススメです。初心者向けではありますが、味方を守るクラススキル(そのクラスのキャラクターのみが修得できるスキル。どのクラスでも修得できるスキルは、コモンスキルと呼ぶ)が充実しているので、アクション熟練者でもかなり楽しめます。
また、各種攻撃や盾ガードを強化するクラススキルが多く、自身がよく使っている攻撃をクラススキルで強化していけば、おのずと強くなっていきます。ファイターならではの特殊なスキルとしては、盾ガードで周囲の味方を守り一定時間攻撃力が上昇する“カバーアライズ”、一定時間敵の注意をひきつける“アトラクト”、味方のダメージを引き受けて一定時間防御力が上昇する“サクリファイス”などがあるので、お好みで覚えておくと協力プレイのときに役立つかと思います。
▲攻撃を強化するスキルは、攻撃を繰り出したときに衝撃波のつくタイプ、攻撃のヒット数が増えるタイプの2種類があります。連係攻撃を強化する“ソードテンペスト”は、□ボタンを連打すると4回目の攻撃の後に複数ヒットする5発目を繰り出せるようになります。 |
ファイターをプレイしてみて、全体的に強い攻撃がそろっているので自由に立ち回れるのがウリだと感じました。敵の攻撃の隙を見つけて連係攻撃を狙う、上攻撃やダッシュ攻撃からコンボを狙う、空中攻撃を主軸に戦う、といった攻撃面の立ち回りも自由ですし、防御面でも盾ガードを軸にじっくり戦ったり、回避をうまく使って機敏に動いて戦ったりと、どんな立ち回りでもそつなくこなせます。
▲地上にいる敵には連係攻撃、空中にいる敵には空中攻撃と使い分けるだけで十分戦えます。 |
唯一と言っていい短所は、敵に近づく手段がやや乏しいこと。遠距離から攻撃する手段を持たないので、上下に軸をずらした状態で敵との間合いをじっくり詰めたり、回避を近づく手段に使ったりする必要があります。そんな中、敵に近づく手段として個人的に使いやすいと感じたのは、空中ダッシュ攻撃(空中で左アナログスティック→+□ボタン長押し)です。これは、ファイターのみ繰り出せる攻撃なのですが、敵のいる方向に回避をして回避中に空中ダッシュ攻撃を繰り出すと、一気に間合いを詰められます。空中にいる敵にも対応できるうえに、空中攻撃にもつなげられるので、私もかなり使いまくりました。
▲遠距離攻撃がないという短所を補うため、ダンジョン中のみで装備できるクロスボウなどの武器を積極的に拾って、立ち回りに役立たせるのもアリです。 |
攻撃力が高いパワータイプで、リーチもある物理攻撃が主体となるクラス。連係攻撃のスピードがやや遅く、ガードはできるものの物理攻撃のみということで、回避がメインとなるヒット&アウェイが基本戦術になるかと思います。アマゾンの最大の特徴は、攻撃を当て続けると行動速度が最大3段階まで上昇すること(バーサーク状態)。最大速度になると連係攻撃もかなり速くなり、主力として使っていけるほど。一定時間、攻撃を当てない状況が続くと元に戻ってしまうので、いかにコンスタントに攻撃を当て続けるかがアマゾンを扱うポイントになります。状況に応じたとっさの判断力が必要になるため、中級者向けのクラスと言えるでしょう。
▲攻撃を当て続けると一瞬赤いオーラをまとい、一定時間行動速度が上昇します。クラススキルの“バーサーク”を修得していると、行動速度に加えて攻撃力も上がります。 |
アマゾンのクラススキルは、攻撃を強化するスキル、バーサーク状態を強化&補助するスキルの2つがメインとなります。その他、特殊なスキルとして一定時間多重攻撃する分身を出す“ウォーペイント”、HPを代償に一定時間防御面を強化する“イモータル”などがあります。スキルを修得する際は、通常時とバーサーク状態のどちらを重視するかで選択すると、戦法とうまくかみ合ったキャラクターに成長していくことでしょう。
アマゾンをプレイしていて感じたことは、空中攻撃の扱いやすさ。体ごと斧を縦に回転させる攻撃で、攻撃中は左右に切り返すことができます。回避で前方に移動しながら出せば敵に近づく手段にもなるし、ダメージを与える主力としても使えるので非常に便利です。さらに、この攻撃から空中上攻撃につなげれば、空中でコンボを狙うこともできます。空中回転攻撃に加えて2種類の落下攻撃(通常と2段ジャンプ後)も扱いやすく、アマゾンの空中戦に強さを感じました。
▲任意のタイミングで左右に切り返すことができる空中攻撃は、軌道をうまく調整すると安全な敵の背後に移動しながら攻撃することができます。 |
最初こそやや扱いにくい印象はありましたが、まずは空中攻撃と落下攻撃をコツコツと当てていって、バーサーク状態が何段階か上がったら地上戦に持ち込んで連係攻撃を当てていくというスタイルがしっくりきました。
▲クラススキルの“スタンウェイブ”を修得すると落下攻撃にウェイブが発生するようになります。回避で離れながら繰り出すとちょうどウェイブ部分を当てられます。 |
→一点特化か、バランス重視か? ドワーフ&エルフ(3ページ目)
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