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2013年7月17日(水)

【第66回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』――フリックできない奴は死ぬ!?

文:石田賀津男

 電撃オンラインがおすすめするゲームアプリを1日1本紹介していく“電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略”のコーナーでは、全10回にわたってホラー&サスペンス系のアプリを紹介する特集を展開中。第9回は、夏になるとゾンビのように溶ける激夏痩せ型ライター・石田賀津男が、iOS向けのフリック入力練習アプリ『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』をご紹介します。

『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』

 最近は電車に乗っていると、女子高生がスマートフォンで超高速文字入力しているのを見かけますよね。私は根っからの負けず嫌いなので、「女子高生にできて自分にできないなんてありえん」と勝手にライバル心を燃やし、スマートフォンで原稿が書けるレベルまでフリック入力を会得しました。もはやフリック入力ではそんじょそこらの女子高生にも負けません。そんなキモい自慢話をする36歳の眼前に、このアプリの登場です。


『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』

■『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』とは?

 次々と迫りくるゾンビを、フリック操作による文字入力で撃退するフリック入力練習アプリ。全6チャプターのストーリーを追いながら、少しずつフリック入力を鍛えられる。チャプタークリア後には入力速度や正確さなどのスコアも表示される。


■フリック操作で文字入力してゾンビを倒せ!

 本作はゾンビを題材にしたガンシューティングゲーム『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』が原作です。その世界観を、PCなどのキーボード入力によるタイピング練習ソフトに載せ替えたのが『ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』。さらにそれをベースに、タイピングをスマートフォンのフリック入力に変えたものが本作となります。

 『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』では銃を持って戦っていた主人公は、『ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』では肩からキーボードをかけた格好で登場します。そして『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』では、銃をつかむような姿勢でスマートフォンを握っています。一体何をどうやってゾンビと戦うのか? という説明は一切ないので、「セガらしいなあ」と唱えながら無心でプレイしてください。

 ゲームをスタートすると、画面には次々とゾンビが現れ、それと同時に文字列が表示されます。その文字列を正しくフリック入力できれば、ゾンビを撃ち倒せます。迫りくるゾンビの群れをフリック入力で撃退しながら進み、チャプタークリアを目指します。入力が遅れてゾンビを倒しきれないとダメージを受け、ライフ(初期は5つ)が減少します。

『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』 『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』
▲迫りくるゾンビを、手にしたスマートフォン? のフリック入力で撃退します。怖くて焦ってしまいますが、冷静な入力が必要です。

 ゾンビは3Dグラフィックスで描かれており、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』に則ったシリアスな展開となっています。原作を知らない方は、あらゆるゾンビを撃ち倒して進む主人公のヒロイズムを感じられるストーリーも楽しんでいただけます。手に持っているのはスマートフォンですが、何かがバンバン出てゾンビどもを倒せます。

 各チャプターの最後にはボスが登場します。ボス戦ではただ早く入力すればいいわけではなく、入力を受け付けないタイミングがあったり、超長文を連続で入力したりと、特殊な条件が課されます。これを撃退すればクリア。スコアが表示され次のチャプターへと進めます。

 チャプターは6まであります。序盤は文字数も少なく、登場するゾンビの数も少なくて簡単ですが、チャプターが進むごとに単語ではなく文章が増えてきたり、短文でも高速な入力を求められたりと、難易度が上がっていきます。

『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』 『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』
▲チャプター6までを順にクリアしていきます。しっかりしたストーリーがあり、フリック練習アプリといってもゲーム感の強い内容です。

→次のページでは、チャプターごとの内容を解説!(2ページ目へ)

(C)SEGA

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データ

▼『ゾンビ打 フリック オブ ザ デッド』
■メーカー:セガ
■対応機種:iOS
■ジャンル:ETC
■配信日:2012年5月10日
■価格:85円(税込)(アイテム課金)

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