2013年7月25日(木)
SCEは、9月5日に発売するPS Vita用ソフト『Killzone: Mercenary(キルゾーン マーセナリー)』について、物語のあらすじやキャラクター、マルチプレイにかんする新情報を公開した。
『Killzone: Mercenary』は、金のために動く傭兵“アラン・ダナー”主観の物語を描いた、FPS『Killzone』シリーズの新作タイトル。戦局のカギを握る“ヴェクタ星の大使の息子”の救助をきっかけに、その身柄をめぐってストーリーが動き出す。物語の時間軸としては『Killzone』と『Killzone 2』の間になるという。
傭兵アラン・ダナーはヘルガストの反撃の指揮を執るためにISAに雇われる。ミッションはヴェクタ星の大使とその家族をヘルガストが支配しているピュロスシティから避難させること。しかし侵略が展開するにつれ大使の息子の運命が戦局のカギとなり、ヘルガストそしてISA軍の両側はあらゆる手を使い少年を捕らえようとする。
そしてダナーは少年の命を巡る抗争の渦中に巻き込まれてしまう。
軍事侵略の中で起こる欲望、復讐、良心……。
ダナーはどんなに高い金額を支払われようと、勝利の価値に疑問を持たざるを得なくなってしまう。
主人公・ダナーの傭兵仲間となるダミアン・イワノフをはじめ、ISA軍のアレックス・グレイ将官やヘルガスト軍のヴィクトル・クラーテック大佐、そして両組織が執着するヴェクタ大使の息子といった、物語の重要人物が続々と公開された。
UCN軍に所属し、ダナーとともに数々の任務をこなしてきた傭兵仲間。話社交的な性格で、ダナーと同じく抗争に対しては無関心である。
ヴェクタ生まれのイワノフは、同郷の者に対するヘルガスト軍の扱いに憤慨しており、彼の態度はダナーの戦争に対する考え方に影響を与えている。
ヴェクタ南部に位置する研究開発ベース保護の責務を有する。ヴェクタ防衛に関しては高い敬意を払われ、その功績を称えられているが、抗争勃発によりヘルガスト軍の脅威を永久に葬り去ることを頑なに決意する。
慎重な戦略家であった彼女は、ヘルガーンの全面戦争を通じて熱心な運動家へと変貌。しかし、戦争で受けた傷が彼女を突き動かす要因になるとは知る由もなかった……。
ヘルガスト軍大佐。ヴェクタ南部での武器の調達および兵器機密情報の調達を責務を負う。狡猾でカリスマ性があるが、目標を達成するためには非情に徹する人物でもある。
人並み以上の愛国心と揺るぎない忠誠心はヴィサリ皇帝からも評価され、ヘルガーンの実験兵器開発の監督をすべて任されている。故に、任務では最悪の悪事を犯すことに。
ヴェクタ大使の息子(10歳)で、ヘルガーン人とヴェクタ人の混血児。大使館で救出された後、ダナーを手助けすることもある。ジャスタスがその身に持ち運ぶ“秘密”のおかげで、彼はISAとヘルガストの両軍に狙われることになる。
『KILLZONE』の世界を代表するマップを舞台に、最大8人で協力・対戦ができる本作のマルチプレイ。ここでは、収録されている対戦モード3種類のルールについて紹介する。
▲マルチプレイで稼いだ報酬はシングルプレイでも使用可能だ。 |
▲自分以外全員が敵となる個人対戦モード。限られた時間内でいかにして多くの報酬が得られるかを、参加者全員で競い合う。 |
▲ISA軍とヘルガスト軍に分かれて戦うチーム対戦モード。制限時間内に特定のキル数に達したチームが勝利となる。 |
▲2チームに分かれてランダムに登場する5つのフェーズで対戦を行う。各フェーズにはルールや目的が個別にあるため、このモードでは味方との連係とフェーズに対する知識が重要になる。フェーズごとの総合勝利数で最終的なチームの勝敗が決まる。 |
(C)Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Guerrilla Cambridge.
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