News

2013年7月23日(火)

【週間洋ゲー通信】あの『ストライダー飛竜』が“2.5D”で現代に復活!? 『アサシン クリード』の新作コミックも(7月15日~7月21日)

文:イトヤン

 この“週間洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は7月15日から7月21日までの間で明らかになった新情報の中から、6個の話題をご紹介。この期間にはカリフォルニア州サンディエゴで、アメコミの祭典“サンディエゴ・コミック・コンベンション”が開催されており、会場ではゲーム関連でも新たな発表が行われている。日本の人気ゲームシリーズに関するニュースも飛び込んできているので、要チェックだ!

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■3D武器格闘ゲーム『ソウルキャリバーII』がPS3とXbox 360でHDリメイク! 『鉄拳』の三島平八も参戦!?

 3D武器格闘ゲームを代表する作品として、日本はもとより全世界で高い人気を誇る『ソウルキャリバー』シリーズ。2002年にアーケードで登場し、翌年には家庭用ゲームハードに移植された『ソウルキャリバーII』が、HDリメイクされてPS3とXbox 360のダウンロード配信ソフトとして登場することが明らかになった。

『週間洋ゲー通信』

 『ソウルキャリバーII HDオンライン』という新たなタイトルからも分かるように、今回のリメイク版はHD解像度に対応することで画面が美しくなっただけでなく、オンライン対戦にも対応している。また発表によると、アーケードやサバイバル、タイムアタックといったモードに加えて、家庭用オリジナルの“ウェポンマスターモード”も収録されるようだ。

 かつて『ソウルキャリバーII』がPS2、ゲームキューブ、初代Xboxの各ハードで発売された際には、それぞれ異なるゲストキャラが登場して話題になったが、公開されたプレイ映像には、PS2版のゲストキャラである『鉄拳』シリーズの三島平八の姿も確認できる。本作は海外のPSNとXbox LIVEアーケードで2013年秋に配信予定。日本での展開は未発表だが、大いに期待したいところだ。

(参考サイト:バンダイナムコゲームス(EU)公式サイト

(参考サイト:『ソウルキャリバーII HDオンライン』トレーラー(※リンク先はYouTube))

■あの名作『ストライダー飛竜』が現代に復活! “2.5D”の完全新作がPS4/Xbox Oneなどで発売!

 日本の名作ゲームが復活する話題を、もう1つ。1989年にアーケードで発表された横スクロールアクション『ストライダー飛竜』は、無国籍SF風のユニークな世界観と、ドット絵で描かれたダイナミックな動きが融合した傑作だ。この作品が現代に復活し、なんとPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC用の完全新作ソフト『ストライダー』として、2014年前半に発売されることが発表された。

 今回発表された『ストライダー』は、キャラクターや背景は3Dグラフィックで描画されているものの、基本的なゲームプレイはオリジナルと同様の真横からの視点という“2.5Dグラフィック”で表現されている。主人公の飛竜が繰り出す多彩なアクションや、ロシアを思わせる雪国が舞台のステージなど、現在の最新技術でオリジナル版の雰囲気を再現することに力が注がれている。

 また、今回公開された映像を見る限り、ステージはオリジナル版に比べてかなり広大なものとなっている。画面にはミニマップも表示されていることから、マップを探索するといった要素も盛り込まれているようだ。今回の発表は海外向けのもので、日本での展開は現在のところ不明。だが、今なお人気の高いシリーズだけに、日本での発売も期待したい。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:カプコン アメリカ公式ブログ

■アメフト選手のゾンビが主人公にタックル!? Xbox One『デッドライジング3』を開設するメイキング映像が公開!

 次世代ハード“Xbox One”の独占タイトルとして注目を集めている、人気オープンワールド・ゾンビアクションのシリーズ最新作『デッドライジング3』。サンディエゴ・コミック・コンベンションの会場で行われたイベントに合わせて、開発スタッフが同作を紹介する最新メイキング映像が公開された。

 開発スタッフによると、本作のゾンビはより賢く、より危険になっているという。警官ゾンビや囚人ゾンビ、アメフト選手ゾンビなど、ゲーム中にはさまざまなタイプのゾンビが存在しており、それぞれ異なる行動パターンを見せるようだ。またゾンビに立ち向かう主人公の側も、爆薬で大量のゾンビをまとめて吹っ飛ばしたり、マスクマンのコスチュームでゾンビとプロレスを繰り広げたりと、自由度満点のゲームプレイが楽しめそうだ。

 前作でも好評を得たオリジナルの武器作成から、ユーモアたっぷりのコスチュームまで、バラティに飛んだ要素が盛り込まれている本作は、欧米で今年11月に予定されているXbox One本体の発売と同時にリリースされる予定だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:カプコン アメリカ公式ブログ

■バットマンを狙う新たな暗殺者は、ヘビのような美女!? 『バットマン:アーカム・ビギンズ』の新キャラが判明!

 暗黒の騎士バットマンとなって、数々のヴィラン(悪漢)たちと対決するオープンワールドアクション第3弾『バットマン:アーカム・ビギンズ』。本作の最新トレーラーにおいて、ヘビのような特徴を持つヴィラン・コッパーヘッドの登場が明らかになった。

『週間洋ゲー通信』

 コッパーヘッドは元々、ヘビをモチーフにしたコスチュームを身につけた男性の犯罪者だったが、DCコミックの世界設定を全面的に再構築する“The New 52”によって、動物と人間の遺伝子を融合する実験によって、女性の姿をした生物兵器として生まれ変わった過去を持つ。『バットマン:アーカム・ビギンズ』では、悪の帝王ブラックマスクがバットマンを倒すために雇われた暗殺者の1人として、バットマンの生命を狙うことになるようだ。

 『バットマン:アーカム・ビギンズ』は、海外では10月25日に発売される。日本でもPS3/Wii U/Xbox 360用ソフトとして、2013年冬に発売の予定だ。

(参考サイト:『バットマン:アーカム・ビギンズ』コッパーヘッド登場トレーラー(※リンク先はYouTube))

■伝説の暗殺者“ダウド”の物語がついに完結! 『ディスオナード』のDLC第3弾が海外で8月13日より配信開始

 スチームパンク風の異世界で、女王暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の復讐劇を描くステルスアクション『ディスオナード』。同作に新たなストーリーを追加するDLC第3弾“ブリグモアの魔女”が、海外で8月13日より配信されることが発表された。

 『ディスオナード』における最後のDLCとなる“ブリグモアの魔女”は、第2弾の“ナイフ・オブ・ダンウォール”に引き続き、女王暗殺の真犯人である伝説の暗殺者“ダウド”が主役となる物語だ。完結編となる今回のDLCで、ダウドとダンウォールの街を巡るすべての謎が解き明かされることになるという。このDLCは単体でもプレイ可能だが、“ナイフ・オブ・ダンウォール”をプレイしている場合には、そのセーブデータを引き継げるとのことだ。

 “ブリグモアの魔女”は海外で、PS3版は9.99ドル(約1000円)/800MSPで配信される。日本でも配信が行われる予定だが、配信時期や価格などは未定だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■舞台は19世紀のインド!? 『アサシン クリード』のオリジナルコミックが海外で登場!

 ユービーアイソフトを代表するフランチャイズに成長を遂げた『アサシン クリード』シリーズは、ゲームだけでなく実写映像やアニメ、小説などさまざまなメディアに広がっている。サンディエゴ・コミック・コンベンションにおいては、新作オリジナルコミック『アサシン クリード:ブラフマン』の刊行が発表された。

 『アサシンクリード:ブラフマン』で物語の舞台となるのは、イギリスの植民地となっている19世紀のインドだ。褐色の肌を持つインド人のアサシン“アルバーズ・ミール”は、イギリス人の支配に苦しむインドの人々のために立ち上がる! 海外ではこれまでに、19世紀後半から20世紀初頭のロシアを舞台に、アサシンの“ニコライ・オルロフ”が主人公となるオリジナルコミックが2シリーズにわたって展開されてきた。今回の新シリーズは、それに続くものとなる。

 ゲームとは異なる独自の主人公となるアサシンの活躍を描く物語とあって、シリーズのファンにとっては気になるところだ。このコミックは2013年秋より海外で刊行開始。はたして日本でアルバーズ・ミールの活躍を目にする機会はあるのだろうか?

『週間洋ゲー通信』 『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:UBI BLOG

(C) 2010 - 2013 Namco Bandai Games S.A.S.

(C)Capcom U.S.A. All Rights Reserved.

(C)Capcom U.S.A. All Rights Reserved.

BATMAN: ARKHAM ORIGINS, BATMAN: ARKHAM ORIGINS BLACKGATE software (C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. developed by WB Games Montréal.

BATMAN and all characters, their distinctive likenesses, and related elements are trademarks of DC Comics (From DC Entertainment) (C) 2013. All Rights Reserved. WB GAMES LOGO, WB GAMES MONTREAL, WB SHIELD: (TM) & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.

(C) Copyright 2013 ZeniMax Media Inc. Trademarks are the property of their respective owners. All Rights Reserved.

(C) 2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Uplay logo, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

データ

関連サイト