2013年8月5日(月)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、1992年12月25日にPCエンジンSUPER CD-ROM2(スーパーシーディーロムロム)で発売された、ゲームミュージシャン界の“兄貴”こと葉山宏治氏の名を世に知らしめた怪作『超兄貴』のゲームアーカイブス版。
とてもシュールな世界観が特徴的な横スクロールシューティング。純粋にシューティングとして評するなら、ごく平凡な作品ではある。しかし、狂気と笑いに彩られた世界観の突き抜けっぷりはハンパではなく、これが本作を単なるイロモノ作品から神ゲーへと見事に昇華させていると言っても過言ではないだろう。
筋肉美がテーマながら、ユーモラスかつファンタジックな描写に優れている点にも注目だ。古いゲームなので絵的なインパクトは薄まっているものの、葉山宏治氏が手掛けた楽曲のキテレツっぷりは今なお健在。中でもステージ1のテーマソングや、ステージ3の2体目中ボスの曲などは、不思議な余韻とともにプレイヤーの耳に残り続けることだろう。なお、ゲームバランスには少し難があるが、システムメニューで途中経過を随時セーブできるようになっているので、シューティング初心者でも十分楽しめる。(ライター:城イドム)
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