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2013年8月1日(木)

『ロスト プラネット 3』の新要素やエイクリッドとのバトルをレビュー! 極寒の地・EDN-3rdでの入植開始時代をいち早くレポート

文:えまぬえる

■戦闘方法がガラリと変化! 凍土を溶かすほど熱いバトルシステム

 今作でもAKは多数登場。過去シリーズのAKは昆虫のような姿をしたものが多かったのですが、入植初期ということもあり、狼のような姿をした見たこともないAKも登場します。初期入植者が狩りつくして絶滅しちゃったんでしょうか……。ともあれ、T-ENGを求めるジムたち入植者にとって、これらAKはまさに天敵となるわけです! 

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲セパイアやボルセパイアといった、シリーズおなじみのAKも多数登場。新AKとなるグンロは、狼のような形状をしており、群れをなし行動するやっかいな敵です。

 AKとの戦闘では弱点となるコアを狙うわけですが、ジム自身とユーティリティ・リグ(以下、UR)搭乗時では戦闘方法がまったく違ってきます。ではどのように違うのか、中型AK・ドンゴと大型AK・ボルグでの戦闘例をもとに比べてみましょう。

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲ドンゴ:中型に分類されるAK。堅い甲殻で身を包んでおり、その特性を生かして体を丸めながら突進して攻撃をしてきます。コアは背部にある尻尾で、これをどう狙うかがポイントです。▲ボルグ:“アイスクラブ”とも呼ばれるカニのような姿をした大型AKで、普段は周囲に擬態して身を潜めています。主な弱点は背部ですが、堅い甲羅の上に分厚い氷をまとっているため、なかなかダメージが与えられない難敵です。

●VSドンゴ 生身での戦闘編

 シリーズではおなじみのAK・ドンゴ。手持ちの銃撃ではビクともしない堅い甲殻、そして攻防一体の突進攻撃。初見さんにはスキがないようにみえますが、その突進攻撃こそが弱点となっているのです!

 まずは、建造物や雪山など大きなオブジェクトを背後にして立ちます。その後、突進してきたドンゴの攻撃を緊急回避! すると、ドンゴはオブジェクトにぶつかったことで気絶し、しばらくの間無防備に。このスキを狙ってコアに銃弾をブチ込めば撃破となるわけです。ふふふ……楽勝ですな。これがシリーズを網羅した歴戦の勇士の戦いさ!

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲ドンゴの素早い突進攻撃。これを緊急回避で避ければ……。▲ジムの背後にあったオブジェクトに衝突。よろけてるスキに弱点を狙い撃ちです!

●VSドンゴ URでの戦闘編

 ジムとは同じくらいの大きさだったドンゴも、URのコクピットからの視点ではもはや赤子同然! しかし、ドンゴは果敢にもURに対し突撃攻撃をしかけてきます。ムムム、生意気なッ!

 そんなドンゴの突進攻撃を両腕でガードすると、その反動でひっくりかえりました。転倒してジタバタしてちょっとカワイイかなとも思いましたが、情けは無用! 転倒したドンゴを左腕のクローで鷲づかみし、そのまま持ち上げ右腕のドリルでコアを貫く。URの圧倒的パワーを見せつけ大勝です。う~~ん、カ・イ・カ・ンッ!

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲突撃してくるドンゴをタイミングよくガードするとバランスを崩し転倒。このスキにクローでつかみ上げドリルで追撃が可能です。

●VSボルグ 生身での戦闘編

 ジムの身の丈を遥かに超える巨体を持つボルグ。堅い甲殻を持ち、正面から攻撃してもビクともしません。歴戦の勇士である私も、さすがに防戦一方の展開に……。っと、オヤ? ハサミによる攻撃を緊急回避していたら、ハサミが氷に刺さって抜けなくなりました。しかも、そのおかげで関節部のコアが露わになってるじゃありませんか! ……ふ、ふふ。回避行動はこの瞬間のためにしていたのだよ。

 というわけで、動けなくなっているうちに関節部のコアを狙って両腕の破壊に成功。すると、ハサミがなくなり最後の攻撃手段なのか突進してきました。それをドンゴ戦同様に緊急回避! オブジェクトに衝突し気絶してスキだらけになった背部を破壊して撃破成功。なかなかの強敵でしたが、私の作戦勝ちと言えるでしょう。

『ロスト プラネット 3』
▲ハサミが刺さって動けなくなったらチャンス! 関節部のコアを狙って腕を破壊します。
『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲ハサミをなくしたボルグの突撃を緊急回避。この間に背後に回り込んで背部のコアを攻撃だ!

●VSボルグ URでの戦闘編

 大型AKだァ? 大きさもほぼ同等なら、URのパワーなら押し切ってくれるわ! まずは力任せにアームスイング……っと、生意気にもハサミでガードしてきやがりますね。ならばそのハサミをつかむ……って、攻撃をはじき返してきたぞ。どどどどうしよう。

 ……落ち着け私。今までがそうだったように、防御にこそ活路を見出すのだ。そんな心の声を信じてハサミの攻撃をガード。すると、一瞬ひるんで無防備な状態に。このスキにクローでハサミつかむと、そのままハサミを吊し上げられ、関節部のコアを露出させることができました。

 あとはそのコアをドリルで貫いて両腕を破壊。こうなりゃもうこっちのもん! ガードできず無防備になった背中をアームのスイングで破壊します。すると、この攻撃で気絶したので、トドメのドリルをお見舞い! クククッ、さすがの強さではあったが、私とURコンビの敵ではなかったようですな。

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲ハサミVSクロー! タイミングよく攻撃をガードしてスキを作り、ハサミを吊るし上げて露出したコアを破壊します。▲あとはイケイケ! アームスイングで上に乗った氷ごと甲羅を破壊し、露わになったコアをドリルで貫きましょう。

●VSボルグ 番外編

 URは戦闘中でも乗り降りが可能なのですが、これを利用すればジムとURとのコンビネーション攻撃も可能! 例えばボルグのハサミをURで吊るしあげた後、そのままURを降ります。URはそのままの状態を保ってくれているので、そのままジムが露出したコアを攻撃するといったこともできちゃうのですよ!

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲まずはハサミの攻撃をガードし、スキができたらハサミをクローで吊り上げる。▲その状態でURを降り、ジムがハサミのコアを狙い撃ち! 極寒の地をともにする“相棒”だからこそなせる、見事な連係といえるでしょう!

 AKに対して、攻略法が必ずしも1つではないのには驚きですな。戦闘中に新たな攻略法見つけたときの達成感といったらもう……たまりませんよ! AKと戦うたびに、「私の知らない攻略法があるのかも?」なんて思うだけでドキドキしますな。

→『ロスプラ3』は寄り道し放題!?
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