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2013年8月1日(木)

『ロスト プラネット 3』の新要素やエイクリッドとのバトルをレビュー! 極寒の地・EDN-3rdでの入植開始時代をいち早くレポート

文:えまぬえる

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■探究心をくすぐる仕掛けやサブミッションの数々で寄り道し放題!

 NEVECが開拓のために築いた基地・コロニス。魂すら凍るような未開の惑星で、ジムにとっては唯一心休まる場所といっていいでしょう。ジムはこのコロニスを拠点にさまざまなミッションに従事。仕事で報酬として得たT-ENGを利用すると武器庫で武器のアップグレードも可能です。やっぱりプレイヤーの分身がパワーアップしていくのはうれしいもので、T-ENGがたまるたびに、新しいパーツが売りだされてないかとちょくちょく訪れたくなっちゃいます。

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲ジムの他にもいる労働者たちが、くつろげる施設も充実しております。▲URの機能拡張が行える施設も。そこには『1』の主人公・ウェインの父親となるゲイルの姿も!
『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲コロニスは雪山を削ってできた施設。開始当初はまだ雪に塞がれている場所もありますが……。▲時間が経過すると通路が完成! さらに、その先に施設が設置されていることも。

 ミッションを進めていくと崖を昇降するためのアンカーや、クローを射出するウインチなど、ジムやURの機能が拡張。これまで行けなかった場所にも行けるようになります。これらの機能拡張はメインミッション進行のために解放されるのですが、それ以外の場所でも使用可能なのです。

 今までは通り過ぎるだけだった場所にも行けるようになっている。しかも、その先には隠しアイテムが落ちていることも……。なんとも探究心をくすぐる作り! ついつい寄り道したくなっちゃいますな。

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲マップを見てなにかありそうな怪しい場所を発見。しかし、切り立った崖があって先に進めない……。▲アンカーを入手すれば、そんな場所への移動も可能に! その先には何が待っているのかッ!?
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▲URにクローを射出して遠くのモノがつかめるウインチの機能が追加。ウインチとアンカーを併用すれば、URですら進入不可能だった断崖の向こうにも渡ることができます。

 本筋のストーリーを追うメインミッションの他に、コロニスの住人たちから依頼されるサブミッションも存在します。もちろん、サブミッションをクリアしなくても先に進めるわけですが……その種類がじつに豊富で達成しがいがあるのです。さらに、クリアすれば報酬としてT-ENGもゲット! メインミッションの展開も気になるところなのですが、それ以上に寄り道要素が充実しています。

 以下では、そんなサブミッションの一部を紹介していきましょう。

■AKのDNAサンプルを入手せよ!

 コロニスから離れたラボで、独自の研究を行っているボニー・ローマン博士から依頼されるサブミッション。DNAダガーと呼ばれる弾を使って、AKのDNAサンプルを入手してほしいというもの。DNAダガーを撃ちこんだ個体はエイクリッドペディアに登録され、敵のクセを知ることができるようになります。

 なお、標的となるAKは小型はもちろん大型も含まれます。DNAを採取している間は無防備で危険が伴うサブミッションですが、コレクター精神の強い方ならハマること請け合いです!

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲寝ているのか? こちらに気づかず無防備のドンゴを発見。試しにDNAダガーを射出してみましょう。▲撃ち込んだら標的のサンプルが採取されるまで照準を合わせることに。ゲージがまんたんになるとドンゴのDNAサンプルの登録が完了!

■“T-ENG溜まり”を探してデータポストを設置せよ!

 コロニスのピットでメカニックをしているゲイルが、スクラップからT-ENG探査器を作成してくれました。この装置は、ジムがT-ENGが地下に多く眠る“T-ENG溜まり”と呼ばれる場所に近づくと、断続的にビープ音を発生させるというもの。これを利用すれば、今まで見つけられなかった“T-ENG溜まり”にデータポストを設置できるようになるわけです。ちなみに、“T-ENG溜まり”は1カ所だけではないので、いろんなマップを隅々まで歩いて捜索する必要があります。

『ロスト プラネット 3』 『ロスト プラネット 3』
▲かすかなビープ音を頼りに音の場所へ近づきます。すると、T-ENGを糧とするAKも大量に出現。いよいよ“T-ENG溜まり”が近くなってきた!?▲邪魔なAKを排除したら、データポストを設置。T-ENGの採取完了には時間がかかるので、しばらくしたらまた訪れましょう。

 今年は逃げ出したくなるような暑さが続いております。しかし、表現力を増して極寒の地の臨場感が増したEDN-3rdは、避暑地として最適といえるでしょう! 『ロスト プラネット 3』はグラフィック面やアクション面での進化はもちろんですが、探索やサブミッションなど、ソロプレイに飽きのこさせない豊富なやり込み要素によるアドベンチャー面の進化が目覚ましいです。

 時系列としてはもっとも過去のものになるので、シリーズファンはもちろん、これから『ロスプラ』を遊ぼうと思っているシリーズ入門者の方にもオススメです。また、第1作と第2作がセットになった『ロスト プラネット 1&2 ツインパック』が8月8日に発売されますので、これを期にシリーズのこれまでを振り返ってみてはいかがでしょうか?

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