開けてすぐ遊べる『MTG』ハーフデッキ5個セットをプレゼント♪ 遊び方も動画で紹介するわよ！【『MTG』講座第9回】

文：カワカミ雁々

■ハーフデッキで遊んでみた！～青黒VS赤緑～■

おっと、1本紹介するのを忘れるところだったわ。最後はハーフデッキを2つ合体させて60枚のデッキにして遊んでみました。こちらの動画をご覧ください。

【プレイ動画：ハーフデッキで遊んでみた！～青黒VS赤緑～】

	いかがでしたでしょうか。序盤から積極的にクリーチャーを展開した赤緑デッキがそのまま押し切るような形で勝利しました。赤と緑、2つの攻撃的な色の特徴がよく出ていたと思います。
	赤も緑も、単色デッキ同士のゲームだと負けてたのにな。何が違ったんだろう？
	今回は非常に攻めのテンポがよかったですね。特に3ターン目の《国境地帯のレインジャー》から4ターン目《熱血漢の聖戦士》で相手のブロッカーをどかして一気に5点のダメージを与えられたのが大きかったと思います。
	青黒デッキ側は《歩く死骸》をブロッカーにして《国境地帯のレインジャー》と相打ちしたいって思ってたみたいですものね。
	その計画をタイミングよく崩すことができたというわけですね。さらに続くターン、後々やっかいになるであろう《リリアナの影》も《炬火の炎》で討ち取り、とにかく相手に体勢を立て直させませんでしたね。
	気持ちいいくらいサクサクライフを減らしてたな。
	しかし、ここで青黒側が《反逆の悪魔》を出して、いったん攻め手が途切れます。赤緑側も《歩哨蜘蛛》を出したので戦線はこう着する感じでしたが、ここで《灼熱の槍》で《反逆の悪魔》を除去、逆に青黒側は除去呪文を持っていなかったのが厳しかったですね。

	青や黒は呪文が強いぶん、クリーチャーはあまり強力じゃないもんな。
	ですね。しかし青黒側もテクニカルな動きでピンチを脱します。手札の少なくなった相手に対して《霧鴉》からの《精神腐敗》でクリーチャーを除去しつつ手札を根絶やしにします。
	ここからは“引き”の勝負ってことですね。
	そうですね。惜しかったのは《精神腐敗》を決めたところで、青黒側も手札がなくなってしまったことです。ここでたとえば1枚でも《墓暴き》のようなカードがあれば一気に青黒側が圧倒できたのではないでしょうか。
	お互いに運命のドローを続けた結果、除去の《捕食》と決め手となる“飛行”クリーチャー《ドラゴンの雛》を引き込んだ赤緑側が勝つという結果になったわけだ。
	そうですね。単色デッキ同士の戦いでは使わなかった青ですがクリーチャーを手札に戻す、相手のデッキのカードを墓地に置くなど、青らしさは見せられたのではないでしょうか。
	青も黒に負けないヤラシイ色ですよね～。
	そうね、赤と緑が速攻で勝負をつける攻撃的な色、青と黒が長期戦の末に勝利を狙う受け身な色、そして両方バランスいいのが白という感じかしら。皆さんも、このデッキで遊ぶ時は、この色ごとの特徴をよく考えてカードをプレイしていってくださいね。
	赤ならそれはもう攻撃的に行く！　とにかく攻める!!　攻められない手札ならマリガン!!!!　ってことだな。
	黒なら、序盤のターン、相手の攻撃をどうやって我慢するかって考えながらカードを出していくってことですね。
	そういうことだな。ちなみに3本目の動画は青黒と赤緑の組み合わせだったけど、他の組み合わせでもいいのかな？
	他の色の組み合わせでもバランスよく遊ぶことができるわよ。赤黒と白緑の対戦などもとっても盛り上がるから、試してみるといいと思うわ。というわけで、今回はハーフデッキの遊び方を紹介をしてみました。もちろんこのハーフデッキは『M14』と混ぜて遊ぶこともできるわよ。
	ハーフデッキをベースに、デッキを強化していくこともできるってわけだな。
	3色、4色のデッキを作ってみるのもおもしろそうですね。
	このハーフデッキを希望される方は以下のアンケートフォームからご応募ください。ご意見・ご要望の欄に、“ハーフデッキプレゼント希望”とお書き添えください。応募締め切りは8月15日までです。今後、毎月10名ずつにプレゼントしていこうと思うので、外れてしまった人も、翌月またチャレンジしてみてくださいね。それでは皆さん、また次回お会いしましょう。さようなら。

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記事内イラスト：うさ城まに

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