2013年8月1日(木)
日本ファルコムは、9月26日に発売するPS3/PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』から新情報を公開した。
『英雄伝説 閃の軌跡』は、同社が手掛ける人気RPG『軌跡』シリーズの最新作。『英雄伝説 空の軌跡』と同時代のゼムリア大陸を舞台に、エレボニア帝国を中心とする壮大なストーリーが描かれる。PS3/PS Vitaに向けた同社初のオリジナルタイトルとなる本作では、新たなプラットフォームの特性を生かしてグラフィックや演出、戦闘システムなどの劇的なアップグレードが行われる。
今回明らかになったのは、帝国に革命を起こそうとしている宰相や、トールズ士官学院の理事でもある帝都知事など。また、帝都に関する各地域も紹介していく。
「鋼の意志を養うがいい──“激動の時代”に備えてな」
“鉄血宰相”の異名で知られる帝国政府の代表。平民出身の元軍人で、就任してからは帝国全土に鉄道網を敷いて近代化を促進している。その一方、大陸諸国への干渉や周辺地域の併合・属州化も推し進めている。
帝都を中心として平民階級から熱狂的な指示を受ける。貴族の支配による旧体制に風穴を開けようとしていて、貴族の“四代名門”とは全面対決を行う構え。
「ようこそ緋(あか)の帝都ヘ──歓迎させてもらうよ」
マキアスの父親で、帝都ヘイムダルの行政管理を任されている知事。オズボーン宰相の盟友にして、革新派の重要人物。政治家としても非凡な腕を持つ。
人当たりがよく芯の強い人物で、いくつも大きなプロジェクトを成功させて低都庁のトップに上り詰め、功績と高潔な人柄が評価されて低都知事に任命された。どうやら士官学院の理事の1人でもあるらしく、リィンたちの実習に絡んでくるようだ。
「ふふっ……よかったらご贔屓にね、学生さんたち」
“蒼の歌姫(ディーバ)”と讃えられる、有名なオペラ歌手。帝都歌劇場(ヘイムダルオペラハウス)のトップスターで、あまりにも透き通った歌声と神秘的な風貌で、市民から絶大な人気を誇っている。リィンたちが実習で帝都を訪れた際、偶然行き合わせることになるが……。
帝都中央駅からドライケルス広場まで南北に貫く、帝都の目抜き通り。かつては馬車が往来していたが、最近では代わりに導力トラムや導力自動車が数多く走っている。百貨店をはじめとするさまざまな商店の他、帝国を代表する報道車“帝国時報”の建物もある。
帝都の最北に位置する広場で、市民や観光客なども数多く訪れる。皇帝の居城にして帝国政府も入っている、巨大かつ壮麗な“バルフレイム宮”が眼前にそびえる他、広場中央には帝国中興の祖“ドライケルス大帝”の像がある。
帝都西部に位置する、住宅街でもある比較的穏やかな地区。エリオットの実家や音楽好きのマスターが経営する居心地のいい喫茶店がある。その他、“とある民間団体”の支部の1つが、かつて存在していたらしい。
帝都北西に位置する、豪華かつ歴史を感じさせる佇まいの高級歓楽街。帝国を代表する芸術“オペラ”の殿堂“帝都歌劇場(オペラハウス)”がある他、VIPが利用する老舗ホテルや資産家や貴族御用達の高級宝石店などが立ち並ぶ。
帝都の南側に位置する旧市街で、マキアスの実家がある。庶民や労働者が暮らしており、かつては治安も悪く開発から取り残されていた。しかし、マキアスの父が帝都知事に就任してからは目に見えて状況が改善されたらしい。
帝都の南東を流れる“アノール河”に面した港湾施設。鉄道網や空路が整備されて以来、交通手段としての水上船舶の利用は減ったが、逆に帝都の人口増加に伴い貨物量は増え続けており、人手が足りていないらしい。
帝都北東に位置する、帝都市民の憩いの場として親しまれる緑豊かな公園。総ガラス張りの屋内庭園“クリスタルガーデン”や、雰囲気のいい東屋もある他、人工の滝なども流れている。近くの音楽院の生徒たちが演奏の練習をしている事もある。
帝都北西にある、七耀教会の“ヘイムダル大聖堂”がある歴史地区。リベール、レミフェリア、カルバードなどの各国大使館が存在している他、リィンの妹エリゼや皇女アルフィンが在籍する“聖アストライア女学院”もある。
巨大な帝都の地下に広がる、暗黒時代(中世)に築かれた広大な地下道。あまりに広大すぎて全貌は判明していない。水路が走っている場所や、地下墓所(カタコンベ)となっていた区画もあるらしい。
帝国東端、クロスベル自治州との境に築かれた帝国正規軍の一大拠点。第五機甲師団の駐屯地となっており、共和国方面に睨みを利かせる他、貴族勢力の一翼であるクロイツェン州領邦軍を牽制する役割も暗に担っている。5年前、クロスベル市を射程に入れた列車砲が配備され、国際的な緊張感を煽った。
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