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2013年8月7日(水)

【電撃乙女部】小野大輔さん、菅沼久義さんらが出演した“PROJECT DABA×リアル脱出ゲーム”イベントレポを独占掲載

文:電撃乙女部

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■観客たちが謎解きに挑戦!

 続くコーナーは、“PROJECT DABA プロデュース リアル謎解き”。DABAの7人が考えた謎解きを、観客たちが推理して答えるという趣旨だ。メンバーの「スタート」の掛け声のもと、会場入場時に配られた封筒から用紙を取り出し、謎解きに取り掛かる観客たち。推理や連想など、いろいろな傾向のクイズが7問出題された。中でも一風変わっていたのは、間島さん考案の問題。家から持参したというライダーのグッズを使い、かっこよく変身ポーズをキメる。このポーズが何のライダーかを考えてみよう――という難問だ。

 開始から5分後、「解けました」と挙手をする観客が登場したものの、「手を挙げている段階で不正解なんです」と立花さん。制限時間は15分。難題に頭を抱える客席に向けて、メンバーたちが次々とヒントを出す。するとそのうちに、席を立って移動を始める観客の姿が。やがて、立花さんの持つ携帯電話がけたたましく鳴った。そう、謎を解くと、ある携帯番号が浮かび上がってくるようになっていたのだ。見事最初に謎を解いた正解者はステージに呼ばれ、DABAメンバーのサイン入りポロシャツが贈られた。

DABA

■DABAメンバーがダーツで対戦

 続いては、7人がダーツで点数を競い合う“DABA GAMBLE”のコーナー。ルールは簡単。1人3本のダーツを放ち、カウントアップ方式で点数を算出。一番得点の高いメンバーが勝者となるのだ。このコーナーも観客参加型となっており、観客たちは会場入場時に配られたチケットに、予想した勝者を記入して投票を済ませている。

 投げる順番は、投票が一番少なかった順に、菅沼さん、間島さん、近藤さん、日野さん、福山さん、小野さん、立花さんと続く。観客たちは予想が的中すれば特製のチロルチョコがもらえるということもあり、ゲームの行方を熱い視線で見守った。フォームに入るメンバーに声援と手拍子が送られる中、見事に勝利を収めたのは日野さん。ボードの中心を射る好プレーで、総合82点というダントツのトップだった。なんと、ダーツ歴がこれで2度目というから驚きだ。

■7種類のおとぎ話をシャッフルした朗読劇

 さきほどまでの楽しい雰囲気とは打って変わり、しっとりとした静けさに包まれた会場。ここからは、“シャッフルリーディング ロミオと浦島桃デレラ頭巾ちゃんは雪のような人魚”の始まり。この朗読劇は日野さんが発案し、メンバー全員で考えながら物語を作り上げたそうで、7種類のおとぎ話の文章を組み合わせているのだという。それぞれ担当する物語は、間島さんが『赤ずきんちゃん』、福山さんが『ロミオとジュリエット』、日野さんが『シンデレラ』、近藤さんが『浦島太郎』、立花さんが『桃太郎』、小野さんが『白雪姫』、菅沼さんが『人魚姫』だ。

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 「むかしむかし、あるところにとてもかわいらしい女の子がいました」で始まるこの物語は、話が少しずつ転じていき……「赤ずきんや、おばあさまがご病気になってしまったのよ(間島さん)」、「私はなんだか魂が抜けたようだわ(福山さん)」、「お見舞いに行ってきなさい(間島さん)」、「私はお城の舞踏会に行ってくるからね(日野さん)」、「はい、お母様(間島さん)」、「ただし、願いを叶える代わりにお前の声をもらうよ(菅沼さん)」、「ああそうだ、このきびだんごを持っていきなさい(立花さん)」、「これで私がこの国で一番美しい女になるのよ(小野さん)」、「まあまあ、このお金をあげるから、いじめるのはおやめなさい(近藤さん)」……と進んでいく。予想だにできない“超”展開と7人の名演技に、観客たちは大爆笑。物語は無事(!?)にハッピーエンドを迎えて終了した。

■エンディングでも魅せるDABAの力

 気づけばもうエンディングの時間。メンバーは今回のトークショーを振り返って、思い思いの感想を口にした。2014年は午年、そしてDABA結成5周年ということで、何かに挑戦してみたいと決意を新たにするメンバーたち。最後に小野さんが「僕たち、一生懸命走り続けます。みんな、ついてきてくれますか!?」と客席に問いかけると、「はい!」という返事とともに大きな拍手が起こった。「今日はありがとうございました!」とメンバー全員が会場に向かって一礼。ステージを去って行った。

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 しかし、会場の拍手は鳴りやまない。そのアンコールに応えて、小野さん、立花さん、日野さん、福山さん、間島さんがステージへ。5人は、まるで楽屋にいるかのような、ざっくばらんなトークが始める。そこへ、ピンク色をした大きな人形を抱えた近藤さんが登場。よく見ると、人形の顔には菅沼さんの顔写真が貼られている。すると、会場に「やってくれたな! 前回のイベント(前作のDVD『ドロケイ』アフタートークショー)ではやってくれたよね!?」と、菅沼さんの声(ナレーション)だけが響いた。聞けば、前回のアフタートークショーで菅沼さんの顔写真を貼った人形にパワーボムをしかけるなど、ボコボコにした仕返しを今回行うとのこと。そして、ここから菅沼さんが音頭をとり、合いの手ゲームやリアクション芸などを強要した。いつまでこの独壇場が続くのかと思われたその時、「もう、ダメ。いじめ、かっこ悪い!」と近藤さんがぽつり。「みんな、いじめるの、よくない!」と叫ぶと、近藤さんは人形相手にプロレス技のパワーボムを仕掛けて対抗。見事に倒し、全員で合唱を行いつつ大団円を迎えた。

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 いったん舞台から全員退き、最後は2人ずつステップをしながら順々に登場。ステージ中央で熱い抱擁を交わす。7人がステージにそろうとメンバーは会場に向かって一礼。イベントを力いっぱい走り抜けたDABAの顔には、微笑みと清々しさが浮かんでいた。7人はファンからの温かい拍手に見送られつつ、イベントの終焉を惜しみつつ会場に手を振りながらステージをあとにした。

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 ……いかがでしたでしょうか? 当日の熱気が少しでも伝わるといいな……と思います。また、今後も当コラムでは、いろいろなイベントのレポートを掲載していければと思いますのでお楽しみに♪

(C) MARINE ENTERTAINMENT

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