『コンセプションII』の“序盤まるごと体験版”が本日配信！ キズナイベントや迷宮探索など、プレイしてわかったゲームの基本を解説します!!

文：まさん

■アイテム収集と地道な探索が楽しいランダムダンジョン！

　星の子たちとパーティを組んだら、今度こそ迷宮に挑戦！　本作では、迷宮の内部構造がすべてランダムダンジョンとなっており、敵のシンボルを無視してサクサク先に進んだり（シンボルエンカウント方式）、宝箱を開けてアイテム集めをしたりしながら、最下層にいるボスを目指すことになります。

▲迷宮内では、星の子たちがワラワラ好き勝手に動きます。敵とのエンカウントやトラップは、主人公しか引っかからない方式になっているので、彼らの行動は気にせずとも大丈夫。探索中にヒロインと子どもたちが会話していたり、宝箱を開けるたびに感想を言ってくれたりと、大家族で冒険している感覚は本作ならではです。

　前作からおなじみの要素ではあるのですが、各階層には外部へ脱出できる“ポータル”が存在しており、好きなタイミングで簡単に冒険から離脱できる親切設計。到達した階層からやり直すこともできますし、迷宮内のどこにいてもセーブができるなど、ストレスなく探索できるようになっています。ダンジョンをクリアしない限り、季節（時間）が進まなくなったので、自分のペースでじっくり探索できるのも改良点ですね。

▲迷宮内で、他のヒロインから携帯電話のように連絡が入る“魔法通信”。戦闘中に発生することもあり、通信に出ないまま街に帰ると、そのヒロインの機嫌を損ねてしまうことも……？

■戦闘前も戦闘後もテンポよく楽しめるサクサクバトル！

　本作の戦闘は、シンボルエンカウント方式のコマンドバトル。敵のシンボルと接触することで、戦闘画面に突入します。細かい戦闘の仕様に関しては、実際に体験版でプレイしてもらったほうがわかりやすいので省きますが、今回は前作に比べてテンポアップしていると感じました。

　前作では、倒した敵が消えるまでがゆっくりで、攻撃モーションも遅め＆タメがあってテンポが悪く感じたのですが、本作ではそういった部分が改善されてモーション自体が短くなっています。前作で好評だった、Rボタンを押すと発動する“早送りモード”も健在です。早送りをデフォルトに設定しておくと、スピーディに戦闘が終わってテンポよく遊べます。

　また前作との違いとしては、新要素である“エーテルゲージ”が新鮮ですね。体験版第1弾ではあまり効果を感じられなかった“エーテルゲージ”ですが、敵を倒してゲージをためると自分のターンになりやすくなるので、やり込みパートで強いボスと戦う時には重要になりそう。

　さて、そんな感じで敵と戦い、ある程度強くなると、いつの間にか1階層目の敵シンボルが青く変化していました。この青色のシンボルの敵は、自分よりも弱いという目印。実は、本作では敵のシンボルの色で強さがわかるようになっており、青色の敵シンボルにぶつかれば、実際に戦闘を行うことなく敵を倒せるのです。

　これは“エンカウントスマッシュ”と呼ばれる、前作にもあったシステム。“エンカウントスマッシュ”で倒した敵からも経験値やお金が手に入るので、弱い敵にぶつかって吹き飛ばしていくだけでテンポよくレベルを上げていけます。敵と戦わないまま安全にレベル上げができるので、生まれたばかりの星の子や新しいヒロインを育てる時に便利ですね。

　それに、前作よりも“エンカウントスマッシュ”できるレベル差が緩和されたので、いつまで経っても全然吹き飛ばせない、なんてこともありません。好評なシステムはそのままに、細かい部分が改良されて全体的にサクサクと気持ちよく遊べるようになっているのが、体験版でもわかりました。

▲青い敵に体当たりしてエンカウントスマッシュ！　サクサク敵を吹き飛ばせるので、レベル差のある星の子やヒロインも楽に育てられます。マップで移動しながら、次々とレベルアップの表示が出るのもキモチイイ!!

　そんな感じで、星の子を育てながらダンジョンを探索し、5階層にいるボスを倒すと第1章が終了。この続きは、製品版で楽しむことができます。製品版では、ヒロインにアイテムをプレゼントしてその外見をメガネっ娘などにカスタマイズできる“ギフトショップ”や、クエストを受注してヒロインの武器を強化できる“研究所”など、新たな施設もどんどん解放されます。ヒロインとのイベントも一気に増えるのですが、体験版では出会えない3人のヒロインに出会えるのが何より大きい！

　前作での“ツンデレ枠”を色濃く受け継ぐセリナ、ユーザーに一番人気が出そうな気がする不思議ちゃんのトーリ、金髪の戦う乙女なお姉さまなフィーネと、さらに個性的なヒロインが登場するのです。トーリは体験版第1弾で出会うことができましたが、残り2人のファンは彼女たちの姿かたちが全然見えなくてヤキモキしていることでしょう。

　というわけで、次回の記事では第2章以降を製品版でプレイしたレポートをお届けする予定です。ヒロインのカスタマイズなどの体験版にないシステムや、残りの3人のヒロインの魅力など、製品版ならではの部分をお伝えしていきたいと思います。ちなみに、今回紹介した“序盤まるごと体験版”セーブデータは、製品版に引き継いでそのまま続きを遊べます。この『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』がちょっとでも気になっている人は、まずは体験版をプレイして、その魅力の一端に触れてみてください！

(C)Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.

• 『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』公式サイトはこちら
• 『コンセプションII』特集ページはこちら（電撃オンライン）

データ

関連サイト

• 『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』公式サイト
• 『コンセプションII』特集ページ（電撃オンライン）