2013年8月20日(火)
『スパロボ』シリーズとは異なる進化を見せてきた『魔装機神』シリーズのシステム。本作でも、これまでのものがベースとなっていることに変わりはないが、いくつかの新システムも搭載されている。その中でも特徴的なシステムを紹介していこう。
●パイロットを自由に強化できる“操者育成”
魔装機や魔装機神のパイロットである“操者”を、プレイヤーの好みに育成できる“操者育成”。過去のシリーズにも搭載されていたシステムだが、本作では一定のレベルに達した時点で新たな“特殊スキル”を習得でき、戦闘で敵を倒したりすることで得られる“PP”を消費することで、スキルレベルを上げるというシステムになっている。
“特殊スキル”は習得の解除やレベルダウンも自在に行え、その際は習得に使用した“PP”が還元される。戦闘や仲間の状況に合わせて、臨機応変なカスタマイズが可能になっているのも大きな進化点だ。
▲格闘や射撃など攻撃に影響を与えるスキルから、敵の攻撃時に正面を向く“気配察知”などのサポート系スキルまで種類は充実。戦況に合わせてスキルを変更することで、より有利に戦闘を進めることが可能になる。 |
●精霊憑依でパワーアップする“ポゼッション”
“ポゼッション”は、ストーリー上でも描かれてきた魔装機神に守護精霊が憑依(ひょうい)した特殊な状態のこと。前作でも再現されていたこのシステムが今回も搭載されている。
サイバスターの操者であるマサキの気力が+30以上になると、個別コマンドに“ポゼッション”が表示される。“ポゼッション”を行うと、機体の外見が変わり、武装も“ポゼッション”専用のものへと変化する。また、機体の各パラメータが回復するため、使いどころを見極めれば、戦況を一気に有利にすることも可能な要素となっている。
サイバスター(精霊憑依Ver.) |
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“ポゼッション”可能なターン数は、“ポゼッション”選択時の気力に左右される。高い気力で行うほど、長いターン“ポゼッション”状態を維持することが可能だ。また、1度発動した“ポゼッション”は気力が+30を下回っても解除はされないが、同マップ内で2回“ポゼッション”することはできない。
●『スパロボ』シリーズでおなじみの“強化パーツ”を実装!
機体に装備させることで、機体を強化したり、HP回復などの特殊な効果を得られる“強化パーツ”がついに『魔装機神』シリーズにも搭載される。本作の強化パーツは、各マップに設定された“強化パーツ獲得条件”を満たすことで取得できる。
▲“強化パーツ獲得条件”を達成することで強化パーツをゲットできる。機体によって装備できる強化パーツの数は異なる。 |
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