News

2013年8月20日(火)

『ライトニング リターンズ FFXIII』開発スタッフインタビュー第3回。『サガ』シリーズ開発経験者も唸った自由度の高さとは?

文:Rusty

 スクウェア・エニックスより11月21日に発売予定のPS3/Xbox 360用RPG『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』。本作の開発スタッフへの連続インタビュー企画の第3回をお届けする。

『ライトニング リターンズ FF13』

 本作は、『ファイナルファンタジーXIII』の主人公・ライトニングをプレイアブルキャラクターとして復活させた、ライトニングシリーズの最終章となる作品。よりアクティブでフリーなスタイルを実現すべく、バトルシステムや世界観などのあらゆる要素を刷新している。ライトニングを“魅せる”というポイントにおいて、徹底的にこだわって制作中だ。

 今回お話を伺ったのは、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』の舞台となる4大陸のうち、ルクセリオとユスナーンの2大陸を担当したスタッフの方々。都市型の大陸とも言える2つのフィールドの開発秘話を、じっくりお聞きしてきた。

 下では、予備知識として2つの大陸の特徴を簡単に紹介しているので、合わせてチェックしてほしい。また、残る2つの大陸を担当したスタッフへのインタビューも後日掲載予定なので、そちらもお楽しみに。本記事は、8月1日に発売された『電撃PlayStation Vol.548』に掲載したインタビューの全文を公開している(インタビュー中は敬称略)。

『ライトニング リターンズ FF13』
▲右から、ルクセリオ・ユニットリーダーの進藤和幸氏、ルクセリオ・ENVアーティストの上野功士氏、ユスナーン・ユニットリーダーの石原誠弘氏、そしてユスナーン・ENVアーティストの飯尾洋司氏。※ENVはEnvironmentの略で環境などを意味する。

<ノウス=パルトゥス>

 本作の舞台となる混沌の大地“ノウス=パルトゥス”は、ルクセリオ、ユスナーン、デッド・デューン、ウィルダネスという4つの大陸で構成されている。長い年月をかけて混沌(カオス)の闇に浸食されており、滅びへのカウントダウンが始まっている。各大陸は地続きでつながっているが、列車(モノレール)を利用して行き来することができる。

『ライトニング リターンズ FF13』

<ルクセリオ>

 ルクセリオは“救世院”と呼ばれる組織によって管理されている宗教都市。世界の終末を穏やかに迎えたいと考える人たちが多く暮らしている。ここでは事件の情報収集をしたり、怪しい人物を追跡していくといった“捜査”をテーマにしたクエストがメインで発生する。監視塔や大聖堂がランドマークとして存在している。

『ライトニング リターンズ FF13』
『ライトニング リターンズ FF13』 『ライトニング リターンズ FF13』

<ユスナーン>

 ユスナーンは世界の終末を楽しんで過ごそうとする人々が集う街。スノウが太守を務め、ルシの力で街を守護している。派手でにぎやかな都市部から離れた場所には、倉庫街や工場地帯なども広がる。ここでは“潜入”をテーマにしたクエストがメインで発生。スノウの居城である宮殿や、闘技場、高級レストラン・太守の宴などが存在している。

『ライトニング リターンズ FF13』
『ライトニング リターンズ FF13』 『ライトニング リターンズ FF13』

2つの大陸についての開発秘話は次のページから!→(2ページ目へ)

(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA

1 2 3

データ

関連サイト