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2013年8月26日(月)

【レビュー&攻略】『ドラゴンズドグマ クエスト』やり込むほどに楽しさを実感できる高難度RPG(電撃おすすめアプリ 第84回)

文:リプトン熊田

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■ワンポイント攻略 ~戦闘について~

・回復役は2人いると安定する

 本作はジョブによって、再行動までのターン数が異なります。例えば動きの速いアサシンなどは毎ターン行動できますが、プリーストは一度行動すると1ターン休みとなります。なので、毎ターン回復が必要な時は回復を2人入れておきましょう。自パーティに1人入れて、あとはレンタルでOKです。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲敵が強くなったり複数で攻められると、毎ターン回復が必須になります。いくら前衛を多くしても、全員が一気に攻撃できるわけではないので、やはり回復ジョブは最低1人は欲しいところ。逆に3人とかいるとムダですが。

・ガーダーの使い方が生死を分ける

 攻撃しない代わりに、相手の攻撃を軽減したり無効化できるガーダー。敵が大技の構えを見せたところで使えば、ダメージをかなり減らせます。他の人のパーティを見ていると、ガーダー2枚という人も結構いますね。確かに複数いれば、毎ターンガードしながら他のジョブで攻撃という流れを作れます。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲ガード系3人という思い切ったパーティをレンタルしてみました。回復は1枚ですが、毎ターン防御できるので、そもそも攻撃をほとんど食らわない! こういう編成も有りなんだなぁと驚かされました。キメラの体当たりも余裕のゼロダメージです。

・物理系と魔法系の大砲を用意しておこう

 ウォリアーやソーサラーなど高火力ジョブを入れておくと、ボスが体勢を崩した時や、ザコの数を手っ取り早く減らしたい時にとても便利。火力が高い分、コストも高く再行動時間も長いので、使いどころを見極めて上手に活用しましょう。

・敵によって物理と魔法を使い分けよう

 敵によって弱点はさまざま。なので、最初は物理系と魔法系の両方を入れたパーティがオススメ。例えば物理があまり効かない幽霊系の敵も、魔法なら一撃で粉砕できたりします。

・ストライダーやアサシンは装備も重要

 ダメージが小さい代わりに、毎ターン行動できるストライダー系。それだけに、武器をしっかり整えてあげれば立派なダメージソースとして活躍してくれます。いらない武器を拾ったら、武器合成でダガーのレベルを上げてあげましょう。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲必要のない武器はどんどん合成してしまいましょう。2~3個放り込んでやるだけで、かなり武器レベルが上がります。手数が多いジョブほど、この少しの差が大きいんですよね。

■ワンポイント攻略 ~その他~

・積極的に寄り道をしよう

 何度も言いますが、本作はしっかりとレベルを上げないと行き詰まってしまいがち。なので目的地に向かう道中にあるダンジョンも、無視せず片っ端から攻略していくことを強くオススメします。ジョブの証やモンスター素材、リムも集まるのでいいことづくしです。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲マップ上にはダンジョンが点在しているので、見つけたらとりあえず入ってみるといいでしょう。その他、道ばたにいる他プレイヤーのキャラ(扱い的にはNPCですが)と会話することで、共同クエストが発生することも。スタミナが許す限り挑戦推奨です。

・掘り出し物(リム)を活用しよう

 1日に3回、リムで引くことができる“掘り出し物ガチャ(リム)”。リムは余程のことがない限り余裕があるはずなので、積極的に引いてしまいましょう。スタミナ回復アイテムやジョブの証も手に入ります。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲ジョブの証もたくさんもらえるので、結構お得だと思います。1日3回しか引けないので、毎日忘れずに引いておきたいですね。あと2枚目、じわじわきたので載せておきます(笑)。

・ポーンの外見は変えられる

 ロタから引き継いだポーンは見た目がランダムで決まるのですが、なんていうか、こう、あまりテンションの上がらないルックスのことが多いです。しかし、“転身の秘術”というアイテムを使えば、性別以外は改めてエディットできるのです。このアイテムも掘り出し物(リム)から入手できるので、絶望的な見た目でも少しだけ我慢しましょう(笑)。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲やる気は感じられるものの、いまいちパッとしないモーガン君(個人的印象)。でも転身の秘術を使えば、あっという間にイケメンに早変わりです。ようやく頑張って育てようという気になりました!

・イラスト目的でジョブを集めるのもアリ

 150種類以上のジョブすべてに、カードイラストが用意されているのが本作の特徴の1つ。しかも、どれもこれも美しい! 戦闘で使うかどうかはともかく、イラストが見たいがためにジョブを集めるというのも、大いにアリだと思います。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
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▲同じジョブでも、男女でイラストが異なるのがまたうれしい。手に入れたジョブカードは、図鑑でいつでも閲覧することができます。

・最初に“すべてダウンロード”をしておこう

 基本無料プレイというのが信じられないくらい激しく作り込んである本作は、何か行動をするごとにデータのダウンロードが入ります。が、オプションから“すべてダウンロード”をしておくと、以後は快適にプレイすることができるのです。“すべてダウンロード”が終わるまでには時間がかかりますが、本当に劇的に変わるので、ぜひお試しいただきたい。

『ドラゴンズドグマ クエスト』 『ドラゴンズドグマ クエスト』
▲チュートリアルが終わったら、すぐにダウンロードしてしまうことをオススメします。驚くほど快適になりますよ!

■慣れるまでがちょっと大変、でも慣れたらどんどんハマる1本!

 今回、紹介した部分はぶっちゃけ序盤の入り口の玄関先くらいなところなので、意外とすいすいいけると思うのですが、この後のダンジョンはかなりやり応えがあり、最初は正直キツイなと思いました。でも、回復やガーダーを上手に使ったり、ボスが苦手な属性を持つジョブを入れてみるとギリギリ攻略に成功。この辺りのコツをつかむと、こうするとギリギリ行けるなっていうところがわかってくるのです。これがまた楽しい! スルメのようにじわじわと美味しさが滲み出てくる、そんな作品だと思いました。

 こういうバランスって、これまでのシリーズ作品でもそうだったんですよね。つまりシリーズを楽しめた人なら、システムは違えど楽しめる作品と言えるでしょう。逆にシリーズ初挑戦で本作を楽しめた人は、『ドラゴンズドグマ』の要素がすべて収録されている『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』をプレイしてみてはいかがでしょうか。


●リプトン熊田’s profile

リプトン熊田

 こんにちは。編集プロダクション・うさぎ旅館所属ライターのリプトン熊田です。『ドラゴンズドグマ』は1周目が難しい分、2周目以降は非常に爽快ですよね。スタート直後から野盗やゴブリンどもを壊滅できる喜びというか(笑)。続編、期待してます。期待してますとも。


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データ

▼『ドラゴンズドグマ クエスト』
■メーカー:カプコン
■対応機種:iOS
■ジャンル:RPG
■配信日:2013年7月23日
■価格:無料(アイテム課金)

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