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2013年8月20日(火)

【週間洋ゲー通信】女性キャラが『コール オブ デューティ』の戦場に降臨!? ステルスACT『シーフ』の最新映像も公開(8月6日~8月19日)

文:イトヤン

 この“週間洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 先週は諸般の事情でこのコーナーをお休みしたので、今回は8月6日から8月19日までの2週間に明らかになった新情報の中から、12個の話題をご紹介。日本でも高い人気を誇る超大作シリーズで、マルチプレイの詳細が発表されるなど、この期間にはビッグニュースが目白押し!

今週のトピック

■AI兵士の育成から女性キャラクターまで、『コール オブ デューティ ゴースト』のマルチプレイは新要素が満載!

■『コール オブ デューティ ゴースト』や『バトルフィールド4』では、現行機と次世代機の間でDLCや戦績の引き継ぎが可能に!

■『CoD ブラックオプスII』に最後のマップパック“アポカリプス”が配信決定! 第一次世界大戦の戦場に、なんと巨大ロボットが出現!? 

■『GTA V』の舞台すべてを使って自由気ままに遊び尽くせ! 最大16人でプレイ可能な“GTAオンライン”の詳細が明らかに! 

■ステルスACT『シーフ』の最新トレーラーが公開に! 海外での発売日が2014年2月25日に決定!

■伝説の剣士ゲラルトの眼前で悪行を働くと……!? ファンタジーRPG『ウイッチャー3:ワイルドハント』のクールな最新映像は必見! 

■ゾンビが大量発生したスラム街の昼と夜は!? フリーラン・ゾンビACT『ダイイングライト』の約12分に及ぶプレイ映像が初公開! 

■植松伸夫氏など豪華スタッフが参加するJRPG『プロジェクト・フェニックス』が、クラウドファンディングで制作資金を募集中! 

■都市機能のすべてをスマホでコントロールする方法とは!? 『ウォッチドッグス』のゲームプレイを紹介するビデオシリーズの第1弾が公開!

■RPGの元祖的タイトルがiOSで復活! 『ウルティマIV』の21年後を描く『ウルティマフォーエバー』が基本無料で配信開始! 

■ジョン・カーマック氏がオクルスVR社の重役に就任! 3Dヘッドセット“オクルス・リフト”の開発に、全面的に取り組むことに! 

■4人協力プレイの銀行強盗ACTから入国管理官SLGまで、この2週間にSteamで配信された注目作をピックアップ!

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■AI兵士の育成から女性キャラクターまで、『コール オブ デューティ ゴースト』のマルチプレイは新要素が満載!

 次世代の『コール オブ デューティ』として、ゲームエンジンからストーリーまで、すべてが一新される人気FPSシリーズ最新作『コール オブ デューティ ゴースト』。そのマルチプレイの詳細が発表された。

 本作では、プレイヤーが操作する兵士の外見を、顔の表情から体格まで細かくカスタマイズできるようになり、シリーズ初となる女性キャラの作成も可能となった。これらの兵士は最大10キャラまで保存でき、それぞれ個別に装備や経験値が記録される。そしてこの兵士たちはプレイヤーが選んで操作するだけでなく、新モードの“スクワッド”でも活躍の場が与えられている。

 シングルプレイ、マルチプレイと並ぶ第3のゲームモードとなる“スクワッド”では、AIが操作するこれらの兵士たちとチームを組んで、マルチプレイの全対戦モードをオフラインで楽しめる、いわゆるbot戦をプレイできる。それだけでなく、5人のAI兵士+プレイヤーの6vs6で対戦したり、フレンドが作成したAIチームとオフラインで対戦したりといったことが可能だ。しかも、こうしたオフラインのプレーでも経験値を獲得できるため、それによってマルチプレイ用の新たな装備を得ることが可能になるという。

 さらに、公開されたトレーラー映像では、プレイヤーが隠れている壁に爆薬で穴を開けたり、ガソリンスタンドが爆発で倒壊したりといった、ダイナミックなマップの変化も確認できる。また連続キルボーナスの“キルストリーク”では、シングルプレイに登場する軍用犬の“ライリー”も使用可能だ。

 このように新要素が満載の『コール オブ デューティ ゴースト』は、日本でもPS3/Wii U/Xbox 360/PCの字幕版が、11月14日に発売される。また吹き替え版が12月12日に発売される他、PS4/Xbox Oneでも発売予定だ。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:『コール オブ デューティ ゴースト』アメリカ公式サイト

(参考サイト:『コール オブ デューティ ゴースト』マルチプレイヤー・トレーラー(※リンク先はYouTube)

<※できれば、トレーラーの最後に出てくる女性兵士のキャプチャ画像を使ってください>

■『コール オブ デューティ ゴースト』や『バトルフィールド4』では、現行機と次世代機の間でDLCや戦績の引き継ぎが可能に!

 『コール オブ デューティ ゴースト』に関してはマルチプレイの詳細と同時に、発売後にDLCとして配信される4種類のマップパックをまとめて購入できる、シーズンパスが新たに発表された。ここで要注目なのは、本作ではDLCの購入履歴も含めたプレイヤーのステータスを、現行機と次世代機の間で引き継ぐことが可能になっている点だ。

 これは、先にPS3で『コール オブ デューティ ゴースト』のプレイを始めてから、後にPS4で本作をプレイする際には、DLCや戦績などのデータをそのまま移行できるというもの。この移行はPS3→PS4、またはXbox 360→Xbox Oneで可能になるとのことだ。

 また、『バトルフィールド4』でも同様にプレイヤーステータスや、本作のシーズンパスに当たる“プレミアム”の移行が可能だと発表された。ちなみに、この件に関してマイクロソフトでは、Xbox 360でゲームのシーズンパスを購入すると、同じゲームのXbox One版にも適用されるという“シーズンパス・ギャランティ”を発表している。この施策が適用されるのは、現時点で発表されているは前述の2作のみだが、アクティビジョンやEAに加えてユービーアイソフトもこの施策に参加しているため、適用されるタイトルは今後続々と増えていきそうだ。

(参考サイト:『バトルフィールド』シリーズ公式ブログ

(参考サイト:Xbox Wire

■『CoD ブラックオプスII』に最後のマップパック“アポカリプス”が配信決定! 第一次世界大戦の戦場に、なんと巨大ロボットが出現!?

 『コール オブ デューティ ゴースト』の新情報が続々と明らかになる一方で、発売から9カ月以上経過している『コール オブ デューティ ブラックオプスII』のオンライン対戦も、もまだまだ高い人気を誇っている。このほど、本作の最後のDLCとなるマップパック“アポカリプス”が、8月27日より配信開始されることが発表された。

 この“アポカリプス”にはこれまでのマップパックと同様に、マルチプレイ用の新対戦マップと、ゾンビモードの新マップが用意されている。このうち新対戦マップは、雪に覆われたヨーロッパの都市を再現した“フロスト”、八角形をした箱状の建物が無数に並ぶ廃墟の“ポッド”、古代遺跡の発掘現場を再現した“ディグ”、洋上に浮かぶスペースシャトルの発射基地を再現した“テイクオフ”の4種類になっている。

 一方、ゾンビモードの新マップ“オリジンズ”は、その名のとおりドイツの超科学が生んだゾンビ兵士の起源を描くということで、第一次世界大戦の戦場が舞台になっている。鉄条網に囲まれた塹壕にゾンビが押し寄せてくるだけでなく、戦場にはなんと、レトロな風貌の巨大ロボットまで出現! どうやらこれまで以上にユニークな内容となっているようだ。

 このマップパックは8月27日よりXbox 360版が先行配信される。その他の機種の配信時期は、今後改めて発表される予定だ。

(参考サイト:『コール オブ デューティ ブラックオプスII』アメリカ公式サイト

(参考サイト:『CoD ブラックオプスII』“アポカリプス”マップパック プレビュー(※リンク先はYouTube)

■『GTA V』の舞台すべてを使って自由気ままに遊び尽くせ! 最大16人でプレイ可能な“GTAオンライン”の詳細が明らかに!

 オープンワールドACTの代名詞的な超人気シリーズの最新作として、日本でも大いに期待されている『グランド・セフト・オート V』。本作のマルチプレイモードとなる“GTA オンライン”の詳細が、このほど発表された。

 “GTAオンライン”は、『GTA V』を購入したユーザーなら誰でも無料でプレイできるマルチプレイモードだが、シングルプレイの本編とは独立した独自のゲームになるという。プレイヤーが操作するキャラクターも本編とは異なる独自のものとなり、外見や服装、武器や乗り物などを自由にカスタマイズすることが可能だ。

 “GTAオンライン”では、最大16人のプレイヤーが『GTA V』の舞台であるサンアンドレアス地方を共有し、その陸・海・空すべてを使って自由気ままに遊ぶことが可能だ。銃撃戦やコンビニ強盗から、モトクロスやジェットスキー、飛行機でのレースまで、ゲーム本編に登場するようなアクティビティを多人数で楽しむことができる。それだけでなく、プレイヤー自身がオリジナルのミッションを自分で作成して、他のプレイヤーと一緒に楽しむことも可能だ。

 最初に紹介したように、“GTAオンライン”は『GTA V』から独立したコンテンツであり、将来的にはサンアンドレアス地方以外の新たなロケーションが追加される構想もあるという。この“GTAオンライン”は、『GTA V』が海外で発売された後、10月1日からアクセス可能になるとのことだ。

(参考サイト:『グランド・セフト・オート V』アメリカ公式サイト

■ステルスACT『シーフ』の最新トレーラーが公開に! 海外での発売日が2014年2月25日に決定!

 “マスターシーフ”の肩書きを持つ熟練の盗賊ギャレットが、貴族たちから高価な金品を盗み出すという、往年の名作ステルスACTを現代に甦らせた最新作『シーフ』。8月21日よりドイツで開催される欧州最大のゲームショウ“gamescom”に合わせて、この作品の最新トレーラーが公開された。

 映像では、貴族の大邸宅にギャレットが潜入する様子と並行して、貴族たちの悪政に怒る街の市民たちが反乱を起こし、街に火を放つ様子が描かれている。どうやら本作では、単にギャレットの盗賊稼業が語られるだけでなく、その背景となる社会情勢にまで深く切り込んだ、ドラマチックなストーリーが用意されているようだ。

 トレーラー映像の最後には、海外での本作の発売日が、2014年2月25日に決定したことが告知されている。本作は日本でもPS3/PS4/Xbox 360/Xbox One/PCでの発売が予定されているが、発売時期は現在のところ2014年内となっている。

(参考サイト:アイドスモントリオール公式ブログ

■伝説の剣士ゲラルトの眼前で悪行を働くと……!? ファンタジーRPG『ウイッチャー3:ワイルドハント』のクールな最新映像は必見!

 “伝説の白狼”の異名を持つ剣士、ゲラルトの冒険を描くファンタジーRPGの完結編『ウィッチャー3:ワイルドハント』。この作品の最新トレーラーが公開された。

 “キリング・モンスターズ”と題された今回の映像では、前作『ウィッチャー2』から年齢を重ねて老境を迎えた主人公、ゲラルトの人間性にスポットが当てられている。荒廃した大地を馬で進むゲラルトの眼前には、女性に乱暴を働く男たちの姿が。その様子を冷ややかな視線で見ていたゲラルトだったが、ついに馬を下りると……ということで、この後の顛末はぜひ映像で確認してほしい。

 ポーランドのファンタジー小説が原作のストーリー重視の作品ながら、前作『ウィッチャー2』の30倍の広さがあるという壮大なスケールのオープンワールドRPGとして制作されている本作。PS4/Xbox One/PC用ソフトとして、海外で2014年に発売予定だ。

(参考サイト:『ウィッチャー3:ワイルドハント』公式サイト

■ゾンビが大量発生したスラム街の昼と夜は!? フリーラン・ゾンビACT『ダイイングライト』の約12分に及ぶプレイ映像が初公開!

 『デッドアイランド』シリーズを開発したスタッフが、ゾンビACTの新たなスタイルを追求している最新作『ダイイングライト』。現在開発中のこの作品の、約12分にも及ぶプレイ映像が初公開された。

 今回公開された映像はあくまで開発中のものであり、今後変更される可能性があるとのことだが、一人称視点でフリーランを中心としたそのゲーム性は、これまでのゾンビACTとは一線を画するものであることが、非常によくわかる。建物の屋根を移動したり、電柱を上ったりと、立体的な構造のスラム街を、フリーランを駆使して自由自在に移動する様子はなんとも軽快だ。一方で、時間が経過して昼から夕方、そして夜へと移り変わると、マップ上に大量に存在しているゾンビがより危険な存在になるという、ドラマチックな緊張感も圧巻だ。

 本作はPS3/PS4/Xbox 360/Xbox One/PC用ソフトとして、海外で2014年に発売予定。また、日本での発売も決定している。

(参考サイト:『ダイイングライト』公式サイト

■植松伸夫氏など豪華スタッフが参加するJRPG『プロジェクト・フェニックス』が、クラウドファンディングで制作資金を募集中!

 クラウドファンディングで新作ゲームの制作資金を募集することは、海外ではあまり珍しいことではなくなってきたが、このほど日本に拠点を置くゲーム制作プロジェクトでは初となる例が登場した。現在クラウドファンディングサイト“Kickstarter”で、豪華スタッフが開発に参加するインディーズJRPG『プロジェクト・フェニックス』の出資募集が行われている。

 説明文によると、このプロジェクトには『FF』シリーズの音楽で知られる植松伸夫氏をはじめ、作家の榎木洋子氏、ボーカリストのドナ・バーク氏など、東西の豪華スタッフが集結して開発に携わっているという。ゲームシステム的にはリアルタイム・ストラテジー(RTS)のチームプレイをベースにしながらも、随所にJRPGのスタイルを織り込んだものになるという。

 8月12日に出資募集が開始されると、わずか9時間で目標額の10万ドル(約1000万円)を突破し、8月19日の時点で53万ドル超の資金を獲得している。本作は2015年の中旬に完成予定で、PC/Mac/Linuxに加えてiOS/Androidでも発売予定の他、PS4/PS Vitaでの発売も検討されているという。これからどこまで追加目標を達成できるかなど、今後の動向に大いに注目したい。

(参考サイト:Kickstarter『プロジェクト・フェニックス』

(参考サイト:『プロジェクト・フェニックス』日本語解説ページ

■都市機能のすべてをスマホでコントロールする方法とは!? 『ウォッチドッグス』のゲームプレイを紹介するビデオシリーズの第1弾が公開!

 近未来のシカゴを舞台に、都市機能をハッキングする能力を持つ主人公エイデン・ピアースがたった1人で悪と戦うオープンワールドACT『ウォッチドッグス』。本作の具体的なゲームプレイを紹介するビデオシリーズの第1弾が公開された。

 今回公開された映像では、『ウォッチドッグス』の核心とも言える“ハッキング”に焦点が当てられている。主人公のエイデン・ピアースは、シカゴの都市機能をコントロールするCT OSをハッキングすることで、道路信号から電車に至るまでさまざまな電子機器をコントロールできる他、街で出会う人々の個人情報を盗み出したり、警察のネットワークにアクセスして現在進行中の犯罪に干渉したりすることが可能だ。

 エイデン・ピアースはこれらの機能を巧みに利用して、犯罪と対決することができる他、自警行為を取り締まる警察から逃走することもできる。なお、このビデオシリーズの第2回では、舞台となるシカゴの街にスポットが当てられるという。『ウォッチドッグス』はPS3/Wii U/Xbox 360/PC版が海外で11月19日に発売される他、PS4/Xbox Oneでも発売予定。また日本でも発売が決定している。

(参考サイト:UBIBLOG

■RPGの元祖的タイトルがiOSで復活! 『ウルティマIV』の21年後を描く『ウルティマフォーエバー』が基本無料で配信開始!

 『ウィザードリィ』と並ぶコンピュータRPGの元祖シリーズ『ウルティマ』。日本のゲームファンにも非常によく知られたこの名作が、モバイル用RPGとして復活をとげた。それがiOS用ソフト『ウルティマフォーエバー Quest for the Avatar』だ。

 配信が開始された『ウルティマフォーエバー』は、『ウルティマIV』から21年が経過したブリタニアの地が舞台となっている。ブリタニアには現在、正体不明の疫病“黒涙病”が蔓延しており、ロードブリティッシュの娘である現女王のレディーブリティッシュはこの危機を打開するために、地球人であるプレイヤーたちをブリタニアへ召喚したというのだ。

 基本プレイ無料の本作は、『ウルティマIV』というよりは『ウルティマ・オンライン』を思わせる、上方見下ろし2D画面のアクションRPGとなっている。広大なフィールドに加えてダンジョンの探索なども用意されており、モバイルながらかなりのボリュームがありそうだ。日本のiTunes App Storeから、日本語化されたバージョンが入手可能なので、ぜひチャレンジしてほしい。

(参考サイト:『ウルティマフォーエバー』公式サイト

(参考サイト:iTunes App Store『ウルティマフォーエバー』

■ジョン・カーマック氏がオクルスVR社の重役に就任! 3Dヘッドマウントディスプレイ“オクルス・リフト”の開発に、全面的に取り組むことに!

 ジョン・カーマック氏と言えば、『DOOM』『QUAKE』などで現在のFPSのスタイルを築き上げた、ゲーム業界を代表する天才プログラマーだ。このジョン・カーマック氏がこのほど、オクルスVR社の“チーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)”に就任。同社が現在開発中の3Dヘッドマウントディスプレイ“オクルス・リフト”の開発に、カーマック氏が全面的に取り組むことになったという。

 この“オクルス・リフト”とは、3D空間を体感できるゴーグル状のバーチャルリアリティ・マシンで、開発資金をクラウドファンディング“Kickstarter”で募集したことでも話題となった。特に海外のゲーム業界からは大いに期待を集めており、まだ開発段階のこのマシンに自作のゲームを対応させるゲーム開発者も少なくない。ジョン・カーマック氏もその1人だったが、それが講じてついに、直接このマシンの開発を手がけるようになった形だ。

「このマシンにはFPSやオンライン対戦と同様の可能性がある」とカーマック氏は期待を述べる一方で、「我々はまだ開拓者に過ぎない」とも語っている。カーマック氏のこの挑戦がどんな結果を生むのか、大いに注目したい。なおidソフトウェアの公式Twitterアカウントによると、カーマック氏は引き続きidソフトウェアにも席を置いており、今後もゲーム開発を続けるそうだ。

(参考サイト:オクルスVR公式ブログ

(参考サイト:Twiter idソフトウェア公式アカウント

■4人協力プレイの銀行強盗ACTから入国管理官SLGまで、この2週間にSteamで配信された注目作をピックアップ!

 ここでは、この2週間の間にSteamで配信されたゲームの中から、注目作をピックアップしてみたい。まずは、これまでにもこのコーナーで何度か紹介してきた『ペイデイ2』だ。最大4人で協力して、銀行や貴金属店を襲撃する強盗なりきりACTとでもいうべき、ユニークな内容となっている。

 続いて『ヨーロッパ・ユニバーサリスIV』は、中世から近代へと移り変わるヨーロッパ400年の歩みをリアルに再現した、歴史SLGのシリーズ第4弾だ。国家間の勢力争いはもとより、宗教や交易など、実際の史実さながらに複雑な要素が絡み合う、重厚なプレイが堪能できる。

 ここからは、斬新な内容のインディーズゲームを2本、ご紹介しよう。まず『ゴーン・ホーム』は、住人がいなくなった家の中を探索するという、ミステリー・アドベンチャーだ。とはいえ推理ゲームというよりは、残された手紙やカセットテープから、そこにいたはずの家族が抱えていた問題が浮かび上がってくるという、インタラクティブな人間ドラマとなっている。

 最後の『ペーパーズ、プリーズ』では、プレイヤーは冷戦時代の入国管理官として、出国する人々のパスポートをチェックすることになる。書類をじっくりチェックしているとだんだん行列が伸びてくるだけでなく、決死のテロ行為に走るものまで……! これぞインディーズといった感じのレトロなドット絵と、ユニークな題材がじつに印象的な作品だ。

(参考サイト:Steam『ペイデイ2』

(参考サイト:Steam『ヨーロッパ・ユニバーサリスIV』

(参考サイト:Steam『ゴーン・ホーム』

(参考サイト:Steam『ペーパーズ、プリーズ』

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