2013年9月11日(水)
――次はdゲームで配信中の『唯一性ミリオンアーサー』について伺いたいのですが、これはどんなゲームなのでしょうか?
岩野:ハーレムRPGです!
――ハーレムですか!?
岩野:アーサーのそばにいる4人の女騎士たちが、アーサーを好き好き言ってくるんですよ(笑)。
――外敵のいる地域に攻め込むゲームと聞いていたのですが……。
岩野:そもそものゲームのポイントというのは、ハーレムを楽しむということなんですけど、お話としてはブリテンが外敵から攻められているところに対して、外敵に奇襲を仕掛けてやろうという物語になっています。100万人いるアーサーのうち、何人かのアーサーが海を越えて大遠征をしたんですね。ただ、海上でドラゴンにやられてしまって、大陸に流れ着いたのが、『唯一性ミリオンアーサー』のアーサーと4人の騎士という設定になっています。それで、彼らだけでも大陸で反攻作戦を繰り広げていこう、というのが本作の目的になっています。彼らだけが戦うということが、『唯一性』というタイトルのキーになっているところですね。
システム的には、ジョブとアビリティに焦点を当てているゲームになっています。ジョブはお供の4人の騎士だけが変更でき、アーサー自身はオーブと呼ばれるアイテムを付け替えることが可能になっています。このオーブが『拡散性ミリオンアーサー』でいうところの騎士カードなんです。これを付け替えることでアーサーのパラメータを上げたり、スキルが使えるようになっていったりします。騎士のジョブは、ジョブのレベルを上げていくことでジョブマスターになり、その状態になると騎士たちが着替えてくれるんですね。
また、それに合わせて彼女たちの“デレポイント”がアップしていきます。そしてデレポイントが上がっていくごとに、彼女たちのセリフが変わって、デレてくれるんです。それとジョブに関しては、育てていくことでゲーム中に有利になる要素も、今後のアップデートで追加していく予定です。ですから、ジョブとオーブを育てることで、アーサーが強くなっていくという仕組みになっています。
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| ▲4人の女騎士とともに旅するハーレムRPG『唯一性ミリオンアーサー』。 | ||
――『唯一性ミリオンアーサー』はブラウザゲームとなっていますが、今後『ミリオンアーサー』シリーズをどう展開していきたいと考えているのでしょうか?
岩野:『ミリオンアーサー』というIPをもっと広げていきたいですね。ただ、『拡散性ミリオンアーサー』というのはスマホのネイティブアプリなので、フィーチャーフォンしかお持ちでない方にはプレイできないゲームなんですね。ですから『唯一性ミリオンアーサー』はブラウザベースのゲームになっています。これを発表した時は、既存のユーザーからどうしてブラウザベースなんだという声もあったのですが、その回答は、『ミリオンアーサー』をもっと広げていきたいという意図があるからなんです。
――『ミリオンアーサー』はコミック連載があったり、先日は抱きまくらが発売されたりと、ゲーム以外の方向にも目を向けているという印象がありますが。
岩野:そうですね。とにかく広げて行きたいんです。本作の中心となるユーザーというのは、アニメやライトノベルが好きなユーザーですので、そこが軸になるような展開を行っているところです。ですから抱きまくらだけでなく、いつかはフィギュアも作ってみたいですね。
他にも、オフラインイベントというのも開催してみたいです。ユーザーからの声というのは、ネットを通じて聞くことはできるのですが、生の声というのはなかなか聞くことはできないんですよね。そこでオフラインイベントを開くことで、ユーザーと開発側との距離を縮めることができないかとは考えています。
それと、ユーザー側も本作の情報を知ろうと思ったら、雑誌やWebなどはありますが、一番はゲームをプレイすることなんですね。ですからそこは、ツイッターを使って何かできないかなど、相互のコミュニケーションをもっとできないかと、やり方を模索しているところです。
――それでは最後に、本作をプレイしているユーザーに向けてメッセージをお願いします。
岩野:年末から来年にかけて『拡散性ミリオンアーサー』というものをさらに広げていく情報を出せると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!
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