2013年8月28日(水)
ドイツ・ケルンで開催され、34万人の来場者を集めた欧州最大のゲームイベント“gamescom 2013”。ユービーアイソフトのブースでは、11月28日に発売されるPS3/Wii U/Xbox 360用ソフト『アサシン クリード 4 ブラック フラッグ』(PS4/PC版も開発中)が注目作の1つとして人気を集めていた。今回の取材では、実際にゲームプレイを体験してきたので、その感触をお伝えしよう。
▲『アサシン クリード 4 ブラック フラッグ』のブース前で偶然遭遇した、コスプレイヤーのジェシカ・ニグリさん。 |
18世紀のカリブ海を舞台に、“それぞれの自由”をテーマにした物語をつづる『アサシン クリード 4 ブラック フラッグ』。プレイヤーは新たなアサシン“エドワード・ケイン”となって、大海原を暴れまわることになる。今作の注目ポイントの1つが、帆船同士の激しい海戦。試遊では、まずこの海戦を体験することができた。
風を背に進む帆船は、そのスピードを3段階でコントロールできる。最高速を出せば気持ちよくクルーズできるが、この状態では敵船に対して攻撃することができないため、戦いに臨む際にはまず速度を落とす必要がある。グラフィック面では波の表現が秀逸で、まさに“波間に揺られている”という感覚が味わえた。
動力は風だよりで、しかも重量のある帆船だけあって、その動きをコントロールするにはコツがいる。早めの操作で、少しずつ調整していくのがいいようだ。敵と遭遇した場合には、両舷に設置された大砲で攻撃を仕掛けることになる。左スティックで進行方向を調節しながら、右スティックで照準を合わせて大砲を発射。多数の砲弾が続けて飛んでいく様子は、なかなかの迫力だ。また砲弾を命中させるのは容易ではないが、見事当たった時には木製の船体がグシャグシャっとつぶれていく様子が楽しめる。
船同士を接近させれば、敵船に乗り込んで白兵戦を行うことも可能。一定の数の敵を倒すと目標達成となり、敵の積荷を奪うことができる。また敵の乗組員が自分の仲間に加わることも。自分の船を強化して連戦連勝という状態になれば、どんどん手持の資材を増やしていけそうなところだが、こちらが強くなれば、さらに手強い敵船も現れるようになるという。
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