2013年9月5日(木)
馬は、2~3歳まで“若駒モード”でプレイし、その後は“古馬モード”で、3回負けるか寿命を迎えるまでレースに参加できます。そして引退後は、交配して仔馬を産ませることができるのです。馬は“若駒モード”でしか育たないので、ここでどれだけ強い馬にできるかがカギとなります。
▲ゲーム全体としては、いろいろなレースに出て優勝し、トロフィーを集めるのが大きな目的となります。 |
▲レースの結果によって、参加できるレースも分岐していきます。ハイレベルなレースには、参加するだけでもひと苦労! |
“若駒モード”では勝負を捨てて、アイテムを取りまくって育成に専念するということもできますが、勝率のいい馬同士を掛け合わせると強い馬ができるそうで、ここでもジレンマが生じています! どんだけ悩ましいんだ! しかも、強い仔馬が生まれても、いつかは引退が待っているので、また次に強い馬を生ませなくてはならないという……。
▲古馬モードや牧場は、ゲームの進行に応じて出現します。交配を重ねて、強い馬にしていきたいですね。 |
最初のころは、“若駒モード”をクリアしたらかなり満足感を得られていたのですが、だんだん“若駒モード”を1回回すことがそんなに重く感じなくなってきて、気付くと時計の針が進んでいます。このゲームの時間泥棒っぷりはすさまじい!
『ソリティ馬』の魅力は、ゲームシステム部分だけではありません。登場キャラがどれもいい味を出しているんです。特におもしろいのは、意外かもしれませんが主人公。主人公はとんでもなくゆるいキャラで、オーナーから何か言われても「さーせん」のひと言で解決(笑)。最初にプレイした時はこのゆるさに驚きましたが、レースに負けると結構へこむので、主人公がこれくらい軽いノリでいてくれた方がいろいろと救われる感じです……。
▲主人公は、男女どちらかから選べます。ちなみに、どっちを選んでもゲーム内容は変わりません。多分セリフも一緒。 |
▲いきなりダービーに出たいから強い馬に乗りたいという主人公! |
▲初心者のくせにいきなり強い馬に乗った結果、落馬して死んでしまいます……。無茶しやがって……。(※この後生き返ります) |
他にも、主人公より成績が悪くアドバイスを求めてくるちょうすけ先輩や、ポニーテールがかわいいけどどこか腹黒な一面があるつばめちゃんなど、どのキャラも見ていて飽きません。
▲つばめちゃんのかわいさは異常。ポニテがたまりません! |
あとは、馬たちの名前にも遊び心が満載です。“タネマシンガン”や“ボルテッカー”みたいなポケモンネタや、“エリートザコ”や“ミンナノヨメ”みたいな完全に笑いを取りに来ている名前もあり、ズラリと並んだ馬の名前をチェックするだけでも楽しいです。
▲馬の名前にもツッコミどころが満載。 | ▲デフォルメされた馬のイラストも、かわいくて和みます。 |
これだけおもしろくて、内容が詰まっていて、お値段なんと500円(税込)! これまでいろいろなダウンロードゲームを遊んできましたが、この値段でこんなに遊べてしまうゲームは滅多にありませんね。
また、ダウンロード専用ゲームなのもいいですね。空いた時間にちょっと遊びたいという時に、すぐに始められるのがミソです。そして気が付くとずるずるやってしまうという(笑)。がっつり遊びたい人にも、短時間でサクッと遊びたい人にもオススメできる『ソリティ馬』、ぜひプレイしてみてください!
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