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2013年9月4日(水)

今回の“東京ゲームショウ”は80人のゲーム好き芸人たちに注目! TGS×よしもとコラボの記者会見をレポート

文:皐月誠

 本日9月4日、東京都渋谷区のヨシモト∞(むげんだい)ホールにて、“東京ゲームショウ2013×よしもとコラボレーションプロジェクト”発表記者会見が開催された。

 “東京ゲームショウ2013”は、9月19~22日(一般公開日は21・22日)にかけて千葉県・幕張メッセにて開催されるコンピュータエンタテインメントの展示会。第23回となる今回は、「GAMEは進化し続ける。」をテーマに掲げ、新たな取り組みや会場スペースの拡大などが行われる。

 その“新たな取り組み”の一環が、よしもと所属芸人による各種イベント。9月20日には動画の生配信企画“東京ゲームショウ2013 直前ナビ”、9月21・22日にはステージイベント“東京ゲームショウ2013 よしもとステージ”が実施される。

“東京ゲームショウ2013×よしもとコラボレーションプロジェクト”
▲“麒麟”の田村裕さん(左)と川島明さん(右)。

 記者会見の司会を務めたのは、“麒麟”の田村裕さんと川島明さん。川島さんは『モンスターハンター』シリーズを累計956時間プレイした人物として『モンスターハンター4』のCMに出演するほどのゲーマーだ。対して田村さんは、「PS3を持ってます」と発言し、集まった観客に微妙な笑いを呼んでいた。

 簡単な“東京ゲームショウ2013”についての説明が行われた後、同イベントに出演する竹若元博さん(バッファロー吾郎)、鈴木Q太郎さん(ハイキングウォーキング)、板倉俊之さん(インパルス)、井上裕介(NON STYLE)さんが登壇。それぞれが好きなゲームや、ゲームにまつわる体験談を披露した。

“東京ゲームショウ2013×よしもとコラボレーションプロジェクト”
▲左側4人、左から竹若元博さん、鈴木Q太郎さん、板倉俊之さん、井上裕介さん。

 竹若さんは、『ゼルダの伝説』シリーズが好きで、衣類も緑色の物が多いとのこと。最近は『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』と『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』にハマっていて、子どもを寝かしつけた後、深夜にプレイしているという。

 好きなゲームについて『ソリティア』を挙げ、冒頭の田村さん以上に微妙な笑いを引き起こしたのが鈴木さん。「夜中に子どもが目を覚ました時、ゲームを中断して寝かしつける内に、一緒に寝てしまう」という竹若さんのほのぼのとしたエピソードを受けて、「ソリティアやってる俺を見たら子どものようです!」と語るなど、終始ボケ倒していた。

 『絆体感TV 機動戦士ガンダム 第07板倉小隊』というゲームの冠番組も持っている板倉さんは、『鬼武者』シリーズや『バイオハザード』シリーズなど、カプコンのアクションゲームが好きな様子。その他にも『コール オブ デューティ』のシリーズタイトルでは、スナイパーライフルのスコープ画面に集中しすぎて、コンタクトレンズが目から落ちたこともあったという。

 井上さんは好きなゲームを“女性との恋”と語り、他の出演者を呆れさせる。ただし『実況パワフルプロ野球』シリーズや『レイトン教授』シリーズなど、ライトゲーマー向けのタイトルはよく遊んでいるそうだ。

 登壇者らによるトークの後は、よしもと芸人が出演するイベントの概要が紹介された。

■東京ゲームショウ2013 直前ナビ
 東京ゲームショウ2013を紹介する生配信番組。ニコニコ生放送とYNN(よしもとが運営する動画配信サイト)にて配信される。
【配信日時】2013年9月20日12:00~15:00
【出演者】MC芸人&レポーター芸人2・3人が出演(未定)

■東京ゲームショウ2013 よしもとステージ
 会場内に特設される“よしもとステージ”では、さまざまな企画を実施し、それぞれに多彩な芸人が登場する。
【配信日時】2013年9月21・22日12:00~17:00
【場所】展示ホール9
【出演】麒麟、次長課長、野性爆弾、トレンディエンジェル、稲垣早希、他多数。(敬称略)
【企画】
・ゲームトーク企画
 芸人たちがゲームにまつわるお題でトーク。お題の例は、“懐かしのゲーム談義”、“初めて買ったゲーム”、“一番やりこんだゲーム”など。
・バラエティ企画
 レトロゲームから最新ゲームまでのクイズ問題が出題される“知っててあたりまえ!ゲーム・クイズ”や、ゲームにまつわるお題で行う“ゲーム大喜利”などを行うコーナー。
・東京ゲームショウ2013 出展ゲーム紹介
 芸人たちが、“東京ゲームショウ2013”に出展されているゲームを実際にプレイして紹介。来場者参加型企画として、観客へ参加者を募ることも予定されている。
・東京ゲームショウ2013 フィナーレ(22日限定企画)
 “東京ゲームショウ2013”を振り返るトーク企画。日本ゲーム大賞の各部門賞やeスポーツ競技会の優勝者などを発表しつつ、“東京ゲームショウ”をしめくくる。

 発表会の最後に、よしもとステージに登壇する一部芸人たちのネタが“体験版”として披露された。登場したのは、川島拓真さん、エリック・ニコラスさん、菊地喬之さんによるトリオ“0.03秒”、ピン芸人のペレ草田さん、そして一木陵平さん(ハンマミーヤ)、玉城泰拙さん(セブンbyセブン)、伊藤広大さん(こりゃめでてーな)による特別トリオ“カプコン vs. SNK”だ。

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▲“0.03秒”のマリオとルイージ。兄弟喧嘩の中で投げ捨てられたスーパーキノコをクリボーが食べてしまい……。▲“もしもゲームの効果音が布袋寅泰の声だったら”として、いろいろなゲームを布袋風に歌った草田さん。文章ではお伝えしにくい。▲コントの後、コスプレを「学園祭感」と評された“カプコン vs. SNK”。写真はギースのレイジングストームとベガのサイコクラッシャーをロバートが食らっているところ。

 “東京ゲームショウ2013 よしもとステージ”には、のべ80人のよしもと芸人が登場するとのこと。彼らがどのようなステージを見せてくれるのか、興味を持った人は会場や生放送を覗いてみよう。

“東京ゲームショウ2013×よしもとコラボレーションプロジェクト”

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