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2013年9月9日(月)

新たに“時代”の概念をプラスした3DS『A列車で行こう3D』が12月12日に発売――要望の高かった路面電車も初登場!

文:ゴロー

 アートディンクは、3DS用ソフト『A列車で行こう3D』を12月12日に発売する。価格は6,090円(税込)。

『A列車で行こう3D』
『A列車で行こう3D』

 『A列車で行こう』は都市開発、鉄道運営、会社経営の3要素を併せ持つ都市開発鉄道シミュレーションゲーム。プレイヤーは鉄道会社の社長となり、収益をもとに自分が思い描く街へと発展させていく。その最新シリーズとなる今作では新たに時代の概念が加わり、新型車両の登場や主要資源の変化、物価の急騰など史実に沿った出来事を体感できる。

『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』
『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』
▲基盤となるシステムは、2001年発売のDS用ソフト『A列車で行こうDS』を踏襲。タッチペンを使ったお手軽操作や立体視対応の3Dカメラモードなど、3DS向けに所々進化している。

 この記事では、見どころとなる“時代の概念”と『A列車で行こうDS』から進化した要素について触れていく。なお、記事の最後では早期購入特典も紹介している。

■時代の流れにあわせた街づくりを――

 時代の変化がもたらす代表的な3つの要素を紹介する。

【その1】街並みの変化

 すべての建造物や車両に寿命(耐用年数)が設定されるようになった。建造物や車両の老朽化が進むと、維持費が高くなって運営が苦しくなる。利益効率を上げるためにも、時代にあった新しいものを導入していこう。

『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』
▲その都度、新しいものを取り入れていくことで街並みが大きく変化する。建造物や車両にも世代交代が必要だ。
『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』
▲集合住宅から高層マンションへ、個人商店からコンビニへ。高度経済成長期やバブル期などを再現できる建物も追加された。

 また、時代の概念が加わったことにより、シリーズで初の路面電車が登場する。かつては主流だった路面電車も、自家用乗用車が普及され始めて道路交通の邪魔ものに……。そんな時代の移り変わりをゲームを通じて体感できる。

『A列車で行こう3D』
『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』

【その2】主要資源の変化

 主要資源も時代の流れに沿って変化する。今作では資材の他に、木材や石炭、石油といった新たな資源が登場。資源の変化は、人々の生活や経済の発展に大きな影響を与える。

『A列車で行こう3D』 『A列車で行こう3D』

【その3】史実に沿った出来事が発生

 新幹線開通、バブル景気突入、消費税3%導入など、各年代で起こった出来事が史実どおりに発生する。都市開発をしていく中で、政治や経済における時事問題に適応することも大切だ。

『A列車で行こう3D』
▲物価の急騰や増税といったさまざまな出来事にどう対応するか……。鉄道会社社長としての手腕が問われる。

→3DS版になって進化したポイントとは?(2ページ目)

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※画面写真はすべて開発中のもの。

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データ

▼『A列車で行こう3D』
■メーカー:アートディンク
■対応機種:3DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2013年12月12日
■希望小売価格:6,090円(税込)

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