『ラグナロク オデッセイ エース』の魅力はどこにあるのか？ 担当ライター＆編集がその感想を座談会でアツく語る

文：ophion

　8月29日にガンホー・オンライン・エンターテイメント発売されたPS Vita用ソフト『ラグナロク オデッセイ エース』。前作『ラグナロク オデッセイ』からのファンである担当ライター＆編集者が、その感想をアツく語っていく。

　巨大なモンスターを打ち上げたりぶっ飛ばしたりする、爽快なアクションが魅力の『ラグナロク オデッセイ』。その正統続編となる『ラグナロク オデッセイ エース』をプレイしてどう感じたのか？　発売前から本作をプレイしていた担当ライター＆編集による座談会をお届けする。

TDB：今日は『ラグナロクオデッセイ エース』について、担当ライターとして、そしてファンとして語ってもらおうと思う。まずは前作『ラグナロク オデッセイ』を含めていろいろ語っていこうか。昨今はマルチプレイアクション、いわゆる“狩りゲー”がブームだけど、『ラグナロク オデッセイ』シリーズは生粋の狩りゲーとは、プレイ感覚はひと味違うよね。

Ak：普通の狩りゲーとRPGを掛け合わせた、アクションRPG的なプレイ感覚ですよね。武器の育成とか、カードのコレクションとか、やり込み要素が豊富だからそう感じるのかな。

ophion：ダメージやHPが数字で見えるというのも、すごくRPGっぽいですよね。キャラクターを強化すると、どれだけダメージが増えたのかがダイレクトにわかるので、育成にも熱が入ります。ダメージの数字が出るのって、“狩りゲー”だと実はめずらしいんですよ。

Ak：武器も素材を集めて作り出すだけではなく、クエスト中に武器そのものを直接手に入れられますからね。

ophion：キャラクターの強化を、主にカードで行うってところも大きいのではないかと。“特定の素材を集めるために、同じ敵と何度も戦う”という、狩りゲー特有の要素はほとんどないじゃないですか。

TDB：同じことを何度も繰り返す必要が少ないというのは新鮮。今出た意見については、ぶっちゃけ賛否両論あるのかもしれないけど、個人的には好きな部分かな。決して底が浅いわけじゃなくて、武器の抽出製錬とかを含めると、かなりやり込めるからね。

■傭兵ヘルパーとACEスキル、2つの新システムでより遊びやすく！

TDB：プレイして最初に思ったけど、傭兵ヘルパーがいると戦闘がずいぶん楽だよね。

Ak：かなり積極的に攻撃してくれますし、普通の敵との戦闘ではまず力尽きないしと、頼れる仲間ですよね。まぁ、ロキとかを相手にするとさすがに力尽きてますけども（笑）。

ophion：やっぱりボスの攻撃は、回避のタイミングがシビアだったりで厳しいのかな？

Ak：それもそうですが、基本的に傭兵ヘルパーは猪突猛進なので、攻撃してものけぞらないボスは苦手なのかな、と。力尽きるごとに復活までが長くなるので、気が付くとずいぶん長い間1人で戦っている、なんてことも……（笑）。

TDB：とは言え、弱い敵ばかりのエリアだと、勝手に遠くに行って敵を全滅させて帰ってくることもあるし。すごく心強いよね。

ophion：傭兵ヘルパーが素材も回収してくれるから、完全に分担作業ができるのもいいね。

TDB：2人はぶっちゃけ、普段どの職業の傭兵ヘルパーを連れて行ってるの？

Ak：僕はクレリックですね。でも、正直クレリックらしいことはあまりしてくれませんけど（泣）。

ophion：そうかな？　敵を全滅させたあと、エリアを移動しないで待ってると“ブレッシング”とか使ってくれるよ。他の職業も、敵がいないときに待っているとサポート系のACEスキルを使ってくれる印象です。

TDB：俺も普段はなんとなく、クレリックを連れて行っているかな。自分がソードウォーリアだから、回復とかのフォローを期待しているわけだけど。敵を倒したエリアで待っていると、ACEスキルを使ってくれるのは知らなかった。

▲傭兵ヘルパーは１人プレイ時の頼れる仲間。ACEスキルもかなり的確に使ってくれる。

ophion：ところで、みんなはどの職業を使ってるの？

Ak：前作から安定して使いやすかった“ソードウォーリア”がメインですね。

TDB：俺もソードウォーリアがメイン。初心者も悩んだらこの職業を選んでおけば間違いなしって職業だと思う。

Ak：ACEスキルもクセのない攻撃が多いですし、やっぱり安定感ありますよね。前作から万能な立ち回りができる職業でしたが、本作ではその長所がさらにパワーアップしている印象です。

TDB：うん。まぁ、敵1体に複数回ヒットする攻撃が少ないから、ボス戦ではなかなかしっくりこないって部分はあるけどねぇ。

Ak：いや、それもこの職業の特徴かと。あれだけ扱いやすくて、ボス戦でも強かったら、みんなソードウォーリア以外選ばなくなっちゃうかも（笑）。

ophion：ちなみに僕は、クレリックがお気に入りです。今まで“サンクチュアリ”だけだった回復手段の増加が大きい。特に“ヒール”は即効性が高くて扱いやすいね。全職業に触れたわけじゃないけど、クレリックも初心者にオススメかな。

TDB：なるほどねぇ。他の職業はどうなの？

Ak：ハンターも使ってみましたが、ACEスキルの各種トラップは攻撃範囲が思った以上に広くていい感じですね。敵を状態異常にもできますから、前作よりも対多数との戦いに強くなった気がします。

TDB：ソードウォーリアやクレリックの逆というか、ACEスキルで短所を補った感じってことかな。

Ak：ophionは確かメイジも使ってたよね。使い勝手はどんな感じ？

ophion：メイジは、ACEスキルで魔法を即座に発動できるようになったのが大きいかな。遠くから魔法だけ撃って戦えるようになったから、ようやくメイジらしくなった印象！　いい感じですよ。

Ak：前作では、フィニッシュルートを繰り出さないと魔法が出せなかったからね。メイジって名前から受ける印象とはちょっと違って、遠距離戦というよりは中距離戦向きの職業だった。

ophion：そうだね。空中での攻撃のほうが少ない手数で魔法が撃てたから、ジャンプ中に杖を空振りして魔法を撃つってシチュエーションも多かった。今回、ACEスキルの追加でその弱点が改善されたので、ぶっちゃけかなり強くなりましたよ。

TDB：メイジはまだ使い込んでなかったけど、話を聞いた感じだとかなり強そうだなぁ。

ophion：遠距離で戦いたいけれど、攻撃力もほしいゼイタクな人向けの職業ですよ（笑）。そのぶんHPや防御力は低いけど、そこはガマンってことで。

▲ACEスキルは、職業ごとにさまざま。これを基準に使う職業を決めるのもアリ！

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