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2013年9月13日(金)

『ライトニング リターンズ FFXIII』の最新情報が到着――前作の主人公・ノエルがライトニングに刃を向けるそのワケとは?

文:ゴロー

 スクウェア・エニックスは、11月21日に発売するPS3/Xbox 360用RPG『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』の新情報を公開した。

 本作は、『ファイナルファンタジーXIII』の主人公・ライトニングをプレイアブルキャラクターとして復活させた、ライトニングシリーズの最終章となる作品。よりアクティブでフリーなスタイルを実現すべく、バトルシステムや世界観などのあらゆる要素を刷新している。ライトニングを“魅せる”というポイントにおいて、徹底的にこだわって制作中だ。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』

 今回は、ノエル、カイアス、ユールといった登場キャラクター3名のプロフィールと、物語の舞台である“ウィルダネス”や“ルクセリオ”に関する続報を、最新スクリーンショットとともにお届けしよう。

■闇の狩人・ノエルが刃を向く――かつての笑顔は忘却の彼方に

 『ファイナルファンタジーXIII-2』の主人公・ノエルと、彼のライバルであるカイアスが本作に登場する。今作では両者ともに、解放者のライトニングとは敵対関係にあるようだ。もう1人のユールは、ライトニングに“ある望み”を託そうとする謎多き女性である。

ノエル・クライス(声:岸尾だいすけ)

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』

「あんたを殺して、予言された未来を実現する。」

 セラ、モーグリとともに旅をしていた青年。世界を崩壊に招いた原因は自分にあると責め、その罪悪感から社会の裏側で治安維持に努める。いつしか彼は、周りから“闇の狩人”呼ばれるように。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲世界の崩壊によって大切な人を失い、罪悪感にさいなまれるノエル。以来、彼からは笑顔は消え、心を闇に閉ざしてしまった。▲“予言の書”の通り、ライトニングがノエルの前に姿を現す。ノエルが見た予言の映像はやはり真実……?
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲ノエルは素早くかつ、変則的な動きで攻撃を仕掛けてくる。その攻撃にはさまざまな葛藤や怒りが込められている。▲状態異常をもたらすアビリティなどを駆使して挑んでくる。動きを見極めて対処しなければ苦戦は必至だ。
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲なんの躊躇もなくライトニングに斬りかかられ、思わず膝をつくノエル。仲間だった頃の彼女の姿はそこにはない。


カイアス・バラッド(声:白熊寬嗣)

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』

「わが魂を欲するならば――。えぐり取れ、解放者」

 500年前に死の世界ヴァルハラにて、ライトニングを倒した男。死を司る神・エトロの心臓を宿している。セラとノエルとの戦いの中で自ら心の臓を突き、世界を混沌に陥れた張本人。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲ライトニングとカイアスが再び相まみえることに。ライトニングが雪辱を晴らすためだけの戦いとは思えないが、果たして?


パドラ=ヌス・ユール(声:伊瀬茉莉也)

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』

「解放者――。魂を新たな地へ導く人よ。」

 “時詠みの巫女”と呼ばれる少女。断片的に未来を見通す特別な力を持っており、ライトニングにある望みを託す。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲ライトニングの前に現れ、カイアスを救ってほしいと乞う。カイアスを苦しめている要因となる彼女の願いとは?

■光都ルクセリオが見せる裏の顔はノエルと密接に関係が!?

 ルクセリオは、至高神・ブーニベルゼを崇める“救世院”が統治する大都市。日中は賑やかで明るいというイメージだが、夜になると一転。街はモンスターであふれ、“闇の集団”が襲いくる危険地帯と化す。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲ルクセリオが見せる裏の顔を代表する“暗黒街”。犯罪者や異端者である女神の信徒が潜んでおり、夜になると活発に。▲暗黒街の最深部には“闇の狩人”のアジトも。壁には警告文らしきものが血文字で書かれているようだが……。
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲謎の連続殺人事件を追ってルクセリオに降り立つライトニング。不安を募らせる住民をよそに、女神の信徒が集って怪しげな儀式を行なっている。▲犯人がばら撒いたとおぼしきビラを発見。使用されている神聖文字が事件解決の手がかりにも?


 第4の大陸であるウィルダネスは、グラン=パルスにあった大自然の名残がある他、変わり果てた姿の大都市アカデミアや異界ヴァルハラにあった神殿が今も残り続けている。

『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』 『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
▲その昔、人類社会の大都市と言われたアカデミアの残骸。500年前に混沌が流入した地域だったため、壊滅的な被害を受けたことで風化が進んでいるようだ。▲死の世界・ヴァルハラにあった神殿。ふもとには女神エトロを崇める信徒が集落を築き、ひっそりと暮らしている。

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