この爽快感はまさに『パズドラ』！ ガンホーブースで配布中の『パズドラZ』体験版は遊びごたえバツグン【TGS2013】

文：電撃オンライン

　本日より千葉の幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2013。その中のガンホー・オンライン・エンターテイメントブースでプレイすることができる、3DSソフト『パズドラZ』体験版のレビューをお届けする。

▲12月12日発売予定の『パズドラZ』。年末の注目タイトルとなりそうだ。なお、画像は体験版のもの。

　『パズドラZ』は、同社がiOS/Androidで展開している人気パズルRPG『パズル＆ドラゴンズ』をベースに、3DS向けにリメイクしたもの。6色の“ドロップ”を消して攻撃・回復するというゲーム性やコンボ（連鎖）の爽快感はそのままに、ストーリーや育成要素が強化されている他、すれちがい通信に対応するなど、3DSならではの『パズドラ』として進化したタイトルとなっている。

　ブースには多数の試遊台が設置されているが、試遊には整理券が必要だ。整理券は開催期間中、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのブースにて先着順に配布（1人1枚のみ）。また、試遊台で本作を遊んだ人には、体験版『パズドラZ 限定チャレンジ版』がプレゼントされる。

　試遊台では、マップ上に配置されている“VRマシン”でのタイムアタックをプレイすることができた。VRマシンは、初級・中級・上級・大会の4つの難易度に分かれており、自分のパーティとダンジョンに登場するモンスターがそれぞれ異なる。5分という制限時間とダンジョンの長さは同じで、クリアするかタイムアップで終了。クリアまでにかかった時間とコンボ数で、スコアとランクが決定するという仕組みだ。

▲試遊台、体験版で移動できる“ドラゴンコロシアム”内。こういった移動画面も『パズドラZ』ならではの要素だ。

　プレイしてみての注目ポイントだが、まずは進化したグラフィック。おなじみのモンスターも多いのだが、『パズドラZ』では待機中や攻撃時のモーションが導入されている。各モンスターの細かな動きや派手な攻撃エフェクトを見ているだけでも、iOS/Android版をプレイしていた人はニヤリとしてしまうはず。

▲敵モンスターのモーションは、それぞれ個性的。待機中にもモンスターたちの息づかいが聞こえるような動きが用意されている。

　先にも書いたのだが、操作は3DS用にアレンジされており、スキルの発動やターゲットのロックオンといった要素は、下画面のタッチやL・Rボタンを使用。基本となるドロップの移動は、タッチペンを使うことでスムーズに行うことができた。

▲3つのドロップを並べて消すという、シンプルかつ奥深い基本システムはiOS/Android版から変わらず。誰でも気軽に遊ぶことができるはずだ。

　システム面では、新登場となる“Zドロップ”に注目。輝きを放つZドロップは、消すことで相手モンスターに大ダメージを与えられ、コンボに組み込むことで、その威力は増していく。また、5個以上のドロップをつなげて消す際にZドロップを組み込むと、その攻撃は敵全体に発揮されるので、攻略の大きなカギとなりそうだ。

　また、スキルについては、iOS/Android版同様に各モンスターごとに攻撃・回復さまざまなものが用意されており、ターン数を重ねることで使用可能になる点は変わらない。ただ、各スキルには“スキルポイント”と呼ばれる数値が設定されており、上画面右下に表示されているスキルポイントを越えて使用することはできない。スキルポイントはドロップを消すとためることができるので、コンボをつなげることがスキルの使用にもつながる。どのターンにどんなスキルを使うのか、より戦略性が増したバトルが楽しめそうだ。

▲バトルの流れを大きく変えるスキル。スキルポイントがシステムに加わったことで、使いどころをより慎重に考える、より戦略性の高いバトルとなりそう。

　今回プレイできたタイムアタックだが、上級と大会は手応え十分の難易度となっているように感じた。何も考えずにドロップを消していくだけではクリアは難しく、コンボや相手モンスターの弱点属性はもちろんのこと、“4属性以上で同時攻撃すると攻撃力が2倍”や“6コンボ以上で全味方モンスターの攻撃力が2.5倍”といった“リーダースキル”を考慮して、より大きなダメージを少ない時間・ターンで与えることが重要。難易度ごとにチームとレベルは固定となっているので、ダンジョンに挑戦する前にじっくりとスキルの効果を確認してみるのもいいだろう。

　体験版では、『パズドラZ』の大きな魅力であるストーリーや育成要素については残念ながら触れることができなかったが、この4つの難易度のタイムアタックのみでも、何度もプレイしたくなる完成度となっていた。iOS/Android版『パズドラ』を大成功へと導いた、その基本システムのおもしろさ気持ちよさはそのままに、新たな魅力も加わった『パズドラZ』。すでにプレイしている人はもちろんのこと、『パズドラ』を遊んだことがない人は『パズドラZ』から初めてみるのもオススメだ。

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2013年9月19日～20日 各日10：00～17：00
　一般公開日……2013年9月21日～22日 各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料

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データ

関連サイト

• 『パズドラZ』公式サイト
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